|
野中広務さんが勲一等旭日大綬章受章を叙勲されました。
まずはおめでとうございますと申し上げましょう。
なにしろこが勲一等旭日大綬章受賞というのは、今年限りで、
『首相の私的諮問機関「栄典制度のあり方に関する懇談会」は5日、「一等」「二等」など数字による勲等表示の廃止を提言する方針を決めた。』
ので、今年が最後の機会になりそうなのです。
野中広務さんの政治的な実績といいますと、京都府副知事の時代に蜷川共産党府政の悪政に大なたを振った事があげられるでしょう。
その後代議士になってからの活躍は、小淵内閣、森内閣でのこわもてぶりと、日本の社会が良くなっていないこと、加藤の乱を赤子の手を捻るようにして収めた事等、皆さん良くご存知の通りです。
北朝鮮を訪問したときも、宿でマージャンばかりやっていて、日本人拉致被害者の救済のためにリーチをかけたりしなかったことも皆さん良くご存知の通りです。
鈴木宗男代議士を重用して日本の国をおかしな方向へ持っていった事も皆さん良くご存知の通りです。
かって金丸信代議士が日本の政界の黒幕といわれていた頃、例の私的畜財の問題で罰金20万円の簡易判決で、叙勲の資格を失った事と比べると、『大成功』といえるでしょう。
このときの参謀は小沢一朗代議士でした。
政界にあって、勲一等旭日大綬章受章を叙勲されることは最高の名誉とされていますが、今回のタイミングを考えると『おてもり』じゃないかと見るのは、叙勲に縁のない市民のひがみでしょうか。
|
|
|
|
|