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その時、外交官は何をしたのか?
伝えられる映像は外交官の無能ぶりを見事に再現してます。外交官の本分が何なのか、何も理解できていない所業を断ぜざるを得ないできごとです。そして問題の本質は当事者・領事館員らの無能ぶりなどではなく、世界に向けて日本国の途方もない弱腰ぶりと予想以上の外交的無能さを露見させ徹底周知させてしまったことです。これは決定的な出来事であります。
外交というものは本来、国同士の喧嘩であると思います。お互いの主張をどう相手に飲ませるのか、そこにはそれ相応の手練手管も必要であり腕力も要ります。そしてそれに携わるもの自国を代表していることの自覚がたえずなければなりません。伝えられる映像を見る限り、これらの外交官は喧嘩のやり方の初歩すら知らないようであります。喧嘩は先手必勝であります。先に顔をそむけ怯んだほうが負けであります。あとは勝者の言い分に従うだけであります。そもそも今回の出来事は喧嘩以前の出来事であります。危機意識すら存在しておらずさらに職場放棄したあげくに野次馬的立場に変身しております。言葉どおりの亡国的行動と断じます。
死んだ子は返りません。あとの事後処理が大事です。この事態に政府はどのような処置を施すのか。
私は間髪を入れぬ徹底的な対策を求めます。一両日中に事態が好転せぬ場合は、すぐさま大使召還を実施し、実行中あるいは予定中の政府間援助の全面的即時凍結を実施すべきであります。この程度の処置はあたりまえの事件であります。それだけのつけを中国政府は覚悟すべきであります。小泉政権の対応を注目いたします。
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