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□投稿者/ ニライカナイ
- 02/5/14(火) 20:24 -
□URL:
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>瀋陽の日本国総領事館への脱北難民騒ぎというのは、何だったのかと考えると、どうも韓国NGOと中国とで日本の外務省軟弱子供体質を世界にさらしてあざけったということになるんじゃないかと思います。
結果的にそうなりました。
北朝鮮・中国国境にいる脱北難民にスポットを当てさせたい韓国NGOがその目的を最大限に達成した、と言えるでしょう。
ただ、本日更新された森田実さんの時代を斬るでは違う見方がなされています。
この事件に関する対応次第では日中両国の国民の間に、反中・反日の感情が芽生え、極東アジアに紛争を起こしたい、ブッシュ政権の思惑通りにこの極東アジアで戦争が勃発するのではないか、というのです。
以上の理由により森田さんは、この事件の背景にアメリカの影を指摘します。(詳しくは森田さんのHPで。)
>国会議員や外務省官僚が日本の独立国としてのプライドとか名誉とかを持ち出す前に国内的にやらなければならない人道的改革(難民受け入れや入管法)が山積しているというのが現実なのですから、現場に対して(無理しないように)としか指示しようがなかったのも理屈では理解できるのですが、まあ、日頃から独立国などという意識も気概もなくお働きになっている国会議員や官僚のみなさんの怠慢があぶり出されて、国際的に恥をかかされた一件だったということが言えそうです。
問題は国会議員にその意識が無いことではないですか?。
国会では有事法制という鎧についての議論がなされていますが、領事館と言う日本の国権が及ぶごく狭い空間内での有事でさえ、上手く解決する事ができない政府が、日本有事を語ることは出来ないのではないかと、つくづく思わせる事件でした。
また国際的には、大使館・領事館における治外法権を、現在の日本の保守政治家が考えているものとは違う、という説もあるそうです。
これは、本来大使館・領事館等在外公館・在外外交官に認められる外交特権とは、領事館内等において不当な捜査・拘束を受けないための権利と狭義に解釈する説です。
どうも、9/11テロ以降この国にも、アメリカ式(ブッシュ式)の安全が何よりも優先し国民の自由と権利が抑制されることを是とする風潮が変な方向に流れつつあるのではないかと思います。
>北朝鮮の上部では「アリラン祭」での外貨獲得活動が盛んですが、下部はもうメルトダウンを始めてしまっているようです。
>しかし韓国としても北の崩壊による南北統一は南の経済的破綻をも招くということで望んでいないでしょう。キム・ジョンイル体制を維持しながらの(展望の乏しい)ソフトランディングを考えざるを得ないのだと思います。
>
>私は北の崩壊が近いと見ていますが、どうでしょう。
アメリカは確実に金体制の崩壊を狙っています。
今回の騒動がもし森田さんの指摘どおりアメリカの世界戦略の中のひとつの出来事であるならば、小泉政権がこれに乗っかる可能性は否定できません。
そのための有事法整備だ、という見方が多く聞かれます。
ただ、韓国を含むアジア諸国がこの地域の平和と安全を乱されないように、アメリカに対して共同してアメリカの意図をはぐらかすのではないかと森田さんは指摘します。
このような状況の中で、日本の対応としてアメリカブッシュ政権に追従するのか?。
それとも、アジアの一員として周辺アジア諸国とともにこれに反対をするのか?。
私たちは大きな決断を迫られるのかもしれません。
ところで北朝鮮の崩壊と自民党の崩壊と、どちらが早いでしょうか?。
本日の鈴木宗男議員議員辞職勧告決議案の上程問題を見るにつけ、自民党のメルトダウンは加速された、と私は見ているのですが。
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