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要旨
1.原子力は必要である。
2.ただし、現行方式の改良や延長の原子力方式ならば、不必要なばかりか危険である。
3.石油は、ジェット燃料や化学合成に振り向けるべきであって、単純なエネルギー発生のためであるなら、自然エネルギーやガス、(理論的に)原子力を優先させるべきである。
こんにちは。
近年、中国の発展に伴って、エネルギー消費が上昇し、環境や原油価格に影響が及ばないか心配です。
さて、エネルギーのことですが、これから世界が「環境破壊ー森林異常伐採・大気汚染・水質汚染等を防ぎつつ」発展していかなければならない状態になりました。
確かに、エネルギーが潤沢に得られれば、耕地面積はそんなになくても、養液栽培などにより食糧問題の最低限の克服は可能です。エネルギーが潤沢にあるという仮定の下では、焼畑などの自然破壊なく、いかなる所でも(養液栽培などにより)居住収益可能です。
そして、こうした場合は、その分エネルギー必要量が増大します。
(つまり、エネルギーはある意味での耕地なわけです)
となると、これからのキーワードはエネルギーです。
さて、今、三重大学などにおいて画期的な風力発電やバイオマスなど、自然エネルギーは目覚しい発展をしつつあり、太陽光発電でもいろいろな太陽電池概念が発展しつつあります。
自然エネルギーは、これから必要不可欠なものになることでしょう。
石油は、化学合成・エネルギーになるものであり、特に航空産業の増大は石油の必要量増大をまねくでありましょう。(原子力ジェットは現実的ではない)
石油というのは、化学合成という重要な役割の原料であり、これからもっと化学合成品が必要です。
エネルギー原料として、石油に大きく依存するのは、大きな問題であると思います。海洋の原油タンカー事故は、極めて問題で、ケープタウンでよく起こります。量もかさばります。
天然ガスは、「好ましいエネルギー」の一つです。
ただし、インフラが相当必要なものの一つです。
では、原子力です。
基本的にこれは、エネルギーのみでありまして、化学合成はしません。
量もかさばりません。
(続く)
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