石野研BBS        政治問題


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  [321] いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
嫌いな田中眞紀子議員の特集内容が週刊新潮より豊富そうなので今週号は週刊文集を昨日買いました。よく知っている田中議員の性格描写が丹念に描かれておりましてこれで田中議員の命運も尽きたのかなと感じたところです。

しかし実は田中議員特集よりも気になる記事があって文春を選んだのです。それは「恐慌に入った日本」という記事です。読んでない読者は念のために読んでおくべきかと思います。それと昨夜のTV各チャンネルのニュースのテーマは金融庁・柳沢大臣の特別検査・報告がメインであり、かつムーディーズの日本国債・評価2ランクダウンに鑑み主要4大銀行の検査内容の解説と日本経済の分析にかなりの時間を割いておりました。今朝の読売新聞・朝刊2面では金融庁の意向としてこの4大銀行のさらなる統合を期待している観測記事が掲載されておりました。これらの情報を網羅して自分の頭の中で組み立てなおしたとき、そこに見えるものは冒頭に紹介した週刊文春の記事の内容とあまり違いはないように思います。情報が情報として正確に伝わらない現状をどこかのニュースキャスターはいみじくも「これは大本営発表と同じ類ですか?」と思わず解説者に問いかけておりましたが、これはもう笑える段階ではありません。今こそジャーナリズムの精神に基づき正確な情報を正確に国民各層に伝えていくことが情報業界に携わる人たちの使命であります。現状、この日本にどのような危機が迫り来たりているのか、これはもう知らないでは済まされない緊急事態だと思います。
 
  
  
  
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  [333] Re(1):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
もう遅いのです。
私は95年には予測を立て97年に日本を見限りました。データベースを捨てて、
政治、殊に経済情報・数字には一切目を向けないようにしておりました。日本が
確実に沈んでゆくのを見るのは辛い。日本は自分では何一つ出来ない。わかり
切っておりましたから。
 
  
  
  
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  [334] Re(2):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
もう遅いというひと言でよいのでしょうか。
こんな状態にしたのは誰でしょう。
自民党政権を選択した国民でもあるわけです。
それにしても、小泉内閣の経済音痴には呆れています。
文芸春秋では、3月号から、反小泉特集が組まれています。
今頃なんだよというのが私の感想です。
また、森田実氏は、昨年の内閣発足時から、マスコミに嫌われながらも、自身のHPで、小泉批判を繰り広げています。
森田氏は、白川氏と視点が共通している所があります。是非、森田氏の時代を斬るを読んでいただきたいと思います。
それにしても、経済閣僚の軽いこと、なさけありません。
大体総理が、倒産する企業を見て、これも構造改革の進んでいる証拠だとのたまうのですから、開いた口が塞がらない。
倒産というのは、只単に、一企業が消えるということではないという事すらも分かっていない、このあとには、個々人に至るまで切り捨てられる部分が数多くあり、ひいては、経済全体を萎縮させるという経済のイロハをも、否定するような言動に、早く辞めてくれ小泉というのは私だけとは思えません。決して、傷をなめあうのがよいとは言いませんが、綻びを修繕しようという内閣としてしなければならないことを放置していることに、激しく憤っているのです。
痛みのわからない人間に、総理の資格はないということです。
マスコミよ、幻想、妄想を捨てよ。真実を伝えよ、といいたい。
 
  
  
  
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  [335] Re(3):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
>もう遅いというひと言でよいのでしょうか。

服部さんの意見に賛成です。
「もう遅い。」という言葉はある意味では正解なのかもしれません。
が、しかし私の拠って立つ立場も庶民であります。
その庶民の立場ではこの言葉を簡単に容認することはできません。
またこの国に住んでいる圧倒的多数派の人たちに対しても背信的発言となるでしょう。

別の観点からですが、私は日本の国が一流国にこだわり続けることなど求めません。たとえそれが国際的標準で2流国、3流国であろうとも、国民が自らの生活に満足感を得られるのならばどこに落ち着こうともかまいません。現代国家はまさにそのことにおいて責任を持つべきであり、政府は何よりもそのことの実現に努める必要があります。その意味でいままさに未曾有の危機が訪れようとしてしています。

天気予報に気象・津波・火山・地震の警報・注意報があるように国は自国民の大多数に何らかの被害をもたらすような異変があるときには迷わずにそれを告げる情報を発すべき義務があります。外国からの間接的なシグナルを一方的に送られても国民的レベルでは有効的な判断を下すことはかなわないでしょう。

そしてそれを伝える情報手段の場においても異常が発生しております。たとえて言えば脳梗塞の同時多発症例のようであり、いまや全身に情報マヒ症候群が群発しております。的確な報道があまりに少ないのであります。情報屋にリスクを回避する癖が常習してしまったのか、または権力に巻かれてしまったのか、あるいは完全な能力不足であります。もう自らの存在価値の否定と同じであります。そしてそのツケはやはり国民に降りかかってまいります。

このような掲示板でかようなことを言ってどのくらいの効果があるのか。なんの役に立つのか。自問しないわけではありませんが、いまは肯定的に捉えて発言していくしかありません。経済とはまず人が食べていくための土台であります。これの確保なくして人は暮らしていけません。いまその根底を崩しかねない奔流に多くの人が押し流されそうな寸前であります。この危機に自らの個人的立場だけで発言することはできません。
だから、「もう遅い。」ではないと思うのです。
 
  
  
  
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  [336] Re(4):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
お二人よりどのようなお叱りの言葉を戴くか半ば楽しみにしていました。

>もう遅いというひと言でよいのでしょうか。
>服部さんの意見に賛成です。
>「もう遅い。」という言葉はある意味では正解なのかもしれません。

私は待ちくたびれました。さる経済関連フォーラムで勉強させて戴き
つつ、政治家や官僚に対し、怒り罵倒し時に膾のごとく冷徹に切り刻
むことに倦んだのです。ど素人ながらも私ほど辛辣な批判を行った
ものはそう大勢はいないと自負しております。ただ、本質的には非政
治的人間なれば、批判は批判の侭で終わってしまうのですがね。
bbsやinternetの限界も有ります。何よりも日本人は一般にディベート
苦手で奥手ですからね。

>こんな状態にしたのは誰でしょう。
>自民党政権を選択した国民でもあるわけです。

だから、国民にも責任が有る、というレトリックなら私はくみしま
せん。この国の運命を決めるのは政治家の責務。政治が無能である
とは政治家が無能だからです。甘やかす気など更々無いのです。

森田氏のHPで、日米関係に関する記事を2つ読みました。
裏社会の影響力云々はやや米国のフレームアップという感じを
抱きましたが、影響力が有るのは事実。対日戦略の変化については、
予想通りです。戦略的思考とはそういうものでしょう。
私が本来関心の無い政治に注目しだしたのはバルト三国の対ソ独立
運動で冷戦構造の終焉を予測し、もはや日本には甘えが許されぬ
時代が来ることを確信したからです。
日本が採れる最善の方法はその経済力を武器としてわずかなりと米国
の手のひらの内から離れ、所詮は短い期間で有ろうとも、中国台頭
前に、アジアでの戦略的地位を確固たるものにすることくらいでは
、と考えておりました。そのくらいの主体性が有れば、イギリス並
みとまでは行かずとも、そこそこの関係を築くことが出来るかもと。
だが、無理でしたね。

アメリカの経済戦略は以前から明確でした。政治力のあるEUにしろ
中国にしろ抵抗しつつも受けて立ち戦う以外に選択肢はなかった。
ましてや日本においてはや。日本は真正面から戦おうとしたのか、
です。

>大体総理が、倒産する企業を見て、これも構造改革の進んでいる証拠だとのたまうので>すから、開いた口が塞がらない。

これはちょっと酷かった。他人毎にも程がある。


>別の観点からですが、私は日本の国が一流国にこだわり続けること
>など求めません。

一流国とは何か。いろいろ意見はあるかも知れませんが、なにより、
今ある条件の中で将来をも見越した最適と認めうる選択を主体的
かつ迅速に行える国家ではありたいですね。子供じゃ困る。回りも
迷惑だろうしね。

私は週刊誌のドタバタショーなどどうでも良いのです。
今、国内で気にかかるのは有事法制とメディア規制三法かな。これら
の重要性に比べれば政治資金問題や機密費疑惑などゴミみたいなもの。
個人情報保護法はそのまま受け止め恣意的に運用されれば全くの
ファッショ法となります。一体全体どこのどいつがあんな法案をつく
ったのか。正直、恐ろしい。おとなしい日本人がどれだけ抵抗できる
のか非常に疑わしいのです。
 
  
  
  
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  [337] Re(5):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
名前が抜けてしまいました。上のメールは私です。
 
  
  
  
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  [338] Re(5):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
GODAさん、ありがとうございます。
いわんとするところは、咀嚼させていただきます。
しかし、我国の政治体制が現状のままでは、改革など、遠い将来、未来永劫といえるかもしれませんができるわけはありません。
石野氏も言うように、この日本という国土で生活する以上、厭世的になるのは自己否定であり、それでは、自己がかわいそうです。さりとて、この国から逃げ出すことなどできるわけもなく、毎日の生活に追われているという状況です。
ここで、白川氏の昨年の演説を思い出しました。狂気の沙汰しか国を変えるエネルギーはない。今の政治家にそれがあるかという問いかけになしのつぶてでした。結果として、負けましたが、この演説が今までの政治家のどの演説よりも心に残っているのです。
白川氏は、自らも言うように、経済は専門ではないのですが、今一度、正直者に報われる日本を作り直したいと言い続けていました。
私は、このような政治家が、国会に登場するならば、今よりはましな論議が期待でき、方向性が示されると思います。
我国の現状から言えば、もう、トップダウンには期待出来ませんから、ボトムアップで、小さな力での積み上げしか残された道はないと考えています。
私は、小さな力で、自分の出来る範囲で、行動してゆきたいと思っています。
私には、GODAさんを叱るなんと言うことはできるはずもなく、今後とも、論議を積み重ねていくのがよいと思っています。
また、有事法制、個人情報関係の法案については、心配はしています。私とは、視点が違うかもしれませんが。
 
  
  
  
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  [346] Re(6):いま、思うこと、(金融危機について)
  
        
  
私の自負云々は話半分に受け取ってください。笑われますから(^^;)

>石野氏も言うように、この日本という国土で生活する以上、厭世的になるのは
>自己否定であり、それでは、自己がかわいそうです。さりとて、この国から逃げ
>出すことなどできるわけもなく、毎日の生活に追われているという状況です。

私は、状況が許し、小金が有ればアメリカに住んで見たい。夢かな。
もっとも、所詮は根っこは日本に有るのだし、向こうからinternet経由でこの
HPを覗きこみ、阿呆の日本を嘆くのだとすれば、さほど変わらないのだが(笑)

言いたい事はいろいろ有れど、きりが無いし、楽観的材料は余り無い。
なんにしても、白川さんに当選して貰わなくちゃね。
 
  
  
  
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