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>黒岩氏35歳。白川氏が代議士初当選されてた時とほぼ同年代。白川氏が書かれた「地方復権の政治思想」に大いに共感し当時1票を入れたものです。
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>黒岩氏と白川氏の似て非なるもの。似ていることは雪国の公立高から東大法学部に入学したことぐらいで、非なることは多い。白川氏は自ら政治家を目指しなんのお膳立てもない徒手空拳で失敗をしながら代議士を勝ち取ったこと、黒岩氏は反自民の追い風に乗り周囲がお膳立てしてくれて当選したこと、白川氏が「地方復権の政治思想」などの自著を基に明確な政治施策を演説会で熱っぽく当時は語ったこと、黒岩氏は甘いマスクで現代風パーフォマンスで女性票を始め無党派層を取り込んだこと等です。時代が変わったなあと言うのが正直な印象です。
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>余り言われてませんが共産党の桑原氏も10万票以上獲得し善戦と思います。
>それにしても「白川氏復権の政治思想」はどうなっているのでしょうかね?
そうですね。
サイコの味方さん、こんにちは。
私は、「地方分権・地方復権のために、何を成功させるべきか?」を考えて見まして、「国税の一部を地方が使えるようにすべき」か「国税比率を減らし、地方税の比率を上げるべき」と思っています。
現在の問題の一部について、下記のような考えを提示してみたいと思います。
A)地方の収入→一部は地方税だが、多くは中央への税→中央の税が補助金・公共事業などの形で地方へ還元される。
というような構図があります。
地方からの国会議員の場合、地方の人間が地方税だけの収入でやっていくのは困難です。
そのため、彼らは発言力を強力にし、中央に働きかけ、公共事業や補助金の形で地方に還元させます。
この状態は、必要に迫られたためのものであると考えます。
従って、全体的な政策など考える余裕などありません。
鈴木宗男の異常行動も、そのような背景があったと私は考えています。
もし、かような事がないとすれば、地方の人間は中央(東京)をそんなに意識しないでしょうが、実際はそうではありません。
さて、かような状態の場合、国税が上手に投資できません。
例をあげますと.........
田中一家がやったといわれる「上越新幹線」。
金丸のやった「リニアモオタアカア」。
なんとも、リソースの無駄と思いたくもなる計画が実施されました。
運輸から考えて、上越新幹線の計画たるや、群馬(中曽根)と新潟(田中)だけが便利になる計画と考えたくなるほどで、あれが北陸全体の利益になるようなものか大いに疑問です。
そうして、このようなことや他のことから見まして、上記のA)にあてはめますと、「地方が生きていくために政治家を選出し、強い発言力が持てるように支援して、国税に源を持つお金を(補助金や公共事業など)の形で引き出す」ことをしないと、生きていけない地方の姿があるのではないのでしょうか?
そしてそれは、中央(都会)に劣等感を抱く地方の人間の精神態度をもたらしてしまう。
私は、これでは何をやっても無駄のように思います。
私は、その原因は税制にあると思い、地方税と国税の比率や税収の形態の格差にあると思います。
私は、地方から中央にもたらされる国税の一部を教育・研究・医療福祉の用途に限定して、これらの自治体の中長期計画のために使用できるようにし、またその一部は緊急災害時のための中長期計画と災害に備えた引当金として地方自治体の金庫に納められるようにすべきと愚考する次第です。
どうでしょうか?
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