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> にしても、米国は膨大な人と金と労力を使い、世界中に干渉して自らの覇権を維持・増進しようとする。ほかの国が何を言おうが気にしない。
> 私から見れば、ものすごい気力です。ゴクローサンとしか言いようがない。
その「ご苦労さん」な国が、わが国にとって最大の貿易相手国かつ最大の債務国で、しかも軍事基地の提供を通じて対外的な安全保障を一手に委ねているわけですから。ディスインフォメーションに振り回されることなく、逆に然るべき発言力を保持しようとする努力と叡智は常に求められる。
最近だって、東電=原発、三井物産=共産圏収賄。全部オイル絡み。永年ツベコベ言われながら原発を維持してきたのはひとえに中東有事への備えなのだから、肝心なときに原子炉を止めることのないようお願いしたいものです。
> で、いつの間にかプロフェッショナルの考える「住民のneed」に、プロフェッショナル自身のwantが取って代わってしまう。よくある罠です。(たとえば長野県議会の皆さんは、その罠に嵌ってしまったように見えます。)
> それを避けるためには、やはりアマチュアのwantとの摺り合せは怠ってはいけない。
> 面倒くさいですけどね。必要な手間です。
最終顧客のニーズが読めなければ企業なら売上減、政治家なら得票減という形で、数字で審判が下される。そういうシステムなので擦り合わせるもなにも・・・。さらにそれとは別個に、最上のアマチュアリズム的なNEEDS&WANTSとして君臨しているのが、あの嫌がらせのような規制の山(苦笑)。そうでなくてもリテールは分野を問わず主婦・庶民にウケるものを狙わないとダメなのに、その上あの規制をクリアしようと思うと・・・。はっきり言って、口うるさい主婦と小役人で挟み撃ちにされたら・・・、そりゃもう、ノープレー・ノーエラーで口先男に徹するのが最善手ですよ(爆)。株式会社なら(信念にもとっても)収益チャンスがあるからまだ救われる。政治は・・・?。プロにとってはシンドイ時代だなぁ・・・と思います。
> 一方、「国」の壁は強固ですが、全地球的な問題が増えるに従って少しずつファジーにならざるを得ない。
> そういう流れを考えると、やっぱり「国」「益」という言葉は難しいです。
先ずは、外国に対して深刻な利害関係を持つ人々の主張が狭義の(対外的な)国益になると思います。
89年のベルリンの壁崩壊から昨年のテロまではボーダーが低くなるトレンドでしたが、現在この振り子は中長期スパンで逆に振れ始めたというのがぼくのビュー。ボーダーはよりクリアになる方向性。現にそうなっていると思います。
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