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  [575] Re(1):江藤発言に噛み付く
  
        
  
池田さん、おはようございます。
白川BBS以来であり、池田さんの投稿を歓迎致します。
(但し、私自身は池田さんとの直接の投稿上のやり取りはなく今回が初めてかと思います。)

ところで気になる言葉がありましたのでネットの大辞林で辞書を引いてみました。

■ おもねる:

 おもね・る 3 【▼阿る】
 ----------------------------------------------------------------------
(動ラ五[四])
 気に入られようとする。へつらう。
 「大衆に―・る」「時流に―・る」
 「其の鬼走り疲れにて、祭の食を見て―・り就きて受く/霊異記(中訓注)」

と、ありました。
冒頭の私の意見は江藤氏の発言に真っ向から異論を唱えるものであり、あくまでも私の個人的な見解を主張するものであります。余人がどう捉えるのかは各々のご判断にお任せするものであります。これに対し賛否両論の意見が出てきてあたりまえであり、それはそれで自然なことであります。しかしこれを「おもねる」と捉えられることに私ははっきりと拒否致します。それは私の本意ではなく意味も違います。なぜそのような効果を狙わなくてなならないのでしょうか。これが単なる言葉の用い方の取り間違いであることを私としては願います。

>昔から洋の東西で「黒髪」は「緑なす黒髪」として、その美しさを讃えられて
>来ました。
>良く知られているルアナルの「にんじん」は主人公の少年の生来の
>髪の色から、そのタイトルが付けられています。

赤毛のアンの髪は赤い髪。

>日本民族は、この賛美される「黒髪」を、多くの人が生来の特質として
>持っています。これは日本人の持つ大きな特徴の一つです。

モンゴロイド系の大きな特徴です。
黒髪・黒い瞳...
日本・朝鮮・漢民族.....単に極東地域だけでなく環太平洋地域に広がる黄色系人種の際立った特長であります。

>国を代表して体外試合に望むときには、この「黒髪」が諸外国のチームとの
>大きな違いとして印象づけられる要素の一つになります。

否定はしないです。
但し、欧米系・スラブ系・アフリカ系諸国との試合のときにより際立つ特徴であります。

>これは、歴史により作り上げられて来た美意識・美的感覚の問題です。
>この誇るべき、生来の美しい黒髪を無惨な茶やその他の色に染めて、日本代表
>を名乗ることは、日本人の特色を否定する行為です。自分たちが持っている
>生来の美しさを忘れたのか、気がつかないのか、世界の美の歴史を学ぶ事を
>忘れたのか、これらを欠いているのか、日本人としてのアイデンティティを
>持たないのか、恥ずかしいことです。

日本人であることのアイデンティティとは一体何であるのか。
髪を染めてる人にも存在している(と思われる)彼(彼女)自身の内なる日本人的価値観・美意識を単に髪を染めているという理由だけで否定してしまっても良いものか。

>江藤隆美さんは、なかなか骨のある人です。

一言居士の硬骨漢と思っておりました。
しかし時折見せる言動に恍惚感も漂っております。

>これまでにも、マスコミ等の風圧をものともせず、サイレントマジョリティの
>思いを、自身の言葉として発言して来られました。
>今回の発言もその一環をなすものでしょう。

>>「『髪の毛が赤いのは相手を脅かす』というがニワトリのまねなどせんでいい。」

この発言も「その一環」を成すものでありましょうか。
人をニワトリ呼ばわりする前に自身を別の何かに例えて比喩するのであればまだ許される範囲でありましょうが.....

>小学校の運動会を見に行きますと、茶髪や、金髪のスリットにした子供を
>見かけますが、この親はと見るとやはり茶髪や金髪(笑)

これは私の周りでもたまに見かけます。
私もこの親の価値観を疑いたくなりますが、よそ様にそれを言ったにしても「せんない」ことです。
この親たちにとって一度はやってみたい一過性のことと理解しております。

>これは美意識の否定の再生産以外の何者でもないのではないか、日本人としての
>アイデンティティを否定するものではないかと暗澹とした気持になります。
>教育の荒廃をまのあたりに見るおもいです。

しかしこれを教育の荒廃として私は見ていないです。
こんなことまでいちいち教育のあり方に責任を押し付けようとする意識自体が問題であります。
さらに言えば、教育とはなんですか。
親が子に与える家庭内教育。学校教育。しかしその大半は義務教育に委ねられるもの。
その他、さまざまな教育が存在しております。
そのどこの教育のどこの箇所に問題があるのでしょうか。

私は考えるのです。
これらの価値観は単に教育問題の範中で語るべきものではなく、もっと時代の大きなうねりの中で捉えていくべき性質のものである、と。
そしてその価値観はもはやひとつの国にとどまらず世界レベルで考えていくべきものであること、と。

>>これなどはまさしく選手の主観の問題であります。
>
>いいえ、選手の教養の問題ではないですか?

逆説的に問い掛けるならば、
髪の染めている代表選手に教養はないのか。

そんなこと質問するほうがおかしいと思います。
まさに一笑ものです。

 
  
  
  
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