石野研BBS        政治問題


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  [123] 職業としての政治
  
        
  
>政治家を続ける限り避けられない問題だと思います。
>でも、それだけで本当にいいのか、という
>より根源的な問題が横たわっていると思います。

 政治に身を投ずる者のそなうべき資格と覚悟は何か。こういう時、引き合いに出されるのはドイツの社会学者マックスウエーバーの上記の著書ですね。参考までにその触りを。。

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 政治家にとっては、情熱、責任感、判断力の3つが重要である。責任性と結び付いた燃えるような情熱が冷静な判断力としっかり結び付くことができるかが問題である。

 政治の本質は権力であり、政治がその背後に暴力が控えている権力という極めて特殊な手段を用いておこなわれているとう事実は、政治の実践者に対して特別な倫理的要求を課すはずである。たしかに行動が虚無に落ちいらないための内的支えとして、信念(理念)を持つことは重要である。しかし政治の手段が暴力であり権力が一切の政治行為の原動力である以上、「信念」だけではすまされない。

 指導者の良き動機もしばしばその仲間の、あるいは部下の余りに人間的な動機によって裏切られるというのが、政治の現実である。可測・不可測の一切の結果に対する責任を一身に引き受け、道徳的にくじけない人間、政治の論理がしょせん悪をなす論理であることを痛切に感じながら、「それにもかかわらず」といえる人間だけが、政治への「天職」をもつ。
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後半部分は何か、身につまされますね。

 
  
  
  
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