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  [369] パレスチナ私観
  
        
  
パレスチナ人とはイスラエル建国の被害者に他ならぬ。故に
イスラエルはこれら人々の面倒を見、政治的問題を解決する
国際的な義務を負っている。ましてやイスラエルがパレスチナ
人に対し武力を行使し殺す権利など有ろう筈が無い。

パレスチナ側のテロはイスラエルの武力侵攻の言い訳とは成ら
ない。過去にイスラエルは暗殺という手段を用いている。
(1992年のヒズボラ指導者暗殺。1997年のハマス指導者暗殺
失敗など) 対テロ戦争上、イスラエルは暗殺という手段を
対抗策として公然理に認めてきた。ならば、テロを一方的に
非難する資格など無い。

イスラエルは国連決議(1980年。決議465号)により違法と
された不法占拠を今尚続けている。イスラエルはこれら不法
占領・入植地域より無条件に撤退しなければならぬ。まして
やパレスチナ地区侵攻など言語道断。

エルサレムの帰属についてはキャンプ・デービッドでのクリ
ントン提案が参考となるであろう。宗教的論争の一時的棚上
げ無しに平和は得られぬ。果てしなき殺し合いを選ぶとした
ら、やがて世界に見捨てられたイスラエルは存亡の危機に直
面するであろう。。

これが私の基本的な考え方です。

イスラエルは先ず、義務を果たすこと。行動を問われている
のはパレスチナ側では無く、イスラエルである。とりあえず
オスロ合意に立ち戻る。この前提条件無しでは、今回の武力
侵攻はイスラエルによるパレスチナ人の殺戮行為と見なさざ
るを得ない。
 
  
  
  
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  [371] Re(1):そうせねばなりますまい
  
        
  
>パレスチナ人とはイスラエル建国の被害者に他ならぬ。故に
>イスラエルはこれら人々の面倒を見、政治的問題を解決する
>国際的な義務を負っている。ましてやイスラエルがパレスチナ
>人に対し武力を行使し殺す権利など有ろう筈が無い。

 どちらも、イギリスの三枚舌外交の被害者です。
 
>パレスチナ側のテロはイスラエルの武力侵攻の言い訳とは成ら
>ない。過去にイスラエルは暗殺という手段を用いている。
>(1992年のヒズボラ指導者暗殺。1997年のハマス指導者暗殺
>失敗など) 対テロ戦争上、イスラエルは暗殺という手段を
>対抗策として公然理に認めてきた。ならば、テロを一方的に
>非難する資格など無い。

 ここは、いろいろ別の見解もあったりしまして、難しいです。
 
>イスラエルは国連決議(1980年。決議465号)により違法と
>された不法占拠を今尚続けている。イスラエルはこれら不法
>占領・入植地域より無条件に撤退しなければならぬ。まして
>やパレスチナ地区侵攻など言語道断。

 イスラエルの方も、イスラエルでパレスチナ人と仲良くやったり、
一緒に仕事したりしてるんですよね。
 一部右翼だけが、過激にやってるんですね。
 
>エルサレムの帰属についてはキャンプ・デービッドでのクリ
>ントン提案が参考となるであろう。宗教的論争の一時的棚上
>げ無しに平和は得られぬ。果てしなき殺し合いを選ぶとした
>ら、やがて世界に見捨てられたイスラエルは存亡の危機に直
>面するであろう。。

 クリントン提案が拒否されたりしたということは、実は
イスラエル右翼はアメリカの足元を見ているんです。
 現在の状況では、アメリカがなめられていると思われても
仕方ありません。

 今は、イスラエルが譲歩する番です。
 また、アメリカはイスラエルになめられて、イスラエルの
有利なように動いている様は、アメリカの威信を低下させます。

 ところで、チュニスのユダヤ寺院が爆破された事件が、
アルカイダの仕業と疑われています。
 アメリカはアルカイダを殲滅させたはずでは?
 
  
  
  
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  [372] Re(2):そうせねばなりますまい
  
        
  
> ところで、チュニスのユダヤ寺院が爆破された事件が、
>アルカイダの仕業と疑われています。
> アメリカはアルカイダを殲滅させたはずでは?

うーん、湧いて出てくるらしいです(笑)
ま、認めると威信が低下することとか考えないのかなぁ?
まだ爆弾落としたりないのかなぁ?ワシントンあたりで
実験すればいいのにねぇ‥
 
  
  
  
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  [373] Re(2):そうせねばなりますまい
  
        
  
>>パレスチナ人とはイスラエル建国の被害者に他ならぬ。故に
>>イスラエルはこれら人々の面倒を見、政治的問題を解決する
>>国際的な義務を負っている。ましてやイスラエルがパレスチナ
>>人に対し武力を行使し殺す権利など有ろう筈が無い。
>
> どちらも、イギリスの三枚舌外交の被害者です。

うーむ。被害者であればどうだと言われるのか。
イギリスの責任は重大。更にはイスラエル建国はヨーロッパ
におけるユダヤ人問題の厄介払いのような性格もある。その
建国に力を貸したのはアメリカ。責任はこれら国々にある。
受け入れた―させられた―アラブ諸国にもあるでしょう。
だがね、理由がどうであれ、イスラエル国家とは招かれざる
客の主体なのです。最後は自ら解決するしかないのです。


>>パレスチナ側のテロはイスラエルの武力侵攻の言い訳とは成ら
>>ない。過去にイスラエルは暗殺という手段を用いている。
>>(1992年のヒズボラ指導者暗殺。1997年のハマス指導者暗殺
>>失敗など) 対テロ戦争上、イスラエルは暗殺という手段を
>>対抗策として公然理に認めてきた。ならば、テロを一方的に
>>非難する資格など無い。
>
> ここは、いろいろ別の見解もあったりしまして、難しいです。

そう。難しい。難しいということは即ち、弁明の材料とは成り
難いという事です。
自爆テロは誰であれ肯定しないでしょう。ならば、正規軍侵入
による殺人を「正しい戦争のやり方」として是とするかと言え
ばこれも出来ない。本来、より厳しい批判が向けられるべき
テロも、それが報復として続くならば、相対化されてしまいます。
要するに外から見れば「どちらもどちら」。共に「言い訳には
ならない」のです。

私にとり明確なのは、イスラエルが合意や国連決議に従わない
限り、テロは無くならないということ。イスラエルはこれを
実行して「初めて」、一つの対等な立場に立てるのだという
こと。そうして初めて、テロの非難が有効と成るのだという
ことなのです。

> イスラエルの方も、イスラエルでパレスチナ人と仲良くやったり、
>一緒に仕事したりしてるんですよね。
> 一部右翼だけが、過激にやってるんですね。

イスラエルにしろパレスチナにしろ、民族、文化、宗教の構成
は非常に複雑で、一くくりに論ずることはできません。その何
れの側も過激なのはごく一部に過ぎぬ。地道に両者の交流努力
を続ける多くの人々がいるのは確か。平和な日常はある。しか
し国家・集団単位としてはその一部過激な部分に簡単に引きず
れられてしまいます。何時の世も、戦争を支えるのは大多数を
占める「善人」なのです。

> クリントン提案が拒否されたりしたということは、実は
>イスラエル右翼はアメリカの足元を見ているんです。
> 現在の状況では、アメリカがなめられていると思われても
>仕方ありません。
> 今は、イスラエルが譲歩する番です。
> また、アメリカはイスラエルになめられて、イスラエルの
>有利なように動いている様は、アメリカの威信を低下させます。

 舐められていると言えば正にそうです。今回の動きもアメリカ
の戦略や対応を計算された挙句のものですから。

「ネタニエフは何度も私達をコケに出来ると思っているのかしら」
  ―1997年。オルブライト国務長官発言
   在米ユダヤ人団体代表との懇談会にて

 イスラエルは建国したその瞬間から国家滅亡の危機を体感して
きた国です。建国に力を貸したアメリカさえも信用しておらず、
イスラエルの最重要戦略は国家生き残りをかけ、如何にアメ
リカとの関係を有効に維持するかの一点にあります。アラブ、
ユダヤ、共に非常にしたたかな民族です。

 イスラエル国家を外部から支えているのは世界のユダヤ人の半分
近くを占める在米ユダヤ人コミュニティーと言われ、年間9億ドル
(1997当時)の寄付を続けている。ユダヤ・ロビイストは全米No3
の実力を持つ(1997頃)。

 先日、イスラエル支持の集会が行われましたね。票も金も
持つ彼らの影響力は大きい。人種割合からすれば小さいのですが
ユダヤ人コミュニティーは相対的に結束が強く都市部では無視で
きないのだとか。

> ところで、チュニスのユダヤ寺院が爆破された事件が、
>アルカイダの仕業と疑われています。
> アメリカはアルカイダを殲滅させたはずでは?

 らしいですね。ところでテロを殲滅したという発表がありまし
たっけね。壊滅など無理では。テロの原因に手をつけない限り。
 
  
  
  
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  [374] Re(3):そうせねばなりますまい cw軍事面の衰退
  
        
  
>> ところで、チュニスのユダヤ寺院が爆破された事件が、
>>アルカイダの仕業と疑われています。
>> アメリカはアルカイダを殲滅させたはずでは?
>
>うーん、湧いて出てくるらしいです(笑)

 昔の戦争は国家相手でしたが、今のような事件を戦争と定義するなれば、団体や組織相手の戦争でしょうね。
 相手はいくらでも湧いてきます。
 文明の衝突などというような著書が誤解されておりますので、滅茶苦茶になります。
(今の時期に、かような書を表すハンチントン氏の節度を疑いたい)
 
>ま、認めると威信が低下することとか考えないのかなぁ?
>まだ爆弾落としたりないのかなぁ?ワシントンあたりで
>実験すればいいのにねぇ‥

 まあ、いつかはそうなるでしょう。
 恐ろしいことに、昔の戦争とちがいます。
 「文明の衝突」が正しいとすれば、数十年・数百年規模の(広義の)戦争となります。
 少しでも油断すると危険になる世界ということになりましょうかねえ....
 十年後に大破壊となるかもしれません。全く分からない。
 このようなことに対する軍備こそが、(もし軍備路線でいくなら)必要ですが、それは今のものとは別のものです。

 ところで、アメリカの軍備ですが、もう衰退の兆候は見られています。
 えひめ丸の悲劇がその大きな象徴といえます。
 
 わたしゃ、衛星を見ておりまして、この事故について元海軍の方が「2次災害になって、自分たちが犠牲になろうとも、えひめ丸の犠牲者を救助すべきである。それが、軍人たるものである」と言っていたのですが、どこかの女評論家みたいなやつが、「2次災害で犠牲になってはいけないので駄目」ちゅうようなことを言っておりました。
 軍人の精神を忘れた軍隊というのは、単なるエゴイストと言えます。
 もう敵がいないので、対象喪失しとるわけです。

 それに、核兵器もプルトニウム兵器が多いのなら、別の元素になっていきやすいので、処理していかねばなりません。
 で、核兵器の装備数は少なくなっていきざるをえない。
 多分この問題は、テロ対策の大きな問題になっていくし、核エネルギ?の国際的な利用を阻むでしょうて。
 ブッシュ計画で、ユッカマウンテンにでも放り込むのでしょうか?
 
 原子力の利用は、トリウムでないと安心して使えないということが認識されてくるでしょうよ。
 
  
  
  
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  [375] Re(3):遡及問題
  
        
  
>うーむ。被害者であればどうだと言われるのか。
>イギリスの責任は重大。更にはイスラエル建国はヨーロッパ
>におけるユダヤ人問題の厄介払いのような性格もある。その
>建国に力を貸したのはアメリカ。責任はこれら国々にある。
>受け入れた―させられた―アラブ諸国にもあるでしょう。
>だがね、理由がどうであれ、イスラエル国家とは招かれざる
>客の主体なのです。最後は自ら解決するしかないのです。

 まあ、そうなのでしょう。
 
>>>パレスチナ側のテロはイスラエルの武力侵攻の言い訳とは成ら
>>>ない。過去にイスラエルは暗殺という手段を用いている。
>>>(1992年のヒズボラ指導者暗殺。1997年のハマス指導者暗殺
>>>失敗など) 対テロ戦争上、イスラエルは暗殺という手段を
>>>対抗策として公然理に認めてきた。ならば、テロを一方的に
>>>非難する資格など無い。
>>
>> ここは、いろいろ別の見解もあったりしまして、難しいです。
>
>そう。難しい。難しいということは即ち、弁明の材料とは成り
>難いという事です。
>自爆テロは誰であれ肯定しないでしょう。ならば、正規軍侵入
>による殺人を「正しい戦争のやり方」として是とするかと言え
>ばこれも出来ない。本来、より厳しい批判が向けられるべき
>テロも、それが報復として続くならば、相対化されてしまいます。
>要するに外から見れば「どちらもどちら」。共に「言い訳には
>ならない」のです。

 それもありますが、この問題は歴史のどこの時点まで遡及させるかによって、責任のある国がころころ変わる。
 ということは、彼らの都合のいい時代へ遡及させて、事の善悪をなすりあう行為をやめさせる必要がありますね。
 となると、力ある第三者の仲裁が必要なのだが、アメリカは実行できない。
 だから、なめられる。
 
>私にとり明確なのは、イスラエルが合意や国連決議に従わない
>限り、テロは無くならないということ。イスラエルはこれを
>実行して「初めて」、一つの対等な立場に立てるのだという
>こと。そうして初めて、テロの非難が有効と成るのだという
>ことなのです。

 私からいえば、国際的協定すらも無視するアメリカがかような国際機関やその決議を利用するとしたら、虫のいい話ですわな。
 
  
  
  
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  [376] Re(4):遡及問題
  
        
  
> それもありますが、この問題は歴史のどこの時点まで遡及させるか
>によって、責任のある国がころころ変わる。
> ということは、彼らの都合のいい時代へ遡及させて、事の善悪を
>なすりあう行為をやめさせる必要がありますね。

「漂流する国境」という言葉を思い出しました。誰にとっても
納得できる時点につき合意が成立しない故に殺し合いを続けて
いるのですがね。クリントンの調停ではかなりよい線まで行った
ようです。領土は95%まで合意。最後まで残ったのがエル
サレムの帰属(分割)問題とパレスチナ難民帰還問題だったか。
聖地の問題の解決は難しいがクリントン案がたたき台とした分割
方式で共に苦痛を分かち一時棚上げとするしか無い。
難民はアラブ諸国の協力が必要です。300万人全部の受け入
れをイスラエルに求めるのは非現実的。


> となると、力ある第三者の仲裁が必要なのだが、アメリカは実行
>できない。
> だから、なめられる。

> 私からいえば、国際的協定すらも無視するアメリカがかような
>国際機関やその決議を利用するとしたら、虫のいい話ですわな。

アメリカ非難とパレスチナ問題解決とはできるだけ分けて考えま
しょう。アメリカが得しようが損しようが、私は、パレスチナ問題
の解決を望みます。16歳の少女の自爆テロなど聞きたくもない。
石油は安定供給して欲しい。

純粋に法的に考えれば解決は実に簡単なのです。国連安保理合意に
よる国連の「強制行動」としてで有れば「必要なあらゆる手段」を
取れる。軍事行動だろうが、経済制裁だろうが、国際法上は何でも
できます。有無を言わさず「平和の強制」ができるのです。
無論、国連軍は無いのだから実行力は無い。よって各国に「外注」
することになる。ここから話はヤヤコシクなるのですがね。
結局、誰でもわかるが、アメリカ次第ということに成ります。

曲がりなりにもオスロ合意が成立したのには、ソ連がパレスチナから
手を引いたことが大きい。アメリカが本気に成れば即刻、交渉は始ま
ります。

米国内のユダヤ人が心情的にイスラエルを支持したいのは理解できる。
しかし、当のユダヤ・コミュニティー自身がイスラエルの言動には
いささかうんざりしている筈です。宗教からしても米国内ユダヤ人は
ほとんどが「改革派」や「保守派」で、原理主義的な「超正統派」
の動きには警戒感をもっている。
戦略的にも今のイスラエルにはさほどの価値は無い。基地はサウジ
やトルコを使え、アラブ諸国との関係もとりあえず良好です。そし
てアメリカにとり中東石油の戦略的価値は昔ほどでは無い。
対サダム・フセインとの二面作戦は面倒だができない筈は無いし、
和平努力の姿勢を示すことは、フセイン対策への良い環境を導く筈。

なぜ世界中の批判を浴びてまでイスラエルを支えるのかどうにも解せ
ないところです。

シャロンの「テロ撲滅」という名目に反論できないほどの「単純馬鹿」
の筈は無い。となるともう愛想が尽き関心が薄れ、成るように成れ、
という心境で有ろうか、で有ればいかにも遅い対応も納得できるのだが。

米国内の政財界の実情までは追っていないので、ここまでです。

ドイツの調停案の成り行きを見守りましょう。
 
  
  
  
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  [377] Re(5):遡及問題
  
        
  
わかり難いので補足です。数字はおぼろげな記憶によります。

300万人とはパレスチナ人(700万人程度)のうち難ごd民化した
パレスチナ人のこと。イスラエルが600万人程度(内ユダヤ人
500万人)ですから、300万人全員の受け入れは到底不可能。
アメリカのイスラエル向け政府間援助は年間40億ドルくらい。
 
  
  
  
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  [378] Re(6):遡及問題
  
        
  
>米国内のユダヤ人が心情的にイスラエルを支持したいのは理解できる。
>しかし、当のユダヤ・コミュニティー自身がイスラエルの言動には
>いささかうんざりしている筈です。宗教からしても米国内ユダヤ人は
>ほとんどが「改革派」や「保守派」で、原理主義的な「超正統派」
>の動きには警戒感をもっている。
>戦略的にも今のイスラエルにはさほどの価値は無い。基地はサウジ
>やトルコを使え、アラブ諸国との関係もとりあえず良好です。そし
>てアメリカにとり中東石油の戦略的価値は昔ほどでは無い。
>対サダム・フセインとの二面作戦は面倒だができない筈は無いし、
>和平努力の姿勢を示すことは、フセイン対策への良い環境を導く筈。
>
>なぜ世界中の批判を浴びてまでイスラエルを支えるのかどうにも解せ
>ないところです。
>
>シャロンの「テロ撲滅」という名目に反論できないほどの「単純馬鹿」
>の筈は無い。となるともう愛想が尽き関心が薄れ、成るように成れ、
>という心境で有ろうか、で有ればいかにも遅い対応も納得できるのだが。

 ブッシュ政権は、クリントン政権と比べて米国内のユダヤ・コミュニティーへの借りは少ないはずなんですが、どうも、釈然としませんよね。
 先日5628さんが紹介してくれた Le Monde diplomatique 日本語版でも、シャロン首相の強硬路線はイスラエル自身の国益に反すると論ぜられています。(でもきっと、彼の権力維持には役に立つのでしょう。)このままテロの応酬が続けば、パレスチナ側のみならずイスラエルの市民生活も破壊されてしまう。
 本当にブッシュ政権は、イスラエルをわざと暴走させてボロボロにするつもりなのかもしれません。
 
  
  
  
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  [379] Re(7):遡及問題
  
        
  
> ブッシュ政権は、クリントン政権と比べて米国内のユダヤ・コミュニティーへの
> 借りは少ないはずなんですが、どうも、釈然としませんよね。
> 先日5628さんが紹介してくれた Le Monde diplomatique 日本語版でも、シャロン
> 首相の強硬路線はイスラエル自身の国益に反すると論ぜられています。(でもきっと、
> 彼の権力維持には役に立つのでしょう。)このままテロの応酬が続けば、パレスチナ
> 側のみならずイスラエルの市民生活も破壊されてしまう。

というか、一度和平への考えという至ったのでいまどうなんでしょうね。
ぼろぼろになるまで疲れたので一時的には支持率が上がっても最終的には
国民から見捨てられると思う。

> 本当にブッシュ政権は、イスラエルをわざと暴走させてボロボロにするつもりな
>のかもしれません。

そこまでサルのブッシュが考えていたらサルの惑星は現実化するかも

あそこの国もなんか、閉塞感というものに取り付かれた日本と同じ状況。
良くなる当てはないのだが、とりあえずの快感を求めている感じ

そういえば日本の財務大臣も馬鹿やなぁ‥格下げは当然の報い。
あ、今ドル買うチャンスでっせ、そのうち闇でないとドルに変えられん
世界になるわ。
 
  
  
  
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  [380] Re(8):遡及問題
  
        
  
 あああ、日本の技術がやばいぞい。
 小泉首相、米百俵とかいうのなら、もっともっと理化学理工学の教育施設や実験施設を建てまくれ。もっと人員を増やせ。沢山の人間の教育をしろ。
 靖国の英霊も(いるとしたら)、それを望んでおるはずや。
 科学技術がやばい日本になったら、国債の格付けどころじゃないわい!

 下司番組ばかりの民放は、もうええ。消えろ。
 愚民養成会社みたいなことをする連中に、「表現の自由」の崇高さがわかってたまるか!良心無き民放よ。

 という怒りが、絶えずあります。
 このまま行くと、一体、私らどうなるやら........
 
>というか、一度和平への考えという至ったのでいまどうなんでしょうね。
>ぼろぼろになるまで疲れたので一時的には支持率が上がっても最終的には
>国民から見捨てられると思う。

 あそこ、原爆開発しておりましたんで、大変心配です。
 
>そこまでサルのブッシュが考えていたらサルの惑星は現実化するかも

 不作為犯かも........
 
>あそこの国もなんか、閉塞感というものに取り付かれた日本と同じ状況。
>良くなる当てはないのだが、とりあえずの快感を求めている感じ

 日本は、マスコミが腐敗しておりますんで、もうどうにも.......
 
>そういえば日本の財務大臣も馬鹿やなぁ‥格下げは当然の報い。
>あ、今ドル買うチャンスでっせ、そのうち闇でないとドルに変えられん
>世界になるわ。

 しばらく、理化学理工学技術とそれらの教育育成に長期大量投資して、捲土重来するしかないです。
 今まで戦前戦中の技術教育の遺産でやっていまして、今まできていますので、新しい強い教育の枠組みをつくるしかないです。
 
  
  
  
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  [381] Re(7):遡及問題
  
        
  
> 本当にブッシュ政権は、イスラエルをわざと暴走させてボロボロに
>するつもりなのかもしれません。

認めたくは無いがそうだとしか思えない。共和党政権でも有る。
表面上のイスラエル寄りの対応は所詮、米国内ユダヤ人向けの選挙向け
ポーズと受け止めるのが正解かも。なぜなら今のイスラエルには米国
にとり戦略的価値がほとんど無い。もう一段踏み込んだ言い方をすれば、
今のアメリカは他国の助けは殆ど必要ないほどの圧倒的な力を持って
いる。シャロンの暴走を半ば放置し、国際世論の圧力がイスラエルの
最終的譲歩を齎す状況に至るまで消極的関与を決め込むという戦術も
考えられます。

私が今回の件でパレスチナのテロを非難する気に成れぬのは、一連の
経緯は全てシャロンの仕掛けだからです。全てはシャロンの「神殿の
丘」への訪問視察に始まります。クリントン仲介の時間切れ、シャロン
政権誕生、翌月の自治区侵攻、本格的な侵攻準備(予備兵募集)、911
テロ後のアラファト軟禁。テロはシャロンによる一連の挑発に呼応し
激化したものです。それを「テロ撲滅」とはマッチ・ポンプも甚だしい。
私はシャロンによる計画的集団殺戮・破壊行動とみなしております。

何度でも言いますが、イスラエルは国連安保理決議により裁定された
不法占拠を続けている。ハマスの停戦条件もこの線に沿った完全撤退
にあった筈。イスラエルの言い分は「盗人猛々しい」ものなのです。

最新の米国世論調査でも半数以上がパレスチナ問題から手を引くことを
望んでいるとか。フランスでは排外主義・反ユダヤ主義のルパンが
決選投票まで進んだ。

一体全体、シャロンはどんな落し所を想定していたのだろうか。
 
  
  
  
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  [382] Re(8):遡及問題
  
        
  
追補です。

ブッシュ政権のふらふらした発表を訝しく思っていた
のですが、どうやら見えて参りました。

詳細は日本語版ニューズウィークでどうぞ。

定見無きカボチャ頭のブッシュが、ユダヤ・ロビーを介した
シャロンの圧力と、アラブ・世界世論の間でその場凌ぎに
態度を変えたということのようです。

このブッシュの無定見の一番の被害者は何よりもパレスチナ人。
そして漁夫の利を得たのはサダム・フセインです。
 
  
  
  
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  [383] Re(9):遡及問題
  
        
  
> あああ、日本の技術がやばいぞい。
> 小泉首相、米百俵とかいうのなら、もっともっと理化学理工学の教育施設や実験施設を建てまくれ。もっと人員を増やせ。沢山の人間の教育をしろ。
> 靖国の英霊も(いるとしたら)、それを望んでおるはずや。
> 科学技術がやばい日本になったら、国債の格付けどころじゃないわい!

 日本の教育制度は逆行しているようですね。何故、逆行しているか?
この国の現実認識、意思決定、対策。何もかもトロイからです。
過当競争の弊害が社会問題となったのは一昔前、それを今ごろになって
やろうとするからですよ。遅すぎるのです。で、既に時代遅れなのですが
、そこが日本。「営々」と議論を尽くし、皆で決定し、約束したた事で
あれば、実施せねば成らぬ。こういう論理。どこにでもゴロゴロしている
馬鹿の標本ですな。最近、道路公団でもこんな馬鹿丸出しの言い訳を
言っておりましたね。

>
> 下司番組ばかりの民放は、もうええ。消えろ。
> 愚民養成会社みたいなことをする連中に、「表現の自由」の崇高さがわかってたまるか!良心無き民放よ。
>

私は民放を「幼児チャンネル」と形容しています。「愚劣」どころか
時には「下劣」でさえある。出版メディアも平均的水準は低い。

だがね、それと国家による情報規制とは全く別次元。
今でも「腰抜け」の日本のメディアがこれ以上腰抜けに成ってはお終いです。
何よりも、国家による報道規制は決して許してはならぬ。これは自由な
精神、ジャーナリズムの鉄則です。

日本人はね、自分の脳味噌で思考できぬ虚弱児が多い。憲法や法律
の奴隷がね。お話にもならんほど。

報道の愚劣さとは自ら戦う事です。徹底的に批判すること。
自分で判断すること。法に判断させてはならん。
法とは最後のセーフガード・対症療法にすぎない。


> という怒りが、絶えずあります。
> このまま行くと、一体、私らどうなるやら........
> 
>>というか、一度和平への考えという至ったのでいまどうなんでしょうね。
>>ぼろぼろになるまで疲れたので一時的には支持率が上がっても最終的には
>>国民から見捨てられると思う。
>
> あそこ、原爆開発しておりましたんで、大変心配です。

憎悪の連鎖は余りに根深く、改めてもう一度、闘わなくては、
鬱積した感情の捌け口を見出せなければ、妥協など所詮は不可能だ、
という雰囲気は双方共に有ったようです。

最大の難問は難民問題だと思う。パレスチナ人の出生率は異常に高い。
理由を問われると「イスラエルと闘うため」という者さえいるそうです。
パレスチナ国家誕生は、イスラエルのユダヤ人主導の国家の存続を
脅かす。シオニズム思想とパレスチナ解放思想とは真正面から対立
する。原理主義的なシオニズム思想をイスラエルが乗り越えられない
ことに問題の難しさがある。現実は既に多民族・多宗教のカクテル
社会であるにも関わらず。

> 
>>そこまでサルのブッシュが考えていたらサルの惑星は現実化するかも
>
> 不作為犯かも........

外交音痴は最初から明らかであったが、あそこまで無責任とはね。
スタッフさえ纏めきれぬ。パウエルが気の毒です。
 
  
  
  
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  [385] Re(10):遡及問題
  
        
  
幕を引かねば成りませんね。これにて閉幕です。
ご無礼の段、多々有り。平にご容赦を。
では、失礼いたします。
 
  
  
  
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  [391] Re(11):遡及問題ーちょっと待って
  
        
  
>幕を引かねば成りませんね。これにて閉幕です。
>ご無礼の段、多々有り。平にご容赦を。
>では、失礼いたします。

 ちょっと待ってくださいね。
 パレスチナ難民の押し付け合いという形などで、この問題を見てはどうかと思いつきましたので........
 
  
  
  
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