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  [821] Re(5):「無理のない水のごとき政治」
  
        
  
>過去の恩讐越えて、自民党政権を倒すために呉越同舟の上で、平成の薩長連合を組むのか?。
>それとも、過去にこだわりやはり野党結集は無理なのか?。

先のお話は物事を正しく理解していただきたいためのものです。
連立政権を組むときに過去の歴史を正しく理解しておくことにより同じミスを犯さないための教訓となすべきなのです。それと組む相手を間違えないようにするためのものです。

またこれは私の持論ですがいわゆる「薩長連合」など必要ではないと考えております。相手が同格でもないのに何ゆえ「薩長連合」なのでしょうか。必要なのだとしたら主体性にどこか問題があるからです。それでは先の社民党と同じ轍を踏むことになります。今の民主党が目指すべきものはシャチの集団に襲われて餌食になる見掛け倒しの鯨なのではなくシャチなどをいっぺんに飲み込む強い鯨なのです。そうでなければ「自民党プロブレム」の解消などほんのひと時の夢のまた夢であります。

>考えてみますと、未だに小沢党首が政局のキーマンであることは、面白い事実です。

他がだらしないからです。

>さて、これと時を同じくして地方からの叛乱、というのも注目です。
>長野県知事選は候補者の乱立により、さらに田中康夫氏が有利なのではないかと言う説が伝えられています。
>脱ダム宣言に見られる脱公共事業の思想が支持されれば、この流れが全国的なものとなることも十分に考えられます。

最近、考えを変えつつあります。
田中知事批判勢力のいうことにも一理あるなとも思います。
もう少し模様を眺めて見るのも一策かなと現在考えております。

>そのようなことになれば、公共事業をいろいろな意味で力の根源としてきた古いタイプの議員にとって大きな痛手であることは間違いないでしょう。

脱ダム宣言は理念として大切にしていきたいと考えております。
それにいわゆる公共事業は自民党独裁政治の牙城を揺ぎ無いものにしてきた戦略的武器でしたから。

>「自民党プロブレム」を克服する、21世紀にふさわしい新しい政治への胎動は、地方からもう始まっているのかもしれません。

これはわからないです。
一過性のブームで終わるのか、そうでないのか。
田中康夫氏の最近の表情をどう読み取るべきか。
長野県民はどのような判断をおよそ50日後に下すのか。
しばらく注目していきたいと思います。

 
  
  
  
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