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□投稿者/ 5628
- 02/7/8(月) 18:55 -
□URL:
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>> 近年、環境でも、エイズやマラリアの流行、難民、エネルギー開発、エネルギーセキュリティー、食糧や水、原子力の安全化や新しい原子力の開発や脱原子力との関連.........といったものを、ちょこちょこ見ているのですが、気づいたことがあります。
>> 基本的に、日本語の政治系サイトで、この手の国際的問題になっていることを論じることなく、ただひたすら「日本の国のことばかり」を論じているのです。
>> 腹が立つ時もあったりします。
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>こんにちは。
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>ご近所さんのご子息が深夜近所で窃盗を繰り返しているらしく、自己破産したらもっとグレて収拾がつかないだろう・・・。そんな状態の人にお金を出しても、「あ〜、ドブに捨てるようなもんだけど、破綻されるよりはね・・・保険料だと思って諦めよう」と。国内の失業者を救えない状況下、それより遥かに重篤な北朝鮮の難民を救える筈がありません。今後の日本の構造改革・景気対策・失業対策が成功した暁には(たとえ成功しなくても)間違いなく政治・経済・歴史のテキストに載ります。それを実地で諸外国の人たちに教えてあげたらいいと思う。
そうですよね。
しかしこれ、もとはといえば、朝鮮戦争の失敗に起因していますからね。
アメリカの軍事作戦遂行力が問題です。
つまり、当時のアメリカ軍が「完全な朝鮮半島全土の制圧に失敗した」からです。
太平洋戦争直後の状況は、「極東アジア地域の統治責任」は、日本の敗戦によりアメリカに移行しているわけです。
この問題に限って言えば、北朝鮮の問題の発生原因に多大な貢献をしたのはアメリカといえるように思いますね。
そしてこれが、極東の不安定要因の強いものになってきつつある。
この問題に責任をもっとも強く感じるべきは、アメリカであると思いますが、どうです?
あの国が破綻して、アメリカは迷惑するわけでもない。
一番苦しいことになるのは、韓国・日本でしょうね。
北朝鮮に対して、最大のresponsibilityを持つべき国家はアメリカであり、世界に関するあらゆることに軍事介入する傾向が高いアメリカのこの問題に関する意識がそういうことであるとすれば、国際社会及び同盟国のアメリカへの信頼は揺らぎ、それは米国のリーダーシップと諸種のアビリティを大いに問われることになります。
北朝鮮の問題においては、朝鮮戦争の軍事的失敗から、アメリカは問題を未解決のまま、自分で問題を悪くしておきながら、アジアの他の国ー当然、日本・韓国は同盟国として含むーに悪化した問題を放棄した印象を強く受けます。
もし、かようなことが意識され出した場合、アフガニスタンなどの問題にどれほどの暗い陰を落とすでしょうかねえ。
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