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□投稿者/ 5628
- 02/4/27(土) 19:20 -
□URL:
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こんにちは。
ここしばらく、トリウム溶融塩炉を見ておりますと、
「超ウラン元素やプルトニウムの燃焼処理や半減期を短くすることが可能」ということで、有望視されているようです。
日本では、「原発革命」で一躍有名になった炉で、いくつかの問題点はありながらも、それらの欠点を補ってなお、利点が制する(安全性が極めて高い・超ウラン元素が出ない・核廃棄物の半減期が概して短く、長いものも短くなるよう処理できる..などが十分予測できる)ようです。
まあ、既存の軽水炉をいきなりこういうものを開発して変えろとは言えませんし、不可能ですが、「廃棄物処理の有効な方法」として、「トリウム+ウラニウム溶融塩炉」の研究を、日本の国家機関で本気になってやってみるというのは、かなり面白いように思います。
「核廃棄物処理向きトリウム溶融塩炉開発」の試みを、日本もそろそろ本気になってやるべきと思いますがどうでしょうか?
そうでもしないと、何万年クラスの核廃棄物で埋め尽くされるし、これでは原子力産業は終末を迎えるでしょうから。
あと、原子力の学術とか、産業団体の人事も変えるべきです。
何十年も同じ人が、同じ発想でやっているのですが、「再処理方法論」も行き詰まり、「もんじゅ」も行き詰まり、でも強引に商業化しようとしている。
いずれの開発も、多大な技術的財産をつくっているので、「やめろ」とはいいませんが、別のアプローチも考える事は、産業にとっても研究にとっても必須のことと思います。
学術団体や産業団体は、東大閥が効き過ぎています。
また、上@冬子などの「原子力旗振り評論家」も、何十年と同じ事をいいつつ、的確な原子力産業の改善改良に導いておらず、昔の路線を異常に頑固に守っており、これでは柔軟かつ遠大な計画を可能にする言論をつくりだせません。
評論家としての前提条件が、全く無効であるといえます。
これでは、日本の原子力がまずくなるのは当然であるように考えています。
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