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  [375] Re(3):遡及問題
  
        
  
>うーむ。被害者であればどうだと言われるのか。
>イギリスの責任は重大。更にはイスラエル建国はヨーロッパ
>におけるユダヤ人問題の厄介払いのような性格もある。その
>建国に力を貸したのはアメリカ。責任はこれら国々にある。
>受け入れた―させられた―アラブ諸国にもあるでしょう。
>だがね、理由がどうであれ、イスラエル国家とは招かれざる
>客の主体なのです。最後は自ら解決するしかないのです。

 まあ、そうなのでしょう。
 
>>>パレスチナ側のテロはイスラエルの武力侵攻の言い訳とは成ら
>>>ない。過去にイスラエルは暗殺という手段を用いている。
>>>(1992年のヒズボラ指導者暗殺。1997年のハマス指導者暗殺
>>>失敗など) 対テロ戦争上、イスラエルは暗殺という手段を
>>>対抗策として公然理に認めてきた。ならば、テロを一方的に
>>>非難する資格など無い。
>>
>> ここは、いろいろ別の見解もあったりしまして、難しいです。
>
>そう。難しい。難しいということは即ち、弁明の材料とは成り
>難いという事です。
>自爆テロは誰であれ肯定しないでしょう。ならば、正規軍侵入
>による殺人を「正しい戦争のやり方」として是とするかと言え
>ばこれも出来ない。本来、より厳しい批判が向けられるべき
>テロも、それが報復として続くならば、相対化されてしまいます。
>要するに外から見れば「どちらもどちら」。共に「言い訳には
>ならない」のです。

 それもありますが、この問題は歴史のどこの時点まで遡及させるかによって、責任のある国がころころ変わる。
 ということは、彼らの都合のいい時代へ遡及させて、事の善悪をなすりあう行為をやめさせる必要がありますね。
 となると、力ある第三者の仲裁が必要なのだが、アメリカは実行できない。
 だから、なめられる。
 
>私にとり明確なのは、イスラエルが合意や国連決議に従わない
>限り、テロは無くならないということ。イスラエルはこれを
>実行して「初めて」、一つの対等な立場に立てるのだという
>こと。そうして初めて、テロの非難が有効と成るのだという
>ことなのです。

 私からいえば、国際的協定すらも無視するアメリカがかような国際機関やその決議を利用するとしたら、虫のいい話ですわな。

 
  
  
  
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