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□投稿者/ [名前なし]
- 02/4/15(月) 21:42 -
□URL:
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お二人よりどのようなお叱りの言葉を戴くか半ば楽しみにしていました。
>もう遅いというひと言でよいのでしょうか。
>服部さんの意見に賛成です。
>「もう遅い。」という言葉はある意味では正解なのかもしれません。
私は待ちくたびれました。さる経済関連フォーラムで勉強させて戴き
つつ、政治家や官僚に対し、怒り罵倒し時に膾のごとく冷徹に切り刻
むことに倦んだのです。ど素人ながらも私ほど辛辣な批判を行った
ものはそう大勢はいないと自負しております。ただ、本質的には非政
治的人間なれば、批判は批判の侭で終わってしまうのですがね。
bbsやinternetの限界も有ります。何よりも日本人は一般にディベート
苦手で奥手ですからね。
>こんな状態にしたのは誰でしょう。
>自民党政権を選択した国民でもあるわけです。
だから、国民にも責任が有る、というレトリックなら私はくみしま
せん。この国の運命を決めるのは政治家の責務。政治が無能である
とは政治家が無能だからです。甘やかす気など更々無いのです。
森田氏のHPで、日米関係に関する記事を2つ読みました。
裏社会の影響力云々はやや米国のフレームアップという感じを
抱きましたが、影響力が有るのは事実。対日戦略の変化については、
予想通りです。戦略的思考とはそういうものでしょう。
私が本来関心の無い政治に注目しだしたのはバルト三国の対ソ独立
運動で冷戦構造の終焉を予測し、もはや日本には甘えが許されぬ
時代が来ることを確信したからです。
日本が採れる最善の方法はその経済力を武器としてわずかなりと米国
の手のひらの内から離れ、所詮は短い期間で有ろうとも、中国台頭
前に、アジアでの戦略的地位を確固たるものにすることくらいでは
、と考えておりました。そのくらいの主体性が有れば、イギリス並
みとまでは行かずとも、そこそこの関係を築くことが出来るかもと。
だが、無理でしたね。
アメリカの経済戦略は以前から明確でした。政治力のあるEUにしろ
中国にしろ抵抗しつつも受けて立ち戦う以外に選択肢はなかった。
ましてや日本においてはや。日本は真正面から戦おうとしたのか、
です。
>大体総理が、倒産する企業を見て、これも構造改革の進んでいる証拠だとのたまうので>すから、開いた口が塞がらない。
これはちょっと酷かった。他人毎にも程がある。
>別の観点からですが、私は日本の国が一流国にこだわり続けること
>など求めません。
一流国とは何か。いろいろ意見はあるかも知れませんが、なにより、
今ある条件の中で将来をも見越した最適と認めうる選択を主体的
かつ迅速に行える国家ではありたいですね。子供じゃ困る。回りも
迷惑だろうしね。
私は週刊誌のドタバタショーなどどうでも良いのです。
今、国内で気にかかるのは有事法制とメディア規制三法かな。これら
の重要性に比べれば政治資金問題や機密費疑惑などゴミみたいなもの。
個人情報保護法はそのまま受け止め恣意的に運用されれば全くの
ファッショ法となります。一体全体どこのどいつがあんな法案をつく
ったのか。正直、恐ろしい。おとなしい日本人がどれだけ抵抗できる
のか非常に疑わしいのです。
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