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なんか髪の毛の色と文化風俗的考察が流行ってるみたいなので、
僕もちょっとだけ。
髪の毛の色を染めるのが流行りだしたのは、ただ単に「技術の
進歩で手軽に染めやすくなったから」だと僕は考えています。化
粧品売場の店員さんいわく、この分野はかなり進歩したんだそう
です。10年前とはくらべものにならないほどに。
売り場に行くとたしかに、本当に色々な商品が所狭しと並べら
れていて、本当に活気のある売場です。そして、そこにはいろい
ろな人たちもいます。いないのは、江藤のオジサマみたいな人た
ちだけですね(^^;。
それだけ、髪の毛を染めるということが、日本人にとって普通
の行為、ある種の文化として定着したということの現れでしょう。
江藤のオジサマはそれを知らんだけですわ。
ところで、黒い髪を茶色や黄色や赤色に染めるのがダメなのな
ら、じゃぁどうして白髪を青色や紫色に染めているオバチャンは
ダメじゃないのでしょうか(^^;。
いっしょやん。
で、江藤のオジサマは、オバチャンらにもそう同じように言え
るのでしょうか?「髪の毛の乱れは心の乱れ」って(笑)。
ちなみに、なんで青色や紫色をオバチャンたちが好んで染める
のかというと、青色系の染髪剤は昔からあったからだそうです。
青系は色落ちしにくかったので早くから商品化できたんだそうで
すが、他の色は落ちやすく、また脱色系は頭皮がしみるので、商
品化できなかったようです。オバチャンたちは若かった頃の名残
で、よく青や紫に染めているそうですよ。
世の中には、ファッションに敏感な人と疎い人がいる。
女性や若い人は敏感で、男性や年を取った人は疎いという傾向
がある。もちろん傾向で、すべてがこうではないけれど。
そして、疎い人は、新しいファッションについてはいつも批判
的である。
それは大昔からそう。昔も今も同じです。
織田信長だって、斬新すぎるファッションに周囲は「うつけ」
とか言って批判的だったですしね。
'70年代は若い長髪男性が流行ったっけ。で、オトナたちはそ
れに批判的だったっけ。
ちなみに最近は、色を染めるのも流行ってるけど、丸坊主(ス
キンヘッドじゃなく、3分刈り程度)も密かに流行ってきている
んですよ。
「流行」とそれにたいする「アンチ流行」は昔から現代に至る
までずっと続いている。
別に何かが変わったとか、そういうわけじゃない。色や長さが
変わっただけで、本質的な部分は昔から何も変わっていない。
そう私は考察します。
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