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こんばんわ、服部さん。
>本日のサンデーモーニングの田中知事の話の中に、奥歯に物が挟まったというか、喉まで出かかっていることのもどかしさというか、水と油の違いとでも言うのでしょうか。視聴者には分かりすぎることがあったと思います。
サンデーモーニングは見てないのですが、お話の内容は概ね理解できます。
>なぜ、中央のゼネコンにばかり、仕事をやらせたいのか。地元業者に任せることで、工事単価の引き下げ、地元雇用の促進と、効果はかなりあったのに、これを批判されるいわれが理解できない。私もそう思います。長野県議はその点になると口を噤んでしまいます。これは、中央政界特に、与党関係で、既得権益の確保のために、やらされているということなのでしょうか。だとするならば、良識ある長野県民にその判断をゆだねてみようではありませんか。
自民党の長期政権を支えてきた地方の根幹部分の歪な構図が今回の知事・不信任案を通じてあぶり出されつつあるとみます。県議会・保守派3派は今までどおりで彼等自身の常識を「あ・うん」の呼吸で県民に求めるつもりでいたわけですが、今回は「そうは問屋は卸さない」ということだと思います。彼等には理解不能の地殻変動がいつのまにか始まっているということでしょうか。すでに長野県民の最初のリアクションは予想以上のものがあったと感じます。
>県民の総意としての田中知事、各地の地元代表の新県議と、なった場合には、どのようなことになるのでしょうか。
この地殻変動は伝染性が高いと思います。あっという間に全国に波及していくかもしれません。若い知事さんたちは必然的に意識して行かざるを得ないと思います。言うなれば政治的意識改革のすさまじい嵐が今、長野という地方から中央に向けられて確実に発進したと感じます。
>田中知事は、本日は、地元を離れています。
>知事が、車座集会をしてきた成果から、新しい県議立候補者が出るように働きかけることはしないのでしょうか。
>長野県の民主主義の推移に注目したいと思います。
田中知事の脱ダム宣言が反対派のあまたのいわれなき個人攻撃を押しのけて政策論争の中核を占めることができるかどうか、そこが天下分け目の争点になると思います。本日午後、熊本へ飛んだのもそれを睨んでのことと考えます。田中知事はあくまでも争点を庶民感覚にもわかりやすいように絞り込むことに努力しており、それは正しい判断だと思います。これが全国的に、より大きな世論を形成することができるかどうか、そこに田中系議員を生み出すことが可能かどうかの鍵があるとみております。
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