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  [94] 情報
  
        
  
二週ほど昔、ヨーロッパ八国が米国によるイラクへの軍事攻撃を支持したとの報道がありました。どこぞのウエブで米国によるスペイン、イタリアに露骨な利益誘導がなされたとの「信頼すべき筋」からの情報が掲載されていました。思い起こせば、田中角栄スキャンダル、近くは鈴木宗男スキャンダルの際、いつもその背後で米国の思惑・策動を指摘する情報がひっそりと流れました。とすれば、最近流れたイラク戦争に反対するドイツの首相の女性スキャンダルもその背後に米国秘密機関がと勘ぐりたくなります。最近の小泉、竹中両氏の米国言いなりの言動、何やら想像してしまいます。
おびただしい情報が、それも絶え間無く私たちに押し寄せてきます。そこから真贋を見極め自分の住む国、自分が生きる世界をできるだけ正確に認識し、その上にたって自分の信ずる道を歩む、自分の信ずる行動を取ることはたやすい事ではないようです。昨今のイラク報道は、一般紙を見る限りではあたかも世界には市民レベルの反対運動は無きが如きです。創価学会・公明党とその背後の池田氏による陰湿で危険極まりない政界工作も紙面には現れません。「おびただしい真贋入り交じった情報から本物を取捨選択する」ことの難しさに加え、「報道できるのに(知る事ができるはずなのに)提供されない情報」という大問題。どこからどのように声をあげていけばよいのやら。
下記のウエブを見て、とりとめもない事を書かせて頂きました。石野様、どうぞ頑張ってください。
http://tanakanews.com/
 
  
  
  
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  [95] Re(1):情報
  
        
  
藤田様、おはようございます。
ご投稿をいただきまして、まことにありがとうございました。

昨日、あの自由党の小沢党首でさえもその代表質問でいみじくもふれていたくだりですが、国会において小泉氏の質問者に対するその答弁のほとんどは総理個人の世界観、つまり個人的な観念論または情緒的なものに終始されており、総理としての国民に向けた説明責任を著しく欠いた内容でしかなく、政治家としても大切な誠実さをどこかに置き忘れた性格のものであるとしております。その結果として国会審議そのものがこの総理の出現により形骸化され変質してしまったと述べております。

これは国会審議そのものががまともに成立していないことを意味しており、総理自らが国会をないがしろにしていることでもあります。まさに戦後民主主義が根底からその意義を問われていることでもあります。

この総理がもし本当に有能な、そして本物のファシストであったならば、この国はそこでジ・エンドです。が、不幸中の幸いで人材的にはそこまでの優秀さを見出せません。むしろどこかのタレントのごとく、口だけが達者の無能に近いのかもしれません。そしてその実態はどこぞの旦那に身を寄せるオトコ芸者のようであり、どこに芯があるのか、ようとして見えてきません。

一家の主が自らの自覚を失い、その一族が路頭にさまよい始めているというのに、彼にはこの重大な局面が見えていないのか見たくないのか、この実態を認めることを頑なに拒否しております。一体、この低たらくさを如何に問やせん。

さらに真に憂うべきはそこに群がるマスコミ記者の連綿。彼女・彼等はあの芸能記者よろしく読者の興味を惹き付ける観点でのみ物事を書き連ね、ジャーナリストとしての本分、大事な視点をやはりどこかに置き忘れているようです。戦争というものに公然と異議を唱えないジャーナリズムなどは御用業者だけで十分です。それとも国内ジャーナリズム全てが家猫よろしく飼いならされてしまったのか。げにマスコミは死滅したと言っても過言ではないでしょう

そもそも私の観察では最近のマスコミ各界の世論調査なるものの信頼性に全面的に疑義を申し立てずにはおられません。調査対象者に関するデータをつまびらかに公表している調査機関は皆無に等しいです。NHKにしろ著名新聞社各誌にしろ、調査対象者のデータに興味を示しそれを追跡したところ満足の行く内容を公表しているところはほとんど皆無であります。一体どのような基準で調査対象者を選択し、どのような時間帯に調査を実施し、どのような回答結果が得られたのか。そしてその回答者の性別・年代・職業・役職・学歴・収入・支持政党などの最低限の知りたいと思われる関連項目についてどのような結果が得られているのか。これらが公表されていないところの世論調査などにどのような価値があるものなのか。私はこれらの調査などに何の価値も認めてはいないものであります。公然と疑義を唱えます。

今、目前に迫る金融庁の特別検査に対しメガ・バンクはまさに生き残りを賭けて死に物狂いで自らの延命策に狂奔しております。その先端では経営内容が良好な中小企業に対しても理念などかなぐり捨てた貸しはがしが毎日のように横行しております。それがために経営内容が突然悪化し倒産する企業が多発しております。その経営者はもとよりそこに勤務していた社員たちがそしてその家族たちが職を失い収入を断たれ路頭にさまよっております。もちろん不良債権のランク付けの厳格化にともない大手企業の倒産件数も今までの比ではないと推測しております。これらの関連企業への影響を考えたときこれは全国規模で地方へ急速に波及していくと思われます。止まるところを知らないまさに金融不安の連鎖が昨年にも増して津波のごとく地方へ向かって拡大生産されていくわけです。

せめて主要なマスコミ関係・新聞各紙にはこれらの情報を正確に報道して欲しいと痛切に感じております。それは彼等の使命であります。口先だけの総理に敢然と反旗を翻していただきたい。
そうでなければ、この日本の国の近未来は相当に危ういものであると感じます。

--
石野清三
 
  
  
  
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  [96] Re(2):情報
  
        
  
石野さん、お久しぶりです。
しばらく投稿がなかったので、お元気か心配していました。
石野さんの仰せのとおり、世論調査、芸能記者化した政治記者、まさに正鵠を得ているともうせましょう。
森田実氏もこのことを以前より提唱しつづけています。
真実を見ようともせず、只、地元をぺこぺこ米搗きバッタをしている政治家。
一昨年、白川氏のリベラル講座で、講師の岡野先生が言っていた、政治屋ではなく、政治業者になった議員たち、また、それに群がる、地元支援者、既に、国政を論じる国会ではなく、利益誘導の場と化している国会です。
私たちは、このような政治家を見つめていなければ、国家は崖から転げ落ちるだけではないでしょうか。
最近の創価、公明のなりふりかまわぬ、右傾化はまさに、ファッショ体質をむき出しにし始めた証左と私は見ています。
困った時代になりました。
 
  
  
  
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  [97] Re(3):情報
  
        
  
服部さん、お久しぶりです。
レスをいただきありがとうございました。

最近ことに想いを強くするのですが、これほどまでに自らの国民に苦難を強いる「時の総理大臣」はついぞ見たことがありません。小泉亡国政権(1年前にも同じ表現を用いておりますが.....)に期待するすることは一刻も早い自発的退陣のみであり、他に何もありません。

テレビ画面にこの人の顔が映るとき、あの童話の世界のキリギリスにどこか似てきたなという感じであります。勤勉な国の首相にキリギリスは土台無理なお話かと思います。

かの活仏?池田氏ですが、人間的に見て金正日将軍と幾つかの共通項があるように思います。
人のふり見て我がふり直す、といいますが、両者はお互いを認知しあっているのでしょうか。
(もちろん、これは個人的な思いつき上のお話ですが.....)
もちろん、お互いに「俺の方が上だよ。」と思っていることでしょうが....

--
石野
 
  
  
  
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  [98] Re(4):情報
  
        
  
石野様

怒りに燃えたレス有り難うございます。下記は夕刊ゲンダイの俵氏の一文の抜粋です(氏は私にとっては、政教分離問題での強力な論客として頼もしい存在でありました。人間、考え方で何から何まで一致というわけにはいかないようです)

「中国やロシアには、現・前共産主義国としてアメリカの足を引っ張りたい底意とともに、対イラク輸出国としての打算がある。フランス同様、平和主義なんかではなく商業主義が慎重論の主な動機だ。
 アメリカの対イラク姿勢に油田支配の意図が見えるのも確かだが、ここで日本がアメリカに異を唱えれば、イラクの緊張が朝鮮半島に飛び火した場合、どういう影響が出るかを考えておく必要がある。
 アメリカが日本を同盟者ではない、ええカッコしいの傍観者にすぎないと思ったら、北朝鮮が暴発してノドン、テポドン、細菌兵器や毒ガス、さらには核の脅威が現実のものになったとき、本気で日本を助けてはくれまい。」 この前段で、氏は仏も独も平和を希求する理念から反対を唱えているのではないと説いておられます。
実際、昨日のアーミテージの談話は私どもには脅し以外の何物でもありません。「言う事を聞かなかったらどうなるかわかっとんだろうな?」と、日本を自国の方針に縛り付けておく意図が露でありました。

国益・国是に従って自分の国の進む方向を定められなくなってしまっているのが今の日本です。しかし、仏、独はそれができている。事情通の国際政治評論家は、とかく憲法等の国是の論議を青臭いとして軽視します。従って7名の(ある意味で)死を賭した宇宙飛行士の死への国をあげての悲しみと、理不尽な死を強いられる数万のイラク市民の悲しみとの間にある大きな不整合も、議論としては噛み合わない事になります。百歩ゆずって、その論議をさけたとしても、国益からして、まさに米国べったりであったからこそ、とんでもない刃が北から突きつけられていると私は思います。北はそこにつけこんでいるわけです。

何かできることがあるのではないか?9月11日事件の後、「戦争による報復反対をブッシュに訴える」とのチェーンメール(形態は不幸の手紙に似ておりましたが)に参加した事がありました。残念ながら戦争は防げなかったけれども。

なんとも、もどかしい思いであります。
 
  
  
  
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  [101] Re(5):情報
  
        
  
横から失礼しますが、イラク戦をマスコミ的平和主義などの理念で捉えようとすると難しいと思います。ぼくが得ている情報をベースに現状をトレースしてみます。


>「中国やロシアには、現・前共産主義国としてアメリカの足を引っ張りたい底意とともに、対イラク輸出国としての打算がある。フランス同様、平和主義なんかではなく商業主義が慎重論の主な動機だ。


戦前の日本軍部・政府が対米英戦を決意した理由を思い出してください。対日石油禁輸→インドネシア油田確保。今回も似ているように思う。http://www.wri.org/wri/anwr/sld007.htm

先進国の人がいまの生活を維持するには一人当り年間18〜25バレル必要。シュミレーションを試みると各国で手当てが必要になります。フセイン氏が固い反米スタンスを持つ限り、アメリカとの対決は避けられなかったように思う。

イラク相手の商売(商業主義)など多寡が知れています。これほど列強が関与する以上、世界ランクのモノ(世界第二位の原油埋蔵量)で争われます。以下、勢力図。


米+英・・・湾岸戦争前に締め出されたアングロサクソン系メジャーの権益確保。

仏+露・・・アングロサクソン後退で最大権益を得た最大手石油企業(仏トタール/露ルコイル)の権益保全(国連制裁で10年以上動けずモトが取れていない)

中・・・仏露に次ぐ利権有。今後のエネルギー不足を見越して中東権益に意欲的。ここもとの大軍拡・軍近代化の目的の一つは中東シーレーン確保。

独・・・財政危機+権益無し=戦争というよりも、あらゆる分担/費用負担に絶対反対。

日・・・心情的にドイツに近いはずがEUのような枠組みなくある程度の対米協調要。今回の攻撃ターゲットが隣国イランだったら対応・取組みは一変していた筈。


> アメリカの対イラク姿勢に油田支配の意図が見えるのも確かだが、ここで日本がアメリカに異を唱えれば、イラクの緊張が朝鮮半島に飛び火した場合、どういう影響が出るかを考えておく必要がある。
> アメリカが日本を同盟者ではない、ええカッコしいの傍観者にすぎないと思ったら、北朝鮮が暴発してノドン、テポドン、細菌兵器や毒ガス、さらには核の脅威が現実のものになったとき、本気で日本を助けてはくれまい。」


アメリカ政府が実力行使してでも守ろうとするのはアメリカ人(ただし白人・ユダヤのみ)の生命・財産。

在日米軍に真剣に日本を守らせる方法→被弾を避けたい場所にそういうモノを大きく入れること。


>何かできることがあるのではないか?9月11日事件の後、「戦争による報復反対をブッシュに訴える」とのチェーンメール(形態は不幸の手紙に似ておりましたが)に参加した事がありました。残念ながら戦争は防げなかったけれども。
>
>なんとも、もどかしい思いであります。


IT関連リソースの徒な浪費は参加者にささやかな自己満足をもたらすのみ。インパクトが無いことは分かりきっており、逆に電力の浪費に伴うマクロ効果は明らかにマイナスです。

「戦前のような生活をして電気/ガソリンの使用を控えよう。その結果としてエネルギー需給をひっくり返し、アメリカの戦略を転覆させよう」・・・という呼びかけの方がまだ現実的かつ効果的。

中長期的なオイルのショートを前提にいえば、(1)省エネに励みながら新エネルギー開発を進めるか、(2)ブン取り合いに勝利して生活を維持するオイルを確保するか、の2つに1つ。

(1)なら原発、(2)なら核兵器。どちらに転んでも核のリスクから逃れることは難しいように思う。
 
  
  
  
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