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>>若者の髪の色をよく観察し、茶髪を(政治に対する)イエローカード赤髪をレッドカードと思い、色調の変化を鋭敏にそして真摯に受け止め国政に反映させねばならないということ。対症療法としてデフレと景気の対策に注力して若者の雇用が増えれば、自己主張の主戦場がルックスから内面に移って、少しは髪の色が変わるかもしれない。日本の10代〜30代の髪の色が今後どのように変わっていくか、ぼくは結構ウオッチしているのです。
>直せば済むことであります。それだけのものであり全体的には大きなファッション・ブームの真っ只中に現在もあるのかもしれません。いずれ廃れていくのか定着していくのか神のみぞ知る範疇でありましょう。何かに傾向付けてウォッチしていくことは意味があるのかもしれませんが私自身は現状無関心といったところです。
山口さんは茶髪ブームが浜崎あゆみの出現いらい顕著になっているとの考察ですが、実際はそれ以前からブームであったと思います。時期的には十年程前くらいでしょうか。なぜ茶髪にするかと申しますと、石野さんの指摘のように単純にファッションでしかなく、別に社会に対するアンチテーゼでもありません。もしそうならば依然として続く投票率の低下の原因の答えにもなりません。
揶揄する訳でもなく、また誤解なされると困りますが、山口さんは賢い方ではありますが、少し考え過ぎ、あるいは深読みのし過ぎという感じがします。仕事柄か「分析」の僻があるのでしょうが、私や山口さんがそうであったように若い時代は単純なのです。それに最近は若者だけでなくおじさん世代でも平気で茶髪にする人も増えているようです。おじさんだってオシャレをしたいのでしょうし、まだ日本社会に余裕がある証拠でもあるのでしょう(内実はともかくとして、気分的にです)。
また石野さんが茶髪たちに偏見をもたないのはなにも石野さんだけの事ではなく、世の中がまたひとつ「受け入れ枠」を広げてきた証拠でもあると考えます。昔ならば即、不良という烙印を押し、受け入れなかったでしょう。まだ閉鎖的社会の日本ですが、前には進んでいるのは確かなようです。そのうちもっとも閉鎖的且つ遅れている政界などほったらかしにしたリーダーが出現し、それらを核にしたムーブメントが起こればおもしろいなあと思っております。
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