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5628です。こんにちは。
近年、溶融塩炉やこの炉による廃棄物の核変換処理などが、日本・アメリカ・ロシア・東欧・EUが支援する国際機関で盛んに研究されております。
兵器級プルトニウムなどが沢山ある上に、放射性廃棄物も山のようにある状態なので、この研究は重要なものです。
さて、1996年のものですが、長崎原爆をつくったといわれるハンフォード再処理工場は、すごい状況になっているようです。
http://www.nikkei.co.jp/pub/science/page/honsi/9607/kaku.html
この再処理工場は、これによりますと
1)12トンのプルトニウムが土壌中かあるいは不安定な状態にある。
2)2100トンの使用済み核燃料がプールにある。地震があれば致命的になる恐れ。
3)ひどい汚染状態の建物が5つある。
という状態のようです。
廃棄物をガラス体にする予定ですが、極めて困難といえましょう。
うまくやれば、加速器溶融塩炉(予定)とかでなんとか処理できるかもしれませんが.........
核兵器開発というのは、自国も痛めつけるもののようです。
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