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上でねこかぶりさんが書いているように、「武装警官が領事館に入った」という事実があって、「彼らを入らせたのか」「彼らが入ってきたのか」が問題になっているわけですよね?
>中国警備当局の過剰反応はあるでしょうが、冷静に報道を見聞きする限り日本外務省はアウト。
>多少の行き違いがあったとしても今回は中国報道に信憑性を感じませんか?
>常に後手後手。
自国民をしてそう思わしめた時点で(全体の何割くらいがそう思ってるんでしょう?)、日本政府および外務省の戦略・戦術ミス、マスコミの取材・報道ミス、の2つがあることは明らか。
ことの善悪は度外視して、交渉ごとの本質は勝つか負けるかの二つに一つですから。
あの映像はぼくも見ました。事件の舞台が欧米のどこかの国の領事館だったら、中国がどう暴れようとこちらの完勝で決まり。あのビデオテープがありながら交渉のテーブルで押されるなどという失態は、真剣勝負のビジネスの世界では考えられません。
敗因ですが、正確な情報(特に現地情報)を把握しないまま本国(政府・マスコミ)がテキトーに暴走してしまった、と。これに尽きると思う。だからいきなり辻褄が合わなくなり、絶体絶命だったあちら側に巻き返されてしまった。
日本が教訓とすべきこと。先ず、情報を軽視した戦い(政治・外交・報道)は無謀だということ。次いで、物事を考えずにやみくもに戦いを強行すると今回のように勝てるものまで落とすということ。現地情報が速やかに本国に流れず、それを要路が活用できなかった原因を徹底的に究明し、大至急応急処置を施すよう推奨します。あれが本当の有事だったら一巻の終わりですから。そもそも、そういう議論こそが国益を前進させる有事法制・メディア規制というものではないでしょうか?
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