石野研BBS        政治問題


  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム  

 [未読] 

   [未読] 
 ┣  [未読] 
 ┃┣  [未読] 
 ┃┃┗  [未読] 
 ┃┃ ┗  [未読] 
 ┃┣  [未読] 
 ┃┗  [未読] 
 ┗  [未読] 

  [215] Re(2):それにしても不思議なこと
  
        
  
管理人です。
辻元関連話題で本掲示板が異常に世間から注目されることは、管理人の本意ではありません。
この類の現象が今後も続くものならば、管理人として本サイトの閉鎖を検討します。
その理由は本サイト設立の目的とは全く違うものであるからです。

>アカシック流に言えば国内・原子力派=親中国・北朝鮮派=反・悪の枢軸国路線・反対派連合に対する見せしめだと思います。この見方で行けば、橋本派も公明党も例外ではありません。いずれその標的にされるはずです。

その橋本派ですが、現下における水面下の情報戦にはすごいものがあると思います。
ここが崩れたとき、自民党内部の政治均衡も崩れ、新国家主義的色彩の強い政治に急カーブしていくのかなと思います。
最近のスキャンダル戦の仕掛け人がどの勢力の代弁者であるのか、ようとしてわかりませんが、その手先勢力はきっと最近のテレビ映りにも妙に自信にあふれている顔つきの人たちだと思います。
別に橋本派を擁護するものではありませんが、客観的に眺めて最近の政界を巡る一連の不肖事件にどこかのきわめて強力な意思を感ぜざるを得ません。現状は進行中の政変の真っ只中にあるということだと思います。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [216] Re(3):それにしても不思議なこと
  
        
  
今の政界だけではありませんが、日本中が、モラルハザード状態だと思うのです。
この原因はなんなのでしょうか。
私は、あまりにも経済に偏重しすぎた政治のせいかなとも思います。
お金のためなら、何でもあり、という風潮がわが国をここまで貶めてしまったのではないでしょうか。規制緩和のなれのはてかとも思うことがあります。
昨年の7月27日、白川氏は、演説の中で、この国を変えるということは、狂気の沙汰でやらなければできるわけがないといっていました。私もそう思います。何もかも、投げ打って、でくの坊といわれても、信念を貫くのは、今の日本でいかに困難かということです。
私は、あの時の演説を思い出すことがしばしばあります。
ごめんなさいと頭を下げる、政治家、財界人、学校の先生、あの人たちを見ていて、シラーとした思いばかりです。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [217] Re(4):それにしても不思議なこと
  
        
  
>今の政界だけではありませんが、日本中が、モラルハザード状態だと思うのです。
>この原因はなんなのでしょうか。
>私は、あまりにも経済に偏重しすぎた政治のせいかなとも思います。

私の見方は、「日本経済の真の危機的状況」が全ての出来事の源である、というものです。
これに米国保守政権が然るべき反応を示していることだと思います。日本における自民党政権にこの問題を可及的速やかに解決できる処理能力がないと判断していることだと思います。またこの動きに合わせて政権内部の主導権争いが激化しており、追う側と追われる側との間のつばぜり合いが激烈さをきわめていると見ております。一部野党に矛先が向いているものはその進める戦略のための地盤馴らしに他ならないと思います。おそらく向こう10年先を見越しての環境整備の一環だと思います。

問題はこの戦略において重要な位置付けを担うべき日本がその役割を果たせないばかりか今にも消え去ろうとしていることに危機感を募らせている人たちがいるということです。したがってその動きがいっそうの苛烈さをきわめているのだろうと思います。

これは国外勢力が他国にもその影響力を及ぼそうということだと思うのですが、翻って国内を見たときに本当でこれでよいのだろうかということです。何回も持ち出すようですが、小泉政権の経済政策が本当にこれでよいのだろうかということです。

私の持論ですが、小泉政権のとるべき政策は現下の迫り来る金融危機を何とか押しとどめるための抑止策とデフレスパイラル克服のための効果的施策の実現だけであります。他は何も求めません。求めても無理であり、他の動きが緩慢になるだけであります。できないのならばさっさと政権を去るべきであります。一人の名誉と国民全体の不幸を天秤にかけることなどできません。この意味の重さを総理につくづく諮っていただきたいと痛感しております。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [219] Re(5):それにしても不思議なこと
  
        
  
>私の見方は、「日本経済の真の危機的状況」が全ての出来事の源で
>ある、というものです

私もそう思います。アメリカに取り日本の戦略的価値はその経済力に
ある。軍事的には既に日本を占領しており自衛隊は完全にコントロール
できる。自衛隊は米軍の補助的部隊でしかなく、またそれ以上の軍事力
は絶対に与えない。政治的にも問題ない。日本はアメリカの持つ2票目
として世界の認知を受けており、主体性を持とうという努力さえ見受け
られないのだから、まあ、ときどき駄々こねるのに適当に付き合って
やれば良い。アメリカにの最大の関心事はその日本の経済力を米戦略に
いかに上手く利用するかということです。

バブル崩壊から12年。政治家のその目に余る無能ゆえのパッシングも
過ぎもはや米戦略上とうてい放置できない所まできてしまった。日本が
自ら経済危機を克服し、一人前の大人として主体的に米戦略へ参画でき
る姿が描けないので有れば、アメリカにとり、直接コントロールする
しか選択の道は無い。

アメリカの日本への対応には対日観の変化が明瞭に現れています。
もはやアメリカは日本に苦言を呈すことさえ致しません。苦言を呈す
とは、少なくとも相手を対等に扱おうと云う意思の現れなのです。
ニコニコして首相を持ち上げる態度は、即ち、黙って言うことを聞け
という圧力に等しい。流石の恥知らずな日本の政治家さえも、アメリカ
の態度変化は無論分かっている。国民には云わないけどね。ただ、
それが政局にどう具体的に影響しているかの触れるには、情報不足の
私には無理なのです。

経済問題に触れると、
米国は貯蓄貸付組合に端を発した金融危機に際し、大量の資金を一時に
投入し危機を速やかに脱した。着目すべきは、経営責任者二千人余り
(失念)を起訴するなど徹底的に法的責任を問うことで、公的資金投入
への国民の同意を取り付けるとともに―国民からして遠慮なく法的責任
を問い司法もまともに機能する国ですから―「モラル・ハザード」の
台頭を叩いた事です。

日本はどうしたか。いうまでも無いですね。現実認識の拒否と甘え
そして無能。経済相手のその場しのぎの戦力投入という稚拙なな戦争。
分析の甘さによる戦術の失敗。「流動性の罠」にはまり「モラル・
ハザード」が蔓延し、国家単位での経済破綻寸前まで行き、最後には
アメリカがてこ入れせざるを得なくなる。私は95年ごろには筋書きを
予測しておりました。アジア金融危機という不測の事態があったとは
いえ、酷いものです。アジア各国は問題を抱えながらもとっくの昔に
成長率の底を打っている。日本たるや12年以上経っていまだにおろ
おろし、チンケな政争にうつつを抜かして誤魔化すのが有様。

日本の病気の根源的な原因は何か? まあ、「甘え」・・かな。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [221] ホント困ったものですね
  
        
  
>今の政界だけではありませんが、日本中が、モラルハザード状態だと思うのです。
>この原因はなんなのでしょうか。
>私は、あまりにも経済に偏重しすぎた政治のせいかなとも思います。

>ごめんなさいと頭を下げる、政治家、財界人、学校の先生、あの人たちを見ていて、シラーとした思いばかりです。


GODAさんが別記事で書かれているように、ここらへんを厳選して偉い順番に都合100人クビにできたら劇的な効果があると思っています。トップのモラルハザードは配下・関係者の1万人以上に直接的に影響し、それは家庭・コミュニティーを通じて間接的かつ幾何級数的に広がっている印象。下層に行けば行くほど状況は酷いと感じます。なぜなら、下の人間は上を見ているからです。これまで日本の友人たちから、「上がアレでは・・・」という達観と諦観の弁を何度聞いたかわかりません。日本の問題は、その100人を駆逐するシステムがないことにあると思う。

ぼくは日本は実質的に法律ではなくモラルで治まってきた国だと認識していますが、その権力者たるトップがエリートにふさわしい資質を失ったことが致命的だと思います。背景として、経済的なこと(バブル時代の宴)もさることながら、自他共にエリートを自負して教育を受けた旧帝大卒が引退し、戦後教育を受けた世代にバトンタッチし始めたところが潮目になったと見ています。昭和50年代後半からの10年間くらいです。

戦後教育はサラリーマンや普通の公務員の大量生産を意図した平民教育だと思っているので、(還暦近い人たちにいまさら)抽象的かつ高尚な国家観・国家理念・指導者としての資質を求めるよりも、司法を洗練したものにして世の中の浄化を進めるシステムを応急処置することが有効な対症療法になると思います。しかしエリート不在で、それが一体だれにできるのか?と考えると、際限ない無限ループに突入してしまいそうです。

自分の子供の世代を思いごくごく個人的な希望をいえば、財政破綻などを通じて一度焼き畑になってしまうことが、考えうる最も確実な再生プロセスの第一歩になると思います。不謹慎ながら、将来のことを考えるとフィアスコは早ければ早いほどいいと思います。が、残念ながら、一度世界屈指のお金持ちになった国は、そう易々とアルゼンチン(前世紀初頭にはフランスより豊かな国だった?)のようにはなりませんから・・・。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [224] Re(6):それにしても不思議なこと
  
        
  
GODAさんのご指摘に山口さんの内面的考察を付け加えることにより今の日本が抱えている問題点のほとんどを網羅することができると思います。
皆さんのご指摘は、なるほどするどいな、と思います。

『日本の病気の根源的な原因は何か? まあ、「甘え」・・かな。』 .....
これはGODAさんがお書きになったお言葉ですが、これを読んで私は次のことを連想しました。

つまり、いまの日米両国を単純に昆虫になぞらえるならば、
アメリカは「アリ」さん、日本は「キリギリス」。
ただし、アメリカの「アリ」さんは「軍隊アリ」クラスが相当ですが。

いつからこんなふうになってしまったのか、ただ惜しまれます。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [225] Re(4):それにしても不思議なこと
  
        
  
>昨年の7月27日、白川氏は、演説の中で、この国を変えるということは、狂気の沙汰でやらなければできるわけがないといっていました。私もそう思います。何もかも、投げ打って、でくの坊といわれても、信念を貫くのは、今の日本でいかに困難かということです。
>私は、あの時の演説を思い出すことがしばしばあります。

確かあの時、服部さんは当時の「白川BBS」にそのときの状況をつぶさに投稿されていたと
記憶しております。その服部さんの投稿を読んで私は感動しておりました。そして躍動感にあふれる皆さんにお応えするように私は遠くの空からひとり熱く声援を送っておりました。
懐かしい記憶であります。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  [227] Re(3):それにしても不思議なこと
  
        
  
>辻元関連話題で本掲示板が異常に世間から注目されることは、管理人の本意ではありません。
>この類の現象が今後も続くものならば、管理人として本サイトの閉鎖を検討します。
>その理由は本サイト設立の目的とは全く違うものであるからです。

 うーん、白川BBSでも、話題が脱線して盛り上がってしまうことはいくらもあったし、それはそれで面白かったんですが。
 また、そういう話題でもflamingにならず、政治システムや政局の分析になるあたり、このBBSも健全だと思いますよ。もっと、投稿者を信じてみましょうよ。

>最近のスキャンダル戦の仕掛け人がどの勢力の代弁者であるのか、ようとしてわかりませんが、その手先勢力はきっと最近のテレビ映りにも妙に自信にあふれている顔つきの人たちだと思います。
>別に橋本派を擁護するものではありませんが、客観的に眺めて最近の政界を巡る一連の不肖事件にどこかのきわめて強力な意思を感ぜざるを得ません。現状は進行中の政変の真っ只中にあるということだと思います。

 そうそう、なーんか、違和感があるんですよねえ。この変な盛り上がり。
 なにかの地ならしのような。
 
  
  
  
     記事引用なし
 削除用パスワード   
  ※要注意! 削除後の記事の復元はできません!
 

  新規投稿 ┃ ツリー表示 ┃ スレッド表示 ┃ 一覧表示 ┃ トピック表示 ┃ 番号順表示 ┃ 検索 ┃ 設定 ┃ ホーム  

ページ:  ┃  記事番号:  
  18438