|
|
|
|
□投稿者/ 服部光之
- 02/4/30(火) 20:47 -
□URL:
|
|
|
|
早速のご返事ありがとうございます。
「殺される」というのは余計です。
まあ、これは、彼のニヒルな性格に起因するネーミングとしましょう。
あの本でも、述べられていることなのですが、医科大学の系列化、そして、大学研究室の系列化という縦割りが、明治以来の医局支配体制として批判もしています。
実は、私の母も、昨年くれ骨折をして、地元の救急大病院に入院して、この割を食いました。
患者よりも自分の身分を大事にするんですね。患者が大きな不安を抱えている時に、自分達のするべきところはここまで、そこからは、自分で探して転院してくれとだけです。これが、患者中心の医療なのでしょうか。
ですから、自分達の息のかかった病院しか紹介しません。そこが本当にいいのかどうか、見に行きましたが、落第点でした。結局、系列外ですが、費用の掛かるところでよく、リハビリ、ケアしてくれる所へ行くことになりました。
話しを戻します。
私の甥が医師をやっていますが、医師としての立場から、医師に失礼のないようにするのが、患者の立場だとまで言われました。身内の者でも、系列に関しては、アンタッチャブルなのです。
このように縦割りで、系列病院まで支配して、医師の行き先を大学の研究室が決定することはどのように理解するべきなのでしょうね。
それから、アメリカの医療教育は、万通まんということは、徒弟制度とは違うと思います。
それは、マイスター制度であって、支配するようなものではないと思います。
其れから、医療保険制度ですが、アメリカのクリントン前大統領は、医療保険制度の確立を諮りましたが、結局出来ませんでした。これは、今もって、あなたが指摘される、アメリカの弱点でありましょう。しかし、我が国がどうすることも出来ません。
それから、加護の問題でご指摘の保険制度と加護は結びつかないという点は、今、我国の医療制度、保険制度改革の論議に具体的にふれられているのでそちらを読まれたほうがよく分かると思います。私の言っていることではないので念のため。一言で言えば、治療積算方式の欠点から来るものです。
>
|
|
|
|
|
|
|
|