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  [190] それにしても不思議なこと
  
        
  
辻元氏の後には、加藤氏、これって何かおかしいですね。
辻元氏は、政治資金報告書、そして、確定申告書、加藤氏も同じ。
なんでしょうか。
総務省と、国税庁の所管事項ですね。検察庁は、法務省、警視庁は、総務省。
この事柄のリークはどこからなんでしょうか。
私は、どうも、外務省に端を発するお役人の危機感と、橋本派のドッキングという感じがしてきました。一体こんなことをしていて、最終的に誰が一番ほくそえむのでしょうか。
考えれば考えるほど、分からないことばかりです。
 
  
  
  
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  [191] Re(1):それにしても不思議なこと
  
        
  
こんにちは。

>この事柄のリークはどこからなんでしょうか。
>私は、どうも、外務省に端を発するお役人の危機感と、橋本派のドッキングという感じがしてきました。一体こんなことをしていて、最終的に誰が一番ほくそえむのでしょうか。

無理に結びつけることもないんじゃないでしょうかね。
多分、いろいろあたためてきたネタをここで各社一挙に放出しているということなのでは
という気がしますよ。つまり熟した柿がいっせいに落ちているといった
いわば「天の時」ということじゃないかと思います。

田中真紀子のときはたしかに外務省リークというのがあったでしょうけど。

第一、辻元だってやめちゃったら鈴木にブーメランが戻ってくるわけで、橋本派が
喜んでいるという構図にはならないでしょうしね。
 
  
  
  
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  [192] Re(1):それにしても不思議なこと
  
        
  
こんばんわ。管理人・石野です。
ここのところのアクセスカウンターが刻むペースが異常に高い数字を指しております。
トップページ自体はいつもより若干大目のペースですが、政治BBSのカウンターが異常に高い数値を示しております。2chで勝手に宣伝していただいてる影響もあるようですが、それにしてもすごい数字になってきてます。それぞれのページのカウンターは独立しており同じ訪問者とか管理人はアクセスの対象外に設定してあります。ということはユニーク訪問者の件数が突然増えたということでしょう。それも掲示板のページへ直接入るということだと思います。これも辻元問題・リンク忘れ訴訟等による一過性の現象だと見ております。正直は早く静かになってほしいものです。

>辻元氏の後には、加藤氏、これって何かおかしいですね。
>辻元氏は、政治資金報告書、そして、確定申告書、加藤氏も同じ。
>なんでしょうか。
>総務省と、国税庁の所管事項ですね。検察庁は、法務省、警視庁は、総務省。
>この事柄のリークはどこからなんでしょうか。
>私は、どうも、外務省に端を発するお役人の危機感と、橋本派のドッキングという感じがしてきました。一体こんなことをしていて、最終的に誰が一番ほくそえむのでしょうか。
>考えれば考えるほど、分からないことばかりです。

アカシック流に言えば国内・原子力派=親中国・北朝鮮派=反・悪の枢軸国路線・反対派連合に対する見せしめだと思います。この見方で行けば、橋本派も公明党も例外ではありません。いずれその標的にされるはずです。

ただし、私はあくまでも反面教師的意味合いで参考にさせていただいております。これが正しい見方なのかどうかは各自でご判断願います。
 
  
  
  
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  [195] Re(1):それにしても不思議なこと
  
        
  
私は、メディアのドタバタ騒ぎの影で、静々と進行中の有事法制
準備が気になっております。推進派の私にして、反対派の意見を
見受けないのが、どうにも不安でしょうが無い。「悪の枢軸」と
いう米戦略との関連を連想するのは単なる思い過ごしでしょうか
ね。
 
  
  
  
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  [196] Re(2):それにしても不思議なこと
  
        
  
>私は、メディアのドタバタ騒ぎの影で、静々と進行中の有事法制
>準備が気になっております。推進派の私にして、反対派の意見を
>見受けないのが、どうにも不安でしょうが無い。「悪の枢軸」と
>いう米戦略との関連を連想するのは単なる思い過ごしでしょうか
>ね。

GODAさん、こんにちは。
おそらくお初にレスをさせていただくのではないかと思います。

私の以前からの投稿で、私の有事法制に対する考え方と言うものは言わずもがな、という感じがありますので、ここはひとつ視点を変えてレスをさせていただきます。

私が非常に問題だなぁ、と思うのは小泉内閣成立後、いや自公保政権が成立して以降の国会の動きに憲法の存在と言うものを軽視、或いは無視する風潮があるのではないかと言うことです。
99年に成立した法律に周辺事態法や通信傍受法、そして国旗国歌法、といったものがあります。
賛否はともあれ、
これなどは憲法9条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】や第十九条【思想及び良心の自由】・第二十一条【集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密】と言った規定に明らかに反する法律である疑いが強いのではないかと思います。

そして今、憲法の範囲内でと断りながら有事法制が検討されようとしています。
この有事法制の中で、有事の際には首相が国民に対して従事命令や物資の保全命令を出し、これに従わない場合には六ヶ月以下の懲役または5万円以下の懲役を課すという案が検討されたそうです。
これについては、国民の間から反発を呼ぶ恐れありとの理由で政府部内より見送りの方向で検討をされたそうですが、有事法の実効性を高める見地から罰則規定の設置を最後まで主張したのは、誰あろう平和の党を掲げる与党の一角のあの幹事長だったそうです。

数があれば何でも出来る、新法を作れば憲法さえも越えることを許される、とする風潮はなんとしてでも避けなくてはなりません。

有事法制をするのであればまずその理念から政府がちゃんと国民に対して説明をし、国民の理解を得るべきであると思います。

いかがでしょうか?。
 
  
  
  
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  [204] Re(3):それにしても不思議なこと
  
        
  
ニライカナイさん、どうも。

初めてだと思います。宜しく。

公明党は癌です。議論も何も有ったもんじゃない。公明党には自前の
政治思想―実践可能な―などこれっぽっちも無いからね。
誰も否定できぬ心地よき理念を黄門様の印籠の如く声高に唱える連中
の中こそ、何時でも容易に転向する思想的な裏切り者が潜在する。権
力におもねる薄汚い太鼓持ち団体ですわ。

推進すべしと考える私でさえ、こんな連中の助けで進行することは腹立
たしい。当然です。

冷戦終了後のアメリカ戦略の変化に合わせる使命がある日本としては、
半島や急速な中国の経済的・軍事的台頭に対処しなきゃいけない。必死
でね。でなきゃ親分=アメリカに叱られる。下手すりゃ見捨てられる。

今年、年明けに急遽、安全保障基本法の国会提出が決まってから、気に
かかっているのですが、マスコミの反応がえらく鈍いような感じが
していたんです。

国旗国家法はともかく、周辺事態法は違憲です。なんとなれば自衛隊
自体が既に憲法違反なんですから。自衛隊を合憲と解釈するのは阿呆
か詐詐欺師くらいでしょう。9条はさっさと改正すべきです。

通信傍受法は必要悪。運用に目を光らせるしかないですね。

従事命令の罰則規定が25日に見送られたのは知っておりましたが、
最後まで設置を主張したのが公明党だとはね。見事なものです。

ついこの間、池田大作は「(第二次大戦中に)創価学会は戦争に反対し
ていた」と真っ赤な嘘をついておりました。あの連中は3歩く内に歴史
を忘れる。今度はまたぞろ「法華経信じて戦争勝利」ですかな。
 
  
  
  
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  [205] Re(4):それにしても不思議なこと
  
        
  
>ニライカナイさん、どうも。
>
>初めてだと思います。宜しく。

こちらこそよろしく。

>公明党は癌です。議論も何も有ったもんじゃない。公明党には自前の
>政治思想―実践可能な―などこれっぽっちも無いからね。
>誰も否定できぬ心地よき理念を黄門様の印籠の如く声高に唱える連中
>の中こそ、何時でも容易に転向する思想的な裏切り者が潜在する。権
>力におもねる薄汚い太鼓持ち団体ですわ。
>
>推進すべしと考える私でさえ、こんな連中の助けで進行することは腹立
>たしい。当然です。

なかなか手厳しい意見ですね。

>冷戦終了後のアメリカ戦略の変化に合わせる使命がある日本としては、
>半島や急速な中国の経済的・軍事的台頭に対処しなきゃいけない。必死
>でね。でなきゃ親分=アメリカに叱られる。下手すりゃ見捨てられる。

なかなか難しい問題ですが、アメリカの意向に沿うために日本国民を戦争に動員しようと言うのはどうなんでしょうか?。
特に有事法制については、現在までに伝えられる内容では問題があると、民主党の中でも有事法制に積極的な議員からも指摘されています。
中国は貿易に必要な外貨準備をドル建てだけではなく、ユーロ立てでも準備をしアメリカに対してものを言える環境を作ったりしています。
それに対して対して日本はアメリカに言われる事にすべてyasとしか言えない状況に追い込まれています。
特にテロ以降アメリカの一国主義が台頭してきている中で、日本の生きる道と言うものを対米従属でない部分で、長期的には考えても良いのではないでしょうか?。

>国旗国家法はともかく、周辺事態法は違憲です。なんとなれば自衛隊
>自体が既に憲法違反なんですから。自衛隊を合憲と解釈するのは阿呆
>か詐詐欺師くらいでしょう。9条はさっさと改正すべきです。

私の憲法9条に対するスタンスは森田実氏がご自分のサイトに昨年の10月に乗せた

【憲法九条が日本の国益を守る 】

と言う論文に非常に近いものです。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

>従事命令の罰則規定が25日に見送られたのは知っておりましたが、
>最後まで設置を主張したのが公明党だとはね。見事なものです。
>
>ついこの間、池田大作は「(第二次大戦中に)創価学会は戦争に反対し
>ていた」と真っ赤な嘘をついておりました。あの連中は3歩く内に歴史
>を忘れる。今度はまたぞろ「法華経信じて戦争勝利」ですかな。

小泉内閣ははや1年を迎えようとしていますが、国民の間には経済的理由のみならず、政治倫理の面からも批判的な意見が多く見られるようになった様です。
私は出来るだけ早い解散総選挙と、政界再編を望みたいと思います。
 
  
  
  
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  [208] Re(5):それにしても不思議なこと
  
        
  
>なかなか手厳しい意見ですね。

そう。不当なまでに(笑)
私なりの政治理念と仏教観そのた諸々の観点から、今の創価学会に
支えられた公明党には辛辣な批判を致します。公明党の実像・実績
にさえ関わり無くね。それが思想と言う物です。


>>冷戦終了後のアメリカ戦略の変化に合わせる使命がある日本としては、
>>半島や急速な中国の経済的・軍事的台頭に対処しなきゃいけない。必死
>>でね。でなきゃ親分=アメリカに叱られる。下手すりゃ見捨てられる。

>なかなか難しい問題ですが、アメリカの意向に沿うために日本国民を戦争に動員しよう>と言うのはどうなんでしょうか?。
>特に有事法制については、現在までに伝えられる内容では問題があると、民主党の中で>も有事法制に積極的な議員からも指摘されています。
>中国は貿易に必要な外貨準備をドル建てだけではなく、ユーロ立てでも準備をしアメリ>カに対してものを言える環境を作ったりしています。
>それに対して対して日本はアメリカに言われる事にすべてyasとしか言えない状況に追>い込まれています。
>特にテロ以降アメリカの一国主義が台頭してきている中で、日本の生きる道と言うもの>を対米従属でない部分で、長期的には考えても良いのではないでしょうか?。

私の意見では無く日本の現実に触れたのです。森田実氏のサイトを
ちょっとだけ覗いて見ました。対米関係の記事を読みましたが、ほぼ
100%、私の意見と一致しています。しかし、アメリカからの自立
は当分無理でしょう。象徴的にはAMF構想を一晩でアメリカに捻りつぶ
されたとき、日本は完全に終わったと観念しました。

戦略的思考の出来ぬ国家に何を期待できましょう。戦略の重心は既に
日本を離れ、EUと中国に移りました。キッシンジャーは70年代始め
頃、日米欧の時代を予想した。線香花火でしたね。もう二度と戻って
くる事はないでしょう。今はすこしずつ動き出したEUが面白い。


>私の憲法9条に対するスタンスは森田実氏がご自分のサイトに昨年の10月に乗せた

>【憲法九条が日本の国益を守る 】

>と言う論文に非常に近いものです。

サイトで見つけられませんでした。タイトルからある程度想像はでき
ます。いろいろな考え方が有るでしょうし、また、選択も可能でしょ
う。ただしそれを支える思想があればの話です。


>小泉内閣ははや1年を迎えようとしていますが、国民の間には経済的理由のみならず、>政治倫理の面からも批判的な意見が多く見られるようになった様です。
>私は出来るだけ早い解散総選挙と、政界再編を望みたいと思います。

悲しいことに今後の政局には格別の関心が湧きません。


そんな事より、

イスラエルが再度のラマッラ侵攻!! 全部お釈迦ですワ。
かくして果てしない殺し合いは続いてゆく。
 
  
  
  
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  [215] Re(2):それにしても不思議なこと
  
        
  
管理人です。
辻元関連話題で本掲示板が異常に世間から注目されることは、管理人の本意ではありません。
この類の現象が今後も続くものならば、管理人として本サイトの閉鎖を検討します。
その理由は本サイト設立の目的とは全く違うものであるからです。

>アカシック流に言えば国内・原子力派=親中国・北朝鮮派=反・悪の枢軸国路線・反対派連合に対する見せしめだと思います。この見方で行けば、橋本派も公明党も例外ではありません。いずれその標的にされるはずです。

その橋本派ですが、現下における水面下の情報戦にはすごいものがあると思います。
ここが崩れたとき、自民党内部の政治均衡も崩れ、新国家主義的色彩の強い政治に急カーブしていくのかなと思います。
最近のスキャンダル戦の仕掛け人がどの勢力の代弁者であるのか、ようとしてわかりませんが、その手先勢力はきっと最近のテレビ映りにも妙に自信にあふれている顔つきの人たちだと思います。
別に橋本派を擁護するものではありませんが、客観的に眺めて最近の政界を巡る一連の不肖事件にどこかのきわめて強力な意思を感ぜざるを得ません。現状は進行中の政変の真っ只中にあるということだと思います。
 
  
  
  
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  [216] Re(3):それにしても不思議なこと
  
        
  
今の政界だけではありませんが、日本中が、モラルハザード状態だと思うのです。
この原因はなんなのでしょうか。
私は、あまりにも経済に偏重しすぎた政治のせいかなとも思います。
お金のためなら、何でもあり、という風潮がわが国をここまで貶めてしまったのではないでしょうか。規制緩和のなれのはてかとも思うことがあります。
昨年の7月27日、白川氏は、演説の中で、この国を変えるということは、狂気の沙汰でやらなければできるわけがないといっていました。私もそう思います。何もかも、投げ打って、でくの坊といわれても、信念を貫くのは、今の日本でいかに困難かということです。
私は、あの時の演説を思い出すことがしばしばあります。
ごめんなさいと頭を下げる、政治家、財界人、学校の先生、あの人たちを見ていて、シラーとした思いばかりです。
 
  
  
  
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  [217] Re(4):それにしても不思議なこと
  
        
  
>今の政界だけではありませんが、日本中が、モラルハザード状態だと思うのです。
>この原因はなんなのでしょうか。
>私は、あまりにも経済に偏重しすぎた政治のせいかなとも思います。

私の見方は、「日本経済の真の危機的状況」が全ての出来事の源である、というものです。
これに米国保守政権が然るべき反応を示していることだと思います。日本における自民党政権にこの問題を可及的速やかに解決できる処理能力がないと判断していることだと思います。またこの動きに合わせて政権内部の主導権争いが激化しており、追う側と追われる側との間のつばぜり合いが激烈さをきわめていると見ております。一部野党に矛先が向いているものはその進める戦略のための地盤馴らしに他ならないと思います。おそらく向こう10年先を見越しての環境整備の一環だと思います。

問題はこの戦略において重要な位置付けを担うべき日本がその役割を果たせないばかりか今にも消え去ろうとしていることに危機感を募らせている人たちがいるということです。したがってその動きがいっそうの苛烈さをきわめているのだろうと思います。

これは国外勢力が他国にもその影響力を及ぼそうということだと思うのですが、翻って国内を見たときに本当でこれでよいのだろうかということです。何回も持ち出すようですが、小泉政権の経済政策が本当にこれでよいのだろうかということです。

私の持論ですが、小泉政権のとるべき政策は現下の迫り来る金融危機を何とか押しとどめるための抑止策とデフレスパイラル克服のための効果的施策の実現だけであります。他は何も求めません。求めても無理であり、他の動きが緩慢になるだけであります。できないのならばさっさと政権を去るべきであります。一人の名誉と国民全体の不幸を天秤にかけることなどできません。この意味の重さを総理につくづく諮っていただきたいと痛感しております。
 
  
  
  
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  [219] Re(5):それにしても不思議なこと
  
        
  
>私の見方は、「日本経済の真の危機的状況」が全ての出来事の源で
>ある、というものです

私もそう思います。アメリカに取り日本の戦略的価値はその経済力に
ある。軍事的には既に日本を占領しており自衛隊は完全にコントロール
できる。自衛隊は米軍の補助的部隊でしかなく、またそれ以上の軍事力
は絶対に与えない。政治的にも問題ない。日本はアメリカの持つ2票目
として世界の認知を受けており、主体性を持とうという努力さえ見受け
られないのだから、まあ、ときどき駄々こねるのに適当に付き合って
やれば良い。アメリカにの最大の関心事はその日本の経済力を米戦略に
いかに上手く利用するかということです。

バブル崩壊から12年。政治家のその目に余る無能ゆえのパッシングも
過ぎもはや米戦略上とうてい放置できない所まできてしまった。日本が
自ら経済危機を克服し、一人前の大人として主体的に米戦略へ参画でき
る姿が描けないので有れば、アメリカにとり、直接コントロールする
しか選択の道は無い。

アメリカの日本への対応には対日観の変化が明瞭に現れています。
もはやアメリカは日本に苦言を呈すことさえ致しません。苦言を呈す
とは、少なくとも相手を対等に扱おうと云う意思の現れなのです。
ニコニコして首相を持ち上げる態度は、即ち、黙って言うことを聞け
という圧力に等しい。流石の恥知らずな日本の政治家さえも、アメリカ
の態度変化は無論分かっている。国民には云わないけどね。ただ、
それが政局にどう具体的に影響しているかの触れるには、情報不足の
私には無理なのです。

経済問題に触れると、
米国は貯蓄貸付組合に端を発した金融危機に際し、大量の資金を一時に
投入し危機を速やかに脱した。着目すべきは、経営責任者二千人余り
(失念)を起訴するなど徹底的に法的責任を問うことで、公的資金投入
への国民の同意を取り付けるとともに―国民からして遠慮なく法的責任
を問い司法もまともに機能する国ですから―「モラル・ハザード」の
台頭を叩いた事です。

日本はどうしたか。いうまでも無いですね。現実認識の拒否と甘え
そして無能。経済相手のその場しのぎの戦力投入という稚拙なな戦争。
分析の甘さによる戦術の失敗。「流動性の罠」にはまり「モラル・
ハザード」が蔓延し、国家単位での経済破綻寸前まで行き、最後には
アメリカがてこ入れせざるを得なくなる。私は95年ごろには筋書きを
予測しておりました。アジア金融危機という不測の事態があったとは
いえ、酷いものです。アジア各国は問題を抱えながらもとっくの昔に
成長率の底を打っている。日本たるや12年以上経っていまだにおろ
おろし、チンケな政争にうつつを抜かして誤魔化すのが有様。

日本の病気の根源的な原因は何か? まあ、「甘え」・・かな。
 
  
  
  
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  [221] ホント困ったものですね
  
        
  
>今の政界だけではありませんが、日本中が、モラルハザード状態だと思うのです。
>この原因はなんなのでしょうか。
>私は、あまりにも経済に偏重しすぎた政治のせいかなとも思います。

>ごめんなさいと頭を下げる、政治家、財界人、学校の先生、あの人たちを見ていて、シラーとした思いばかりです。


GODAさんが別記事で書かれているように、ここらへんを厳選して偉い順番に都合100人クビにできたら劇的な効果があると思っています。トップのモラルハザードは配下・関係者の1万人以上に直接的に影響し、それは家庭・コミュニティーを通じて間接的かつ幾何級数的に広がっている印象。下層に行けば行くほど状況は酷いと感じます。なぜなら、下の人間は上を見ているからです。これまで日本の友人たちから、「上がアレでは・・・」という達観と諦観の弁を何度聞いたかわかりません。日本の問題は、その100人を駆逐するシステムがないことにあると思う。

ぼくは日本は実質的に法律ではなくモラルで治まってきた国だと認識していますが、その権力者たるトップがエリートにふさわしい資質を失ったことが致命的だと思います。背景として、経済的なこと(バブル時代の宴)もさることながら、自他共にエリートを自負して教育を受けた旧帝大卒が引退し、戦後教育を受けた世代にバトンタッチし始めたところが潮目になったと見ています。昭和50年代後半からの10年間くらいです。

戦後教育はサラリーマンや普通の公務員の大量生産を意図した平民教育だと思っているので、(還暦近い人たちにいまさら)抽象的かつ高尚な国家観・国家理念・指導者としての資質を求めるよりも、司法を洗練したものにして世の中の浄化を進めるシステムを応急処置することが有効な対症療法になると思います。しかしエリート不在で、それが一体だれにできるのか?と考えると、際限ない無限ループに突入してしまいそうです。

自分の子供の世代を思いごくごく個人的な希望をいえば、財政破綻などを通じて一度焼き畑になってしまうことが、考えうる最も確実な再生プロセスの第一歩になると思います。不謹慎ながら、将来のことを考えるとフィアスコは早ければ早いほどいいと思います。が、残念ながら、一度世界屈指のお金持ちになった国は、そう易々とアルゼンチン(前世紀初頭にはフランスより豊かな国だった?)のようにはなりませんから・・・。
 
  
  
  
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  [224] Re(6):それにしても不思議なこと
  
        
  
GODAさんのご指摘に山口さんの内面的考察を付け加えることにより今の日本が抱えている問題点のほとんどを網羅することができると思います。
皆さんのご指摘は、なるほどするどいな、と思います。

『日本の病気の根源的な原因は何か? まあ、「甘え」・・かな。』 .....
これはGODAさんがお書きになったお言葉ですが、これを読んで私は次のことを連想しました。

つまり、いまの日米両国を単純に昆虫になぞらえるならば、
アメリカは「アリ」さん、日本は「キリギリス」。
ただし、アメリカの「アリ」さんは「軍隊アリ」クラスが相当ですが。

いつからこんなふうになってしまったのか、ただ惜しまれます。
 
  
  
  
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  [225] Re(4):それにしても不思議なこと
  
        
  
>昨年の7月27日、白川氏は、演説の中で、この国を変えるということは、狂気の沙汰でやらなければできるわけがないといっていました。私もそう思います。何もかも、投げ打って、でくの坊といわれても、信念を貫くのは、今の日本でいかに困難かということです。
>私は、あの時の演説を思い出すことがしばしばあります。

確かあの時、服部さんは当時の「白川BBS」にそのときの状況をつぶさに投稿されていたと
記憶しております。その服部さんの投稿を読んで私は感動しておりました。そして躍動感にあふれる皆さんにお応えするように私は遠くの空からひとり熱く声援を送っておりました。
懐かしい記憶であります。
 
  
  
  
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  [227] Re(3):それにしても不思議なこと
  
        
  
>辻元関連話題で本掲示板が異常に世間から注目されることは、管理人の本意ではありません。
>この類の現象が今後も続くものならば、管理人として本サイトの閉鎖を検討します。
>その理由は本サイト設立の目的とは全く違うものであるからです。

 うーん、白川BBSでも、話題が脱線して盛り上がってしまうことはいくらもあったし、それはそれで面白かったんですが。
 また、そういう話題でもflamingにならず、政治システムや政局の分析になるあたり、このBBSも健全だと思いますよ。もっと、投稿者を信じてみましょうよ。

>最近のスキャンダル戦の仕掛け人がどの勢力の代弁者であるのか、ようとしてわかりませんが、その手先勢力はきっと最近のテレビ映りにも妙に自信にあふれている顔つきの人たちだと思います。
>別に橋本派を擁護するものではありませんが、客観的に眺めて最近の政界を巡る一連の不肖事件にどこかのきわめて強力な意思を感ぜざるを得ません。現状は進行中の政変の真っ只中にあるということだと思います。

 そうそう、なーんか、違和感があるんですよねえ。この変な盛り上がり。
 なにかの地ならしのような。
 
  
  
  
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