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5628です。
近年、環境でも、エイズやマラリアの流行、難民、エネルギー開発、エネルギーセキュリティー、食糧や水、原子力の安全化や新しい原子力の開発や脱原子力との関連.........といったものを、ちょこちょこ見ているのですが、気づいたことがあります。
基本的に、日本語の政治系サイトで、この手の国際的問題になっていることを論じることなく、ただひたすら「日本の国のことばかり」を論じているのです。
腹が立つ時もあったりします。
日本は、中国やアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパのように広くはないし、地下資源に乏しい。
となると、日本は海外に依存せざるを得ず、「アメリカあっての日本」「中国・東南アジアあっての日本」「オーストラリアあっての日本」「ヨーロッパあっての日本」「アラブあっての日本」であります。もうすぐ、「ロシア連邦あっての日本」となっていくでありましょう。
そうであるとすれば、日本は「日本あってのアメリカ」「日本あっての中国・東南アジア」「オーストラリアあっての日本」「日本あってのヨーロッパ」「日本あってのアラブ」「日本あってのロシア」たらんと国内の産業・国内及び国際的科学技術開発研究、必要な部分にしっかりとした援助をする.....などといったことを積極的に行う必要があると考えております。
さらに、そうなると当然、今の「エイズの世界的流行」「エマージングウイルス問題」「人口問題」「マラリア問題」「難民問題」に大きく影響される時代が来るものと考えるべきであります。
殊に「難民問題」「密入国問題」は、今EU諸国で大きく問題になっており、阻むのも難しく、結局「一つ一つの国家に十分なものが得られる能力を開発することが必要である。農業・エネルギー・社会制度など...」という結論になってくるものと考えられます。
北朝鮮国民の亡命問題にも、やや趣は異なるのであるが、これと似た色合いの問題があると考えるのが妥当であると思います。
今回の「北朝鮮難民、日本領事館お断り事件」の後に出てきた「北朝鮮難民を、日本は際限無く受け入れられない」という主張が見うけられたのですが、そんなことならそもそも「難民条約の批准」めいたことをせずに撤回すればよろしい。
一番悪いのは、こういう「約束を反故にすること」でありますから。信用を失います。
そういうことを棚に上げて論じるのは、問題です。
こういうことが意識されないのは、私達日本国民が「日本国内のことばかり論じる傾向」があるのかもしれません。
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