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ししろうさん、投稿をいただきましてありがとうございました。
また、古川さんのメールのご紹介をいただきましてありがとうございました。
古川さんがこの石野研BBSをたまに見ていてくださったとは正直うれしい気持ちであります。以前の白川勝彦BBSに投稿されていた人たちが皆さん今はどうなさっておられるのか、ときどき考えることがあります。それぞれ別の居場所を見つけてそこに定住されているのか、または今はもう投稿することもやめ以前の生活に戻られているのかな、などと私なりきに考えております。
インターネットを通じて政治問題等を議論するこのスタイルは白川さんの功績がかなり大きかったと思います。現役の政治家のWebサイトで政治家自ら問題提起し掲示板参加者と直接議論することの意義は、それまでのこの種の掲示板ない斬新さと希望を参加者に提供してくれたと思います。時のITブームのあおりもあり、その可能性は無限大の広がりを感じさせてくれたものでありました。そして同時にある種の限界をも浮き彫りにしてくれたのではないかとも考えております。
私見ですが、白川さんがいつの日にか復活されたとして、そして自サイトの積極的運営がなされたとして、はたして白川勝彦BBSも以前と同様に復活がなされだろうかと考えるときがあります。しばらく考えた末の私の予想は「たぶん、ないだろう」であります。それが自然の流れだろうと考えます。政治家サイトとしてはやはり相当のリスクをともなう存在だろうと考えます。この種の掲示板は勝手連的支持者で運営されていくのがベターと考えます。
この石野研にしましても一体いつまで続けられるだろうかと自問自答することがあります。ある日突然交通事故か何かで私自身がいなくなることがあります。もちろん家族・知人はこのようなサイトを私が運営していることなど知りません。サイト更新がなされずサーバー契約の終了と同時にある日突然消失するということだと思います。また、私自身考えを変更し白川さん支持を取りやめることも可能性としてあります。考えればキリがないことなのですが無限のものなどないということです。
今回の医療過誤の問題を取り扱うとき、その失われた命の重さをどう捉えるかにより、まさに見解が分かれていくものだと感じます。つまり人はその痛みを自らのものと感じたときにこの問題の根深さをはじめて理解できると私は考えます。命のやり取りの問題に躊躇・ためらいは禁物です。緊急対策的問題と中長期的根本対策は分けて考えていくべき課題であり、そこの線引きができていないところの論議はただ空しいだけであります。その辺の価値観の共有がまずこの大きな問題解決のための第一歩なのだと改めて痛感しております。
その意味で、古川さんの著作は重要な問題提起をされた意義深い作品であると思います。
古川さんによろしくお伝えください。
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