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□投稿者/ 5628
- 03/2/23(日) 16:29 -
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>これは高度に日本的な感覚だと思います。この文章を分析すると、「トップの資質には往々にしてムラがあるが、ブレーン・スタッフの質は高位に保たれる」=「民主主義システムよりも、国家試験制度(国I・司法試験・外交官試験など)のほうが優れた人材を選べる」=「有権者の判断は、国家試験などに劣る」、という潜在意識が投影されています。はっきりいって、現実をみる限り正しい現状認識だと思います。
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>しかしトップは絶対にアホであってはならないのです。トップは機関で周辺スタッフの人事権を握っているから。そこを理解する民主主義の師匠たる欧米諸国では、エリート教育が確立し、エリートは社会から大事にされ、その代わり失敗したら問答無用の結果責任を負う。平素ツベコベ言われる代わりに失敗しても責任不問の日本システムのミラーイメージで捉えると理解しやすいです。
重要なのは、国民がもっとエリートを尊敬し信頼し、エリートはそれに応えるという「まともな循環の確立」です。
エリートでない者から首相になった人は田中角栄ですが、彼は「広辞苑、英和辞典を食べて勉強した」といわれるほどの猛烈な勉強家で、官僚からも尊敬され、官僚は一生懸命働いてくれたといわれています。
各官庁の問題のある先例通達も変えたりしているらしい。
>エリート支配の対立勢力が民主主義なので。リーダーが庶民的なことをアピールして世間ウケする世相は末期的。ブッシュもそうだったし、日本に至っては・・・。有権者のクオリティー低下の過程で、投票が“ガス抜き(下僕に一時の優越感を与える機会)”として使われることが増えたように思う。だから、ガス抜きが必要な人民による、ガス抜きが必要な人民のための、ガス抜きのような結果にしかならない。
とくに「市民派」がひどい。
多くが左翼・北朝鮮と関連する。
管直人においては、「日本人拉致殺害犯人、シン・ガンスの釈放を求める韓国での署名運動に賛同した」ようです。
これで政治家への信頼は失墜しております。
>もちろん、議会制民主主義あるいは民主主義を守りたい・・・と願うことは実に結構なことだと思うんですよ。しかしアウトプットの象徴たるあの議員を死守したいと思う人が、果たして全体の何パーセントいるんでしょうね。投票率からして(意識的・無意識的に)要らんと思っている有権者が主要先進国に約半数いることは確実なのです。そこに戦後民主主義バンザイ的人々の自己矛盾があると思うのですが。
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>そこをクリアしないと「ああ・・・今日もやっぱり民度が低い・・・」という、あの無限ループのような「定番の嘆き」から抜けられないでしょう。
国民も自分自身で政策を考えるような努力がなく、「サンタクロース」の如く議会制民主主義を考えているからです。
民主主義は、国民一人一人が考えることが存続させるための条件です。
それをしないと、マスコミの二転三転する政治家への批判に振りまわされる。
本当に何とかしないと。
ということで、国政への被選挙人資格を厳しい試験によって与えることを、私は提案します。
ところで、山口様。
私が「その他」にて書いたことに、何がしかの考察を加えてもらえないものでしょうか?
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