|
>追加しておきます。
>あなたに儒教を説くのは間違いでした。
>どうして年功序列のお話になるのか理解不能です。
>また私には民主主義と儒教を対比させるつもりなどさらさらないのです。
ぼくは民主主義がワークしない二大原因の一つが上に立つ者の錬度の低さだと指摘しました。それに対して管理人さんは、そのことには直接お答えにならずに「人の問題を問う前に日本は儒教文化の国家である」とおっしゃった。儒教文化ではファジーに過ぎるので、ぼくはこのコンテクストに最もフィットする年功序列をピックアップし(べつに儒教的イシューなら何でも良かったのです)、儒教的な礼儀を求めるのなら相応したパフォーマンスが求められるといい、さらに一歩踏み込んで「選択の時期」が近いのではないですか?と申し上げたわけです。
スジを曲げたという自覚はみじんもありません。が、つたない経験上、ロジックを超越した礼儀作法の話題、あるいは「君も年をとればわかる」「臨終の間際には思い出す」等々の終末的フレーズが出てきたら、残念ながら議論はフェードアウト(先送り)が必至です。
ぼくに儒教を始めとする宗教の世界を説くのは時間の無駄である、というご指摘は正鵠を得ています。そもそも「日本は儒教文化の国である」という命題自体が初耳なのです(「日本文化」、あるいは宗教を絡めて語るなら「神道と仏教のチャンポン」じゃないんですか?)。いわゆる儒教的観念が一定年齢以上の世代に比較的通じやすいものであることは理解していましたが、素朴な疑問として、日本人の「ほぼ全員」が儒教ワールドを信じているものなんですかね?
そんな筈はなかろう・・・という方に一票入れておきます。儒教の世界を本当に日本人全員が心の奥底で信じていたら、対外的には、朝鮮半島があれほどピーピー騒ぐ筈がない。国内的には、いつぞや指摘した「シルバーシート」なる代物があのオーダーで存在する筈がなく、ひいてはあれほど失敗を重ねてなお引責辞任するトップ層があれほど少ない筈もない。
>>欧米との比較から、日本には致命的な欠陥が2つあると思います。
>>
>>1つめは、再三述べてきたように、上に立つヒトの問題。(略)「血で勝ち取った権利なんだから大いに主張し給え、そして戦い給え」と教育されて、イザ主張される側に回ったら一体どーするんですか?国会や株主総会に如実に現われていると思いますが、生きるすべがない。
>
>人の問題を問う前に、日本は儒教文化の国家であるということです。といっても日本人であれば誰でも承知していることであります。例え若さに任せてそれを無視していようが、臨終の間際には思い出すものであります。
|
|
|
|
|