石野研BBS        政治問題


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  [119] Re(1):加藤紘一氏の自民党離党に寄せて
  
        
  
sunyonさんのお言葉、まさに名文だと思います。
この時代、信ずるに足るものが何なのか、まさに問われているのだと思います。
 
  
  
  
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  [121] 信ずるに足るものは何なのか
  
        
  
>この時代、信ずるに足るものが何なのか、まさに問われているのだと思います。

日本の政治家にとって信じるに足ものは何か。利他的な理念か、それとも当選とポストを保証する資金、地盤、組織か。政治家も選挙に当選しなければただの人。理念で選挙は戦えない。。。。とかで、政治家も本音は何を信じていいかわからないのではないでしょうか。
それでとにかく当選する方法を考えるのでしょう。
 
  
  
  
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  [122] Re(1):信ずるに足るものは何なのか
  
        
  
>それでとにかく当選する方法を考えるのでしょう。

政治家を続ける限り避けられない問題だと思います。
でも、それだけで本当にいいのか、という
より根源的な問題が横たわっていると思います。
 
  
  
  
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  [123] 職業としての政治
  
        
  
>政治家を続ける限り避けられない問題だと思います。
>でも、それだけで本当にいいのか、という
>より根源的な問題が横たわっていると思います。

 政治に身を投ずる者のそなうべき資格と覚悟は何か。こういう時、引き合いに出されるのはドイツの社会学者マックスウエーバーの上記の著書ですね。参考までにその触りを。。

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 政治家にとっては、情熱、責任感、判断力の3つが重要である。責任性と結び付いた燃えるような情熱が冷静な判断力としっかり結び付くことができるかが問題である。

 政治の本質は権力であり、政治がその背後に暴力が控えている権力という極めて特殊な手段を用いておこなわれているとう事実は、政治の実践者に対して特別な倫理的要求を課すはずである。たしかに行動が虚無に落ちいらないための内的支えとして、信念(理念)を持つことは重要である。しかし政治の手段が暴力であり権力が一切の政治行為の原動力である以上、「信念」だけではすまされない。

 指導者の良き動機もしばしばその仲間の、あるいは部下の余りに人間的な動機によって裏切られるというのが、政治の現実である。可測・不可測の一切の結果に対する責任を一身に引き受け、道徳的にくじけない人間、政治の論理がしょせん悪をなす論理であることを痛切に感じながら、「それにもかかわらず」といえる人間だけが、政治への「天職」をもつ。
ーーーーーーーーーー

後半部分は何か、身につまされますね。
 
  
  
  
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  [124] Re(1):職業としての政治
  
        
  
マックスウェーバーの有名な政治指導者の3条件だと思います。
政治の実体が暴力に裏打ちされた権力であると始めるウェーバーの言葉に非常に重々しいものがあります。またこれに先立ちウェーバーが語る権力の正統性(正当性)に鑑み、16世紀半ば英国において初めて合法的支配が具現化されて以来、人類における法治国家の歴史がこれ以降延々と刻まれて現代にいたっていると思います。
でも悲しいかな我が国においてその歴史は西洋に遠く及ばずいまだ100有余年の歴史の浅さしかありません。これが国民全般の政治意識の底浅さの主たる要因なのかもしれません。当然政治家の側にも政治を天職と仰ぐに必要な職業意識の欠如があっても不思議がないのかもしれません。そうであるならばこれは国難に匹敵する不幸だと思います。昔、学校の先生は学生に向かってよく言っていたものです。「諸君、漫画を読むな!かわりにマックスウェーバーを読みなさい!」と。悲しいかな、これを「政治家諸君」に置き換えると丁度良いのかもしれません。
 
  
  
  
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  [133] Re(2):職業としての政治
  
        
  
皆様お久しぶりです。
本日の、森田実氏の時代を斬るをご覧になりましたでしょうか。
あの、書き込みは、実に含蓄のあるないようだと思います。
本当の親友とは何か、このようなことから、私は、あの人物は白川氏の事を指しているのではないかと、勝手に想像しました。
 
  
  
  
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  [134] Re(3):職業としての政治
  
        
  
服部さん、お久しぶりでございます。
私は当サイト・管理人の石野清三です。
服部さんから投稿をいただきましてたいへんうれしく思います。
今後とも末永くよろしくお願い致します。

>皆様お久しぶりです。
>本日の、森田実氏の時代を斬るをご覧になりましたでしょうか。
>あの、書き込みは、実に含蓄のあるないようだと思います。
>本当の親友とは何か、このようなことから、私は、あの人物は白川氏の事を指しているのではないかと、勝手に想像しました。

遠くにいる娘の突然の体調不良によるダウンと親戚の不幸が続き先週末以来不規則な生活を強いられておりました関係上、仕事のペースと本サイトの保守業務に変調をきたしております。鈍いアタマの回転がもいつもよりもさらに鈍く自分でも変だなと感じております。そのためか森田さんのサイトも見ておらず服部さんのご紹介によりようやく確認できました。どうもありがとうございました。

その森田さんのサイトですが、本サイトでもsunyonさんも述べられていたように加藤議員に対して相当に手厳しい内容で断を下しておられます。これは普通の感覚でものを考えるならばごくあたりまえのことなのだと思いますが、現実の政治の世界ではおかしな解釈がまかり通ってしまうという一種のネジレ現象が発生しておりました。私のような単純な思考の持ち主にはこの森田さんのような感覚に遭遇してみてようやく己らの考えがやっぱりまっとうなのだとあらためて思うことができる、まさに砂漠にオアシスものの新鮮さがよみがえるそんな心強い言葉かと思います。

森田さんの言葉の最後のほうに登場する側近とはまさに白川さんのことだと思います。いまこの時点にあっても忘れずに白川さんのことを引き合いに出し、そして加藤氏を糾弾する森田さんの正義感とそのバランス感覚に思わず拍手で応えずにはおられません。森田さん、これからもその一言居士ぶりをどうか末永く発揮してくださいますよう、よろしくお願い致します。
そして、服部さん、これからもまた、ちょくちょくと投稿のほうも、どうかよろしくお願い致します。
ありがとうございました。
 
  
  
  
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  [136] Re(4):職業としての政治
  
        
  
 マサさん、石野さん、いつもどうもです。服部さん、お久しぶりです。

 マックス・ウェーバーの「職業としての政治」ですが、「職業としての宗教」と抱き合わせで、一昔以上前に読みました。
 マサさんの引用をあらためて読み返してみると、その迫力に圧倒されます。
 当時も今も、政治家は、もっとも困難な職業の一つなんでしょうね。
 すべてを兼ね備えたスーパーマンは望むべくもないですが、少しでも理想に近い政治家を見つけ、応援するのも有権者の仕事のうちでしょうか。選ぶ側があきらめたらおしまいです。

 森田さんのサイト、私も読ませていただきました。
 「自民党員であることに不適格な人物が、国会議員として適格なわけがない。」
 という言葉に、思わずうなずいてしまいました。

 加藤氏については、いろんな局面でもっと思い切りが良ければ・・・と、惜しむ気持ちもあります。今さら遅いですが。
 
  
  
  
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