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□投稿者/ 山口
- 02/9/23(月) 2:53 -
□URL:
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>>格好の証拠になるビデオテープが撮影されて全国放送、庶民の対中感情悪化。これで中国をガンガン押そうと思ったら・・・逆に押し返されて説教された。ウソや隠し立てをするから。外務省は統制取れず暴走、マスコミ報道はデタラメ(ご指摘の通り)、政府の対応も二転三転、挙げ句の果て絶体絶命のピンチに追い込まれたのはこっち。中国の対応は一枚岩、対外的な言動はブレず主張が二転三転しなかった。
>
>外務省の暴走に関しては同意見ですが、対外的なぶれに関してはどうでしょう。
>アメリカなども対イラクなどではそうとう国内意見がわれているようですし、
>意見のわれるのが当然でそれが対外的にばればれの民主的国家と、統制のきいてる
>国家を比較するのがそもそも無理があるように感じます。
>それと中国はとにかく外交はうまいですよ。これは歴史的伝統のように感じます。
こんにちは。
メディア・政党・議員・圧力団体などに工作され、その結果民意がドテンして政策転換を余儀なくされるのは仕方ないと思うのです。それが民主主義の宿命ですから。
しかし、外交交渉中に首相・大臣・官房長官の記者会見のウソや隠し立てがリークされる、政府の外交交渉の腹案などの機密が相手国に漏洩するなどして、主権侵犯など国益の根本的な部分を主張できなくなるのは問題外だと思います。
旧共産圏が持つ日本情報と、日本が持つ旧共産圏情報は質・量ともに全く違います。あちらには諜報機関や工作部隊があり、わが国の政官民の一部に内通者がいます(失脚・失権中?)。しかも日本は周知のようにスパイ天国(お気楽民主主義体制)。民主主義の師匠たるアメリカが機密情報の漏洩に懸念する国です。軍国主義時代にも相手に暗号を読まれましたし。
もう一つ。中国などの共産圏は「5ヵ年計画」(共産党大会も5年に1回?)など、5年スパンで国策の基本方針が策定されている。研究レベルではその数倍のタイムスパンで検討されているはずです。米国・欧州主要国も同様。日本の場合、内閣の寿命や官庁の異動サイクルの問題もあるのでしょうが、一体どの程度のタイムスパンで政策を考えているんだろう?。せいぜい半年・1年先じゃないですか?外交であれ経済政策であれ、3年先を考えているとはとても思えない。トヨタやソニーを見習え!といいたい。
このような状況下、北朝鮮(+ロシア・中国)vs日本だと小村寿太郎クラスが出かけても苦戦すると思います。日本国民の精神的・身体的自由を損なわない範囲で国内の防御を固め、日本も本格的な官庁(対外諜報機関や長期スパンで総合政策を考えるシンクタンク)を作ったらいいのです。国力(マッスル)そのものはあるのだから、それにふさわしいツールがあれば戦略的・戦術的に互角です。
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