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  [1211] Re(3):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>>こうも言い切れる人も珍しい。
>>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

> 彼の世代の政治家としての実績です。

十羽一絡げのお話みたいですね。

> 個別には良いものも含まれるが、全体としては問題がある。

それは逆なのではないかと指摘させていただきます。

>>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。

>>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

> 本人の釈明などがありません。
> よって、事実だけをみるべきです。残念ですが.........

残念ですが、
はじめに「菅」憎しがあるように見えてなりません。
この件で菅氏の釈明があったのか・なかったのか私は知りません。
ご指摘の件はいちいちごもっともかと思います。
が、少し、事大主義的な傾向があるように思えてなりません。
そこまで疑念があるのならば、一度ご本人にお尋ねになってみてはいかがですか。
簡単なことかと思いますが。
伝聞調で書かれるよりはよろしいかと思います。

>>> これで政治家への信頼は失墜しております。

>>菅氏一人が「政治家への信頼を失墜させている」ということなのでしょうか。
>>だとすれば、相当なお言葉なのではないかと思います。
>>大丈夫でしょうか?

> 党の幹部クラスがこのようなものでは、国民国家を危険に晒してしまう。
> 彼は個人ではなく幹部であり、民主党の重要な顔です。
> 民主党の重要な顔であれば、当然政治家全体の力量等を象徴する結果となります。
> よって、全体に影響を与えると考えるべきです。

三段論法的にご説明される内容は理解できます。
否定もしません。
が、程度の問題をご指摘いたします。
まさに「鬼の首を取ったり」の匂いで咽返っているように感じるのは私だけでしょうか。
さらに、これ以上に「政治家への信頼を失墜させている」輩は、そこいらに五万と居られますが、これなどはどう表現されるものなのか、私は心配しております。

>>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

>>時代の逆回しですか。
>>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。

> 1.普通選挙権の制限は難しい。
> 2.国政を担うためには、一定の教養的素質などが必要。
> 3.試験による免許制にすれば、その素質などがある者たちを多くすることができる。
> 4.二世三世政治家でも、これにより、ある程度の信頼性を担保しうる。
>という事の故必要です。

被選挙権に試験制を導入すべし、とのこと。
誰がこの試験を司るのでしょうか。
もとより、どこかの木っ端役人に背負い込ませるのが、どうやら落ちのようですね。
私は現状のもので十分だと考えております。
日本国籍を有する被選挙人有資格者であれば誰でも立候補して良いではありませんか。
選挙自体が「選抜試験」的な存在なのですから。
 
  
  
  
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  [1210] Re(2):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>こうも言い切れる人も珍しい。
>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

 彼の世代の政治家としての実績です。
 個別には良いものも含まれるが、全体としては問題がある。

>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
>
>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

 本人の釈明などがありません。
 よって、事実だけをみるべきです。残念ですが.........

>> これで政治家への信頼は失墜しております。
>
>菅氏一人が「政治家への信頼を失墜させている」ということなのでしょうか。
>だとすれば、相当なお言葉なのではないかと思います。
>大丈夫でしょうか?

 党の幹部クラスがこのようなものでは、国民国家を危険に晒してしまう。
 彼は個人ではなく幹部であり、民主党の重要な顔です。
 民主党の重要な顔であれば、当然政治家全体の力量等を象徴する結果となります。
 よって、全体に影響を与えると考えるべきです。

>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。
>
>時代の逆回しですか。
>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。

 1.普通選挙権の制限は難しい。
 2.国政を担うためには、一定の教養的素質などが必要。
 3.試験による免許制にすれば、その素質などがある者たちを多くすることができる。
 4.二世三世政治家でも、これにより、ある程度の信頼性を担保しうる。
という事の故必要です。
 
  
  
  
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  [1209] Re(4):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>山口さんから反論をいただけるとは光栄であります。
>
>物事を批判するときにはそれなりのやり方・言い方というものがあることでしょう。


当該世代の方々におかれましてはお気を悪くされたことと思います。その点をお詫びします。


>特定の相手方ならいざ知らず、その対象が相当の数に及ぶ場合に、それを一列に押しなべて「ああだ、こうだ。」と言い切ることはそれ相応の確証というものがなければできないことであります。それが可能になるのは、それだけの客観的事実などを積み上げて、はじめてできることであります。そういうものが感じられない発言などは、単なる悪意に基づくものとしか言えませんが..... 。言うだけ、ご自身の評価を下げるという次元のものではないでしょうか。


それゆえに断言を避ける意味でトータルで功罪3:7くらいではないか、と冒頭で申し上げたのです。ユニバースが限られるのは事実ですが、ここ10年以上、仕事などを通じて利害関係を伴った各サークル内で観察・見聞したありのままを、ごくごくストレートに要約したに過ぎません。それでもサンプルが足らないとか、恣意的・意図的でしかも悪意に満ちているとかお感じになられたのであれば、ぼくの表現力が足らなかったのでしょう。


>言っていることの意味がおわかりになりますか?
>山口さんにしても、すでに相当の先入観が入れ混じっておりませんか。


ぼくにも学習効果というものがありますから・・・。正直にいえば、先入観という次元を越えて知識の域に達しています。その体系で理解できることは理解し、そうでないものは別途考える。個人的にはそれでいいと思っています。“判断”はしますが“差別”はしていないつもり。なおぼく個人は“判断”する際に私情・理念・先入観などを排除するトレーニングを十分に受けています。


>>有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
>>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji
>
>日本の民主党のたかが一議員(有力議員ではありますが)に某国の諜報機関並みの調査能力を期待するということでしょうが、現実レベルで可能なことでしょうか。


直感的には、政党には一部上場企業レベル(だいぶ幅がありますが)、議員には大手企業の役員/部長レベルの調査分析能力は期待します。かりに野党といえども。そうでないとすれば、そこらへんのオッサン・オバサンと大差ないのではないでしょうか。事実そのくらいのインフラがないと社会的地位にふさわしい仕事はできないと思う。

たかが一議員とて身分は国権の最高機関の構成員で、実際の使途はともかく、相応の血税が投じられています。バジェットが不足ゆえに国会議員としてふさわしい活動ができない、あるいは外国政府・外国機関に買収されてしまう等々の事態があるとすれば本末転倒(安物買いの銭失い)。そのときは日本の有権者の血税で十分に賄えるところまで定数を削減することを先ず考えるべきだと思いますが。

国会議員のビヘイビアが、始めに結論ありきでイージーな記事を量産するジャーナリストと大差ないようなものだとすれば、ぼくは問題視します。
 
  
  
  
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  [1208] Re(4):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>>もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。
>
>野党に情報力が決定的に欠落していることは事実だと思います。


これは野党・左派関係者ではなく、社会人になってから面識を得たベビーブーマー世代の方々に対するぼく個人のビューです。


>情報の大切さを説く山口さんが、北朝鮮から本当にミサイルが飛んできて甚大な被害が出ると考えているのであれば、その言説が説得力を持たない、ということを端的に表しているのではないですか?。
>
>これらの国々の思惑と北朝鮮の思惑が一致している以上、朝鮮半島で軍事的衝突が起こり日本に北朝鮮からミサイルが飛んでくるなどという確率は非常に小さいものであるといえるでしょう。


ニライカナイさんも北朝鮮からの攻撃を受ける可能性の存在は認識しておられるわけでね。あらゆる情報を収集・分析し、あらゆる可能性を想定してオプションを用意しておくことは当然だと思いませんか?先のことはだれにもわからないから。一企業レベルですらそういうポリシーで対応しています。いわんや国家をや。それでも事後的に予想できなかった事態がホンモノの有事。最も楽観的なシナリオの上にあぐらをかいて安閑とするのは、ぼくのスタイルではありませんし、然るべき立場の人にとって欲しいものとも思いません。


>>結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。
>
>民主主義の否定ですか?。


正確には戦後ニッポン的民主主義”の否定です。元記事では結果平等、事勿れ主義(ひたすら現状維持志向)、その結果生じた一票格差(逆差別)などのキー・コンセプトを否定しました。


>年収に応じて投票権の格差を設ければ、政府与党は高額納税者に有利な政策を行うことにより、より多くの得票を得ようとするでしょう。
>そうなれば、政治そのものが一部の者たちだけの為のものとなり、多くの者たちは当然その割を食う、ということになるでしょうね。


そういう考え方の行き着く先が、かつてここに述べたようなトラップへの陥落、ではないでしょうか。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=522;id=seiji

よほど重大な争点でもない限り投票率は50パーセント前後、過半数は25パーセント超。この数字を多いと見るか少ないと見るかは各人の判断ですが、現状では政治はすでに一部の人たちのものになっている(完了形)、というのがぼくの認識です。

また選挙制度を問わず、日本の与党が高額納税者にアゲインストな政策を取れるはずがありません。それこそ社会主義・共産主義カクメイでも起きない限りは。80年代以降のいわゆる民主主義国のトレンドは、数年タームでのアップダウンこそありますが、貧富の差が一貫して拡大する方向です。民主主義体制はそのトレンドを支えるバックボーンの一つ。


>まぁ、現在のアメリカに御住みになっていればそのような考え方になるのでしょうが、民主主義を否定すれば、その社会は活力を失い国としての力を失ってゆくことになるのではないかと思います。


10年前、いや東西冷戦が温存されていた20年前にこのセリフを聞いたら、ぼくだって「それはメイクセンスする」と思ったかもしれないですよ。

が、現実はどうでしょうか。学生時代からあれほど民主主義を信奉してきた世代が指導者層になった90年代、日本社会は活力を生み、国力を増進させることができましたか?ぼくの見立てでは、どこぞの新興宗教みたいに民主主義を信奉(思考停止)している人は決して少なくないの筈なのです。

お説とは全く正反対の現状があるわけですが、一体なにが問題なのでしょうか?
 
  
  
  
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  [1207] Re(3):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
山口さんから反論をいただけるとは光栄であります。

>>> とくに「市民派」がひどい。
>>> 多くが左翼・北朝鮮と関連する。

>>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>>こうも言い切れる人も珍しい。
>>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

>フェアに見て、トータルで功罪3:7くらいじゃないんですか?社会人になってからの経験と見聞に基づいた客観的事実を述べているに過ぎません。オピニオンではなく、ファクト&アナリシスです。
>
>もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。

物事を批判するときにはそれなりのやり方・言い方というものがあることでしょう。
特定の相手方ならいざ知らず、その対象が相当の数に及ぶ場合に、それを一列に押しなべて「ああだ、こうだ。」と言い切ることはそれ相応の確証というものがなければできないことであります。それが可能になるのは、それだけの客観的事実などを積み上げて、はじめてできることであります。そういうものが感じられない発言などは、単なる悪意に基づくものとしか言えませんが..... 。言うだけ、ご自身の評価を下げるという次元のものではないでしょうか。

言っていることの意味がおわかりになりますか?
山口さんにしても、すでに相当の先入観が入れ混じっておりませんか。

>>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
>>
>>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

>有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji

日本の民主党のたかが一議員(有力議員ではありますが)に某国の諜報機関並みの調査能力を期待するということでしょうが、現実レベルで可能なことでしょうか。

お話の向きが小泉氏に振り替わっているようですが、それは日本政府にお話ください。
一議員と政府では根本的に同じレベルでお話できることではありません。

>情報は積み重ねです。ミサイルに当ってから「もしも私があそこで正しい情報を入手できていたら、訪朝とは全く別の行動を・・・」などと釈明されて納得できるのですか?公約違反を大したことないと言ってのける人だから、この程度のことは言いかねませんよ。

?????
ごった煮のお話になっておりますが.... 。

>>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

>>時代の逆回しですか。
>>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。

>かの「小田原評定」は、管理人さん世代が(平時に)理想とした民主主義の桃源郷かもしれない・・・と想像していますが、違いますか?。北条家はお家没落と引き換えにあの究極的な民主主義に殉じた、と見ることができる。
>
>現在も似たような環境下、全国各地で無数の小田原評定が行われているはずで・・・。尊い犠牲のもとに得たそういう史実をぼくは十分理解しているつもりなのですが、団塊世代の方々は理解されているのでしょうか?ぼくとしては「国敗れて山河あり」を地でいくだけは勘弁して欲しいと思っていますよ。本当に。

論理を尽くすという意味で、「小田原評定」にも同じ意味合いがありますが、この言葉の持つ意味はむしろ別の意味合いを指す場合が多いです。ですから私の「民主主義の桃源郷」とは別のものであります。史実に現れるこの「小田原評定」を民主主義の1モデルと捉えておられるとしたら、私も山口さんに対する理解を変えていかなければなりません。

>ところで、被選挙人資格には実質的に多すぎるほどの制約があり(だから議会は二世・三世ばかりじゃないですか)、国民主権なのだから、ぼくは選挙人のほうをリフォームすべきだと思います。納税額に応じて一票の格差をつけたらいいと思う。
>
>いまの日本についていえば、年収500万円以下で1票が与えられるなら、年収1000万に3票くらい与えるのは当然。幸か不幸か、日本には一票格差が放置されたままで、都市部で4ケタ納税している有権者の1票が、島根あたりの実質扶養者たるお百姓さんや高齢者の3分の1(?)くらいの価値しかない。友人たちが投票に行くはずがないのです。滅んだ共産主義国ですらもう少しフェアだったのではないか?とすら思える。
>
>結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。

山口さんの基本的スタンスとして承っておきます。
私には到底、承服できない論ではありますが..... 。
いろんな考え方があるものですね。
 
  
  
  
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  [1206] Re(3):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
石野さん、先日は失礼をいたしました。


>もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。

野党に情報力が決定的に欠落していることは事実だと思います。
しかし、これは自民党をはじめとする与党が情報収集能力と分析力に優れているのではなく、官僚組織と結びついているからこそ、という部分が大きいのではありませんか?。
その部分を認識せずに、または意図的に認識しないふりをして野党をたたいても説得力を持たないのではないかと思われます。


>情報は積み重ねです。ミサイルに当ってから「もしも私があそこで正しい情報を入手できていたら、訪朝とは全く別の行動を・・・」などと釈明されて納得できるのですか?公約違反を大したことないと言ってのける人だから、この程度のことは言いかねませんよ。

情報の大切さを説く山口さんが、北朝鮮から本当にミサイルが飛んできて甚大な被害が出ると考えているのであれば、その言説が説得力を持たない、ということを端的に表しているのではないですか?。

北朝鮮を巡る環境を冷静に分析すれば、北朝鮮の体制を現時点で取りあえずは温存し、ソフトランディングを目指すことは、米日韓のみならず中露も求めるところであります。
これらの国々の思惑と北朝鮮の思惑が一致している以上、朝鮮半島で軍事的衝突が起こり日本に北朝鮮からミサイルが飛んでくるなどという確率は非常に小さいものであるといえるでしょう。
北朝鮮が日本に向けて配備しているとされるノドンの数は約100基といわれていますが、そのうち実際に発射が可能なものは、最大限に見積もってもその1割10基。
それも十分に燃料が供給されていた時点での話であり、現時点ではどれほどのミサイルが発射可能かどうかは不透明なものであるといえるでしょう。

この他に、現在の米中関係を考えれば、アメリカが朝鮮の核問題を軍事的オプションにより問題の解決を考えるとは考えにくい部分があります。

パウエル国務長官が日中韓3ケ国を歴訪していますが、その前に中朝両国の外交首脳が首脳会談を行っています。北朝鮮に対して中国がこの核問題で大きな影響力を行使する立場にないことは事実ですが、それでもこの動きが北朝鮮の核開発問題の解決のための端緒を開くための第一歩となるのではないかと考えます。


>ところで、被選挙人資格には実質的に多すぎるほどの制約があり(だから議会は二世・三世ばかりじゃないですか)、国民主権なのだから、ぼくは選挙人のほうをリフォームすべきだと思います。納税額に応じて一票の格差をつけたらいいと思う。
>
>いまの日本についていえば、年収500万円以下で1票が与えられるなら、年収1000万に3票くらい与えるのは当然。幸か不幸か、日本には一票格差が放置されたままで、都市部で4ケタ納税している有権者の1票が、島根あたりの実質扶養者たるお百姓さんや高齢者の3分の1(?)くらいの価値しかない。友人たちが投票に行くはずがないのです。滅んだ共産主義国ですらもう少しフェアだったのではないか?とすら思える。
>
>結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。

民主主義の否定ですか?。

年収に応じて投票権の格差を設ければ、政府与党は高額納税者に有利な政策を行うことにより、より多くの得票を得ようとするでしょう。
そうなれば、政治そのものが一部の者たちだけの為のものとなり、多くの者たちは当然その割を食う、ということになるでしょうね。
まぁ、現在のアメリカに御住みになっていればそのような考え方になるのでしょうが、民主主義を否定すれば、その社会は活力を失い国としての力を失ってゆくことになるのではないかと思います。
 
  
  
  
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  [1205] Re(2):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>> とくに「市民派」がひどい。
>> 多くが左翼・北朝鮮と関連する。
>
>いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
>こうも言い切れる人も珍しい。
>おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。


フェアに見て、トータルで功罪3:7くらいじゃないんですか?社会人になってからの経験と見聞に基づいた客観的事実を述べているに過ぎません。オピニオンではなく、ファクト&アナリシスです。

もちろん個人的には本当にいい人たちだったと思うんですよ。ただ、いい人でかりに一定水準の能力があったとしても、情報力と分析力、ひいては決断力と当事者能力が足らず、物事を決められない。お酒を飲みに行くなら良いのですが、利害を共にしたくはありません。しかし、中隊長あたりまでなら申し分ないのでしょうが、あれで軍司令官・師団長・連隊長が務まるのかなーと。


>> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
>
>当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
>全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
>これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。


有力国会議員が、朝日新聞の一般読者レベルだとすれば、国際情勢に関する情報収集能力・分析力に難アリといえるでしょう。仕事ですから。管氏は言うに及ばず、先の小泉訪朝だってそうです。日本テレビの故・電波少年の海外ロケと本質的になにがどう違うんですか?あんなタイミングで、よりによってあんな場所に現実逃避するから・・・。パンドラの箱があいてしまった。その結果、こういう危惧を持つ人が増えるのは当然ですよ。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=1192;id=seiji

情報は積み重ねです。ミサイルに当ってから「もしも私があそこで正しい情報を入手できていたら、訪朝とは全く別の行動を・・・」などと釈明されて納得できるのですか?公約違反を大したことないと言ってのける人だから、この程度のことは言いかねませんよ。


>>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。
>
>時代の逆回しですか。
>被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
>これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。


かの「小田原評定」は、管理人さん世代が(平時に)理想とした民主主義の桃源郷かもしれない・・・と想像していますが、違いますか?。北条家はお家没落と引き換えにあの究極的な民主主義に殉じた、と見ることができる。

現在も似たような環境下、全国各地で無数の小田原評定が行われているはずで・・・。尊い犠牲のもとに得たそういう史実をぼくは十分理解しているつもりなのですが、団塊世代の方々は理解されているのでしょうか?ぼくとしては「国敗れて山河あり」を地でいくだけは勘弁して欲しいと思っていますよ。本当に。


ところで、被選挙人資格には実質的に多すぎるほどの制約があり(だから議会は二世・三世ばかりじゃないですか)、国民主権なのだから、ぼくは選挙人のほうをリフォームすべきだと思います。納税額に応じて一票の格差をつけたらいいと思う。

いまの日本についていえば、年収500万円以下で1票が与えられるなら、年収1000万に3票くらい与えるのは当然。幸か不幸か、日本には一票格差が放置されたままで、都市部で4ケタ納税している有権者の1票が、島根あたりの実質扶養者たるお百姓さんや高齢者の3分の1(?)くらいの価値しかない。友人たちが投票に行くはずがないのです。滅んだ共産主義国ですらもう少しフェアだったのではないか?とすら思える。

結果平等に対する強い志向と物事を決められない資質の産物だと見ます。でも明らかにおかしい。いまの日本なら、所得に応じて一票の格差をつけても国民の権利・義務に関わる本質バランスは決して大きく歪まないでしょう。
 
  
  
  
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  [1204] Re(1):庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
> とくに「市民派」がひどい。
> 多くが左翼・北朝鮮と関連する。

いつかの「団塊の世代が悪い」という論法と同じです。
こうも言い切れる人も珍しい。
おそらくは何かの頭で凝り固まったときに現れる症状ではないですか。

> 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。

当時、同氏が仮に正しい情報を入手できていれば、
全く別の行動をとっていたかと思いますが..... 。
これをもって、鬼の首を取ったかのように言うのもいかがなものでしょうか。

> これで政治家への信頼は失墜しております。

菅氏一人が「政治家への信頼を失墜させている」ということなのでしょうか。
だとすれば、相当なお言葉なのではないかと思います。
大丈夫でしょうか?


> 民主主義は、国民一人一人が考えることが存続させるための条件です。
> それをしないと、マスコミの二転三転する政治家への批判に振りまわされる。
> 本当に何とかしないと。
> 
>ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

時代の逆回しですか。
被選挙人資格であろうが、選挙人資格であろうが、
これらのものに何らかの足枷を加えることは、先達が尊い犠牲を払ってでもようやく勝ち取ってきたこれらの歴史的な経緯をどこかうまくご理解されてないのではないでしょうか。
 
  
  
  
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  [1203] 庶民宰相ー田中角栄のレベルかエリートですね
  
        
  
>これは高度に日本的な感覚だと思います。この文章を分析すると、「トップの資質には往々にしてムラがあるが、ブレーン・スタッフの質は高位に保たれる」=「民主主義システムよりも、国家試験制度(国I・司法試験・外交官試験など)のほうが優れた人材を選べる」=「有権者の判断は、国家試験などに劣る」、という潜在意識が投影されています。はっきりいって、現実をみる限り正しい現状認識だと思います。
>
>しかしトップは絶対にアホであってはならないのです。トップは機関で周辺スタッフの人事権を握っているから。そこを理解する民主主義の師匠たる欧米諸国では、エリート教育が確立し、エリートは社会から大事にされ、その代わり失敗したら問答無用の結果責任を負う。平素ツベコベ言われる代わりに失敗しても責任不問の日本システムのミラーイメージで捉えると理解しやすいです。

 重要なのは、国民がもっとエリートを尊敬し信頼し、エリートはそれに応えるという「まともな循環の確立」です。
 エリートでない者から首相になった人は田中角栄ですが、彼は「広辞苑、英和辞典を食べて勉強した」といわれるほどの猛烈な勉強家で、官僚からも尊敬され、官僚は一生懸命働いてくれたといわれています。
 各官庁の問題のある先例通達も変えたりしているらしい。

>エリート支配の対立勢力が民主主義なので。リーダーが庶民的なことをアピールして世間ウケする世相は末期的。ブッシュもそうだったし、日本に至っては・・・。有権者のクオリティー低下の過程で、投票が“ガス抜き(下僕に一時の優越感を与える機会)”として使われることが増えたように思う。だから、ガス抜きが必要な人民による、ガス抜きが必要な人民のための、ガス抜きのような結果にしかならない。

 とくに「市民派」がひどい。
 多くが左翼・北朝鮮と関連する。
 管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
 これで政治家への信頼は失墜しております。

 
>もちろん、議会制民主主義あるいは民主主義を守りたい・・・と願うことは実に結構なことだと思うんですよ。しかしアウトプットの象徴たるあの議員を死守したいと思う人が、果たして全体の何パーセントいるんでしょうね。投票率からして(意識的・無意識的に)要らんと思っている有権者が主要先進国に約半数いることは確実なのです。そこに戦後民主主義バンザイ的人々の自己矛盾があると思うのですが。
>
>そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。

 国民も自分自身で政策を考えるような努力がなく、「サンタクロース」の如く議会制民主主義を考えているからです。
 民主主義は、国民一人一人が考えることが存続させるための条件です。
 それをしないと、マスコミの二転三転する政治家への批判に振りまわされる。
 本当に何とかしないと。
 
ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。

 ところで、山口様。
 私が「その他」にて書いたことに、何がしかの考察を加えてもらえないものでしょうか?
 
  
  
  
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  [1202] Re(2):有権者のクオリティー
  
        
  
>>民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。
>
> うーん、そうなんですか。私は、たとえトップが粗忽な人間でも、周りのスタッフが手厚くサポートするから成立していると捉えていたんですが、甘かったかなあ。


これは高度に日本的な感覚だと思います。この文章を分析すると、「トップの資質には往々にしてムラがあるが、ブレーン・スタッフの質は高位に保たれる」=「民主主義システムよりも、国家試験制度(国I・司法試験・外交官試験など)のほうが優れた人材を選べる」=「有権者の判断は、国家試験などに劣る」、という潜在意識が投影されています。はっきりいって、現実をみる限り正しい現状認識だと思います。

しかしトップは絶対にアホであってはならないのです。トップは機関で周辺スタッフの人事権を握っているから。そこを理解する民主主義の師匠たる欧米諸国では、エリート教育が確立し、エリートは社会から大事にされ、その代わり失敗したら問答無用の結果責任を負う。平素ツベコベ言われる代わりに失敗しても責任不問の日本システムのミラーイメージで捉えると理解しやすいです。

エリート支配の対立勢力が民主主義なので。リーダーが庶民的なことをアピールして世間ウケする世相は末期的。ブッシュもそうだったし、日本に至っては・・・。有権者のクオリティー低下の過程で、投票が“ガス抜き(下僕に一時の優越感を与える機会)”として使われることが増えたように思う。だから、ガス抜きが必要な人民による、ガス抜きが必要な人民のための、ガス抜きのような結果にしかならない。

もちろん、議会制民主主義あるいは民主主義を守りたい・・・と願うことは実に結構なことだと思うんですよ。しかしアウトプットの象徴たるあの議員を死守したいと思う人が、果たして全体の何パーセントいるんでしょうね。投票率からして(意識的・無意識的に)要らんと思っている有権者が主要先進国に約半数いることは確実なのです。そこに戦後民主主義バンザイ的人々の自己矛盾があると思うのですが。

そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。
 
  
  
  
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  [1201] Re(6):笑えない北朝鮮の動向
  
        
  
>ところで、北朝鮮は発狂し始めていますよね。
>金正日自身が発狂していれば今日明日ミサイルが飛んできても
>おかしくありません・・・
>日本政府は緊急の安全保障会議など、しなくていいんですかね。
>やっぱり平和的解決を模索するという方針なんですかね・・・
>何れにしても今、政府見解を表明する必要が有ると思いますが・・・
>飛んでこないことを祈ります。というか一番の危険はやはり韓国と思うけど
>あちらはどうなんですかね。

うーん、今のところは米国とのチキンレースという気がします。

少しでも損得勘定ができるなら、米国が北朝鮮に武力侵攻するまでは、ミサイルは飛ばさないはずです。日本に先制攻撃をすれば、イラク以上の悪者になって、それこそ多国籍軍に袋叩きにされて金正日政権はおしまいになるでしょう。これまでの北朝鮮の外交をみると、少なくとも損得勘定はできているようですから、今のところは大丈夫ではないかと思います。
逆に言えば、武力衝突があれば日本も韓国もただでは済まないということです。北朝鮮が日本人の拉致を認めてから、「北朝鮮には断固たる態度で臨むべし」という論調がマスコミでは主流になっていますが、つまりそれは、戦争になって相当数の日本人が死ぬことも覚悟することなんですが・・・そこまで考えてるんだろうか?

韓国は半世紀の間そういう危険を肌で感じてきたわけで、北朝鮮に融和的な態度をとる理由はそこにあるだろうと思っています。あとは、民族意識か。親戚や親兄弟が38度線の向こう側にいるわけだから仕方ないでしょう。

金正日政権はいずれ崩壊するでしょう。親子二代の失政を挽回できる要素はどこにもない。いつ、どのように崩壊するかという問題です。日本や韓国にとって一番良いのは、クーデターや内乱で金正日総書記が死亡するか亡命するというシナリオではないでしょうか。北朝鮮の国内が一致団結して、外敵である米国・日本・韓国と戦争するのは最悪のパターンだと思います。このあたり、太平洋の向こう側にある米国とは感覚が違う。
こういう見通しを政府があからさまに表明すれば、北朝鮮との関係はこじれるでしょうし、韓国も迷惑がるでしょう。言うに言えないのでは?
 
  
  
  
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  [1200] Re(1):有権者のクオリティー
  
        
  
>民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。

 うーん、そうなんですか。私は、たとえトップが粗忽な人間でも、周りのスタッフが手厚くサポートするから成立していると捉えていたんですが、甘かったかなあ。

 『ブッシュ妄言録』のあとに、類書として『アホでマヌケなアメリカ白人』(マイケル・ムーア著 柏書房)という本を買いました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476012277X/ref=sr_aps_b_3/249-9520782-5174705
 田舎の郊外型書店で買ったんですが、この本がベストセラー7位で平積みになっていました。奥付には2002年10月15日に第1刷、2003年2月26日第15刷とあります。この著者が監督した映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』http://www.gaga.ne.jp/bowling/は東京の単館上映だったのですが、観客が入りきれないほどの大入りで、ほかの映画館での追加上映も始まりました。テレビのバラエティ番組をはじめあちこちのメディアで好意的に紹介されています。
 何というか、米国に対する見方が少しずつ変わってきているように思えます。反米・嫌米という強い感情ではなく、「ブッシュなどというヘンな大統領を支持するなんて、米国民もどこかヘンなんじゃないか。」と疑い始めているような、「疑米」とでも呼べる空気が出てきているように思えます。
 ブッシュ大統領の役者ぶりが悪いために(彼の演説は西部劇の物まねに見える)、米国民全体の正気が疑われるでは、まっとうな米国民はいたたまれないでしょう。

>アメリカでも出生率(投票率も?)は学歴・おおむね所得と逆相関する。知る範囲内でいえば現在の60代〜30代の高学歴夫婦の子供はせいぜい1人か2人。3人以上は双子と同じくらいの確率。
>
>所得/地位/学歴による加重平均やメジアンならわかりませんよ。でも一人一票に従えば単純アベレージを取らざるを得ず、それはdecade単位で目に見えて落ちてきた。日本の高齢化と同じくらい確実なトレンドですよ。
>
>公言するのは憚られますがそういう危機感・問題意識を持っている人は意外にいる。だからぼくはいわゆる戦後の民主主義ではダメなんだと言い続けてきた。

 実に厄介な問題ですね。
 かといって、所得や地位や学歴で投票を制限すれば、議会制民主主義の時計を1世紀ほど逆回しにしてしまうようなもの。貧困層の教育に力を入れるのが正攻法なんでしょうが、言うほど簡単ではないし。
 さらに、ブッシュ・ファミリーのようなエリートが「有権者のクオリティの低下」を利用して利益を得ようとする。これが、この問題のもうひとつの側面ではないかとも思えます。
 
  
  
  
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  [1199] Re(1):お詫び (送信エラーの解除のお知らせ)
  
        
  
>本日未明のsunyonさんからのお知らせ、1週間前より本掲示板(政治問題BBSのみ)で
>投稿時に送信エラーが発生しており送信不可である、とのご報告をいただき、
>先ほどより原因究明を行っておりましたが、ようやくその原因を特定でき、
>先ほど無事に復旧することができました。
>現在は通常通り送信可能の状態であります。
>
>管理人でありながら、この事態に1週間もの期間、気づかずにいたことは、
>まことに不徳とするところであります。
>関係各位様へは幾重にも深くお詫び申し上げます。
>まことに申し訳ございませんでした。
>
>--
>管理人
>石野清三

石野さん、早速の対応をありがとうございます。
一日足らずで直していただけるとは。
早速、使わせていただきます。
 
  
  
  
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  [1198] お詫び (送信エラーの解除のお知らせ)
  
        
  
本日未明のsunyonさんからのお知らせ、1週間前より本掲示板(政治問題BBSのみ)で
投稿時に送信エラーが発生しており送信不可である、とのご報告をいただき、
先ほどより原因究明を行っておりましたが、ようやくその原因を特定でき、
先ほど無事に復旧することができました。
現在は通常通り送信可能の状態であります。

管理人でありながら、この事態に1週間もの期間、気づかずにいたことは、
まことに不徳とするところであります。
関係各位様へは幾重にも深くお詫び申し上げます。
まことに申し訳ございませんでした。

--
管理人
石野清三
 
  
  
  
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  [1197] Re(1):送信テスト
  
        
  
>これは管理人による、「送信テスト」です。

再度の、送信テストです。
 
  
  
  
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  [1196] 送信テスト
  
        
  
これは管理人による、「送信テスト」です。
 
  
  
  
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  [1195] ぼくには理解しづらい世界ですが・・・
  
        
  
>私は、この頃、ブッシュ大統領のイラクに関する発言を聞いていて、昔の映画でジェームス・デイーン扮する青年の姿にみえてしょうがないんです。


ぼくにはピンと来ないのですが、60年代・70年代に若者だった方々の昔話を聞くと、服部さんご指摘のヒッピー的メンタリティーは意外に人生に影を落としているようですね。ステレオタイプ的にいえば、大人を信じられず、夢のように自由で平等な桃源郷を思い描き、大人になって夢破れ、その後はドロップアウトしたり体制側に寝返ったり・・・みたいな生きざま。当時の若者にとっての大人ってどんな人たちだったんでしょうね。

桃源郷を夢みてバブルを作ったクリントン、現実に直面して自暴自棄に走るブッシュ、のような見方もできるのでしょうか。ともに若いころはちょっとイケナイこともやった(笑)。あの世代の縮図を見る思いなのですが。

なおエスタブリッシュメントの一角に位置するにもかかわらず、理由なき反体制スピリッツをウリにし、強きを助け弱きを挫くチグハグな主体はいくらでもあると思います。マスコミや弁護士の少なからずもそうでしょう。
 
  
  
  
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  [1194] 有権者のクオリティー
  
        
  
>これだけ失言の多い人物が大統領として通じるあたり、米国の政治システムは堅固なんだな、と思わせられます。


民主主義的な意思決定のクオリティー、つまり有権者のクオリティーが落ちてきた・・・と思ってください。

アメリカでも出生率(投票率も?)は学歴・おおむね所得と逆相関する。知る範囲内でいえば現在の60代〜30代の高学歴夫婦の子供はせいぜい1人か2人。3人以上は双子と同じくらいの確率。

所得/地位/学歴による加重平均やメジアンならわかりませんよ。でも一人一票に従えば単純アベレージを取らざるを得ず、それはdecade単位で目に見えて落ちてきた。日本の高齢化と同じくらい確実なトレンドですよ。

公言するのは憚られますがそういう危機感・問題意識を持っている人は意外にいる。だからぼくはいわゆる戦後の民主主義ではダメなんだと言い続けてきた。

 
  
  
  
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  [1193] [管理者削除]
  
        
  
この書き込みは管理者によって削除されました。(03/2/7(金) 19:37)
 
  
  
  
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  [1192] Re(5):笑えない北朝鮮の動向
  
        
  
>アカシックレコードの著者さんは、「イラクや北朝鮮たたきに参加しないと、次に狙われるのは日本だから、アメリカに協力すべきである。」という御意見ですね。いじめられっ子の中学生と同じ理屈やな、と思って読んでましたが、わかりやすい言い分ではあります。
>にしても、やはり何となく、居心地の悪い世界ですね。
>
>そうそう、『ブッシュ妄言録』(ぺんぎん書房)という本を新聞の書評で読んで、買って読みました。amazon.co.jpの紹介ページを書いておきます。
>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901978020/qid%3D1044457474/250-3261576-5240238
>大笑いできることは保障します。ただし、読んだあとで、うそ寒くなります。
>
>これだけ失言の多い人物が大統領として通じるあたり、米国の政治システムは堅固なんだな、と思わせられます。

情報有り難うございます。テレビ等でもよく報道されていますよね。
ブッシュさんの妄言・・・彼自身はやっぱ猿回しの猿、出来の悪い翻訳ロボット
の類かもしれませんな。

ところで、北朝鮮は発狂し始めていますよね。
金正日自身が発狂していれば今日明日ミサイルが飛んできても
おかしくありません・・・
日本政府は緊急の安全保障会議など、しなくていいんですかね。
やっぱり平和的解決を模索するという方針なんですかね・・・
何れにしても今、政府見解を表明する必要が有ると思いますが・・・
飛んでこないことを祈ります。というか一番の危険はやはり韓国と思うけど
あちらはどうなんですかね。
 
  
  
  
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