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みなさん、オヒサシブリです。
久々に覗いてみました。いろいろ忙しくて、みなさんのカキコミを
じっくり読むヒマがなくて。ごめんなさいです。
>まぁ、人間って見えるものが身近に感じるのですよね。
>で、見えないものは存在しないものと同じ。
>だから私はテレビが怖い。
ワタシもです。
というか、テレビという道具の扱われ方が怖いです。
映像は力です。「百聞は一見にしかず」という諺を地でいってま
すね。
あたかも「真実を写す道具」のように、みんな使ってる。
けど、はたしてそれは本当に真実を写しているのでしょうか。
街頭アンケートなんていい例ですね。「みんなこう言ってる」と
いう印象を作り出してる。送り手側が、街頭の声を借りて、言いた
いことを言っている。
テレビのパワーを知らないで私たちは接してして、いつかその道
具の使い方を誤って、ケガをしないか僕は心配です。
>で、見えているものと現実が同一かどうか理解できればいいのだけど
>そうでないんだよね。この時代を見ていると私には明日が見えない。
>というか見えないことはないが、真っ暗に見える。
>それって私が心配性なだけ?
みんなそうですよ。
どの時代も未来は真っ暗。
大正時代、ある新聞社が「100年後はどんな世の中だと思うか?」
というアンケートをしたところ、「一寸先は闇」という答えがあっ
たとか(笑)。
いつの時代だって、今より昔のほうがよく思えてくる。昔は平和
だった、今は犯罪が多い、理解できないような事件が起こる、物騒
な世の中になった、なんてね。
けど統計や新聞の縮刷版なんかを見てみるとよくわかる。たとえ
ば昭和30年代や40年代のほうがはるかに物騒な世の中だった。
変な事件も多かった。凶悪犯罪なんかとくにね。
そう、みんな、いやな想い出は忘れちゃっただけ。
いい想い出だけを残しているから、だから昔は良かった、なんて
思ってしまう。
そんなもんですよ。
未来は真っ暗、これは当たり前だと僕は思います。
もともと地上に道はないようにね。
>まぁ、夜が終わったら朝が来るのかもしれないのだが、朝になるのを
>待っているのは正しいことだろうか?夜の間は嵐が通り過ぎるのを
>ひたすら体を丸くして洞窟にこもっていなければいけないのだろうか?
>私にはそれは耐えられないな。
>でも、夜が好きな人が夜を来る努力をするのは邪魔したいな。
何が夜なのかよくわかんないですけど(^^;。
まだまだしばらくこういう時代は続くとは思う。これは僕の希望
ではなくて予想。
世の中、成熟しちゃって、これ以上成長しなくなっちゃった。と
なると、今までずっと成長してきたもんだから、これからどうなる
かがまったく予想ができなくなる。そりゃ不安ですわなぁ。
大事なのは、僕は「その時を楽しむ」ことだと思う。
たとえば、今は遊ぶのにも金がかかる時代だけど、遊ぶのにお金
をかけないと楽しくないのだろうか。お金をかけなくったって楽し
めることはたくさんあるはずなんだけど、思いつかないだけなんじ
ゃないか。
それと同じで、真っ暗なら真っ暗なりに楽しめるはず。
ピンチはチャンス。
現代はある意味、気楽に生きれる時代。フリーターでも十分生き
ていけるんだもん(つーか、正社員の供給より需要のほうが少なく
なっちゃったからなんだけど)。
だったら、地道に生きるのもいいけど、やりたいことをやっちゃ
ってもいいんじゃない?貧しくても、死にはせぇへんわけやし。そ
れが暗い時代の生き方かな、とも思う。
どーせ景気が良くなったら正社員の需要は増えるわけやし。
景気なんてブームみたいなもんでっせ。
今は「不景気」ブームで「正社員にならないと」ブーム。
そのうち「好景気」ブームと「生きたいように生きよう」ブーム
が来まっせ。
実際、世の中の流れに敏感な20台女性は、習い事ブーム。とく
に海外に語学留学に行く人が多いですもん。自分を磨いて、生きた
いように生きよう、ってね。
今までサラリーマンのおっちゃん達は、自分のために生きて来な
かった。家族のため、会社のため、生きてきた。そして何が残るの
か。会社は潰れ、子は巣立ち、妻は離れ、ひとりぼっちで抜け殻の
ような自分しか残らへんのがオチでっせ。そんなんにはなりたくな
いですよね。
生きたいように生きる、それが、いわゆる夜明けを迎える鍵なん
じゃないかな、なんて僕は思ったりなんかしたりして。
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