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>今朝の報道によれば、経済閣僚が各々てんでばらばらなことを言っていて、結局は何もできないと言う事ではないでしょうか。
それが民主主義社会における意思決定プロセス(の弱点)ではないでしょうか。話し合いという時間浪費の結果、チャンスを次々と逸して結果的に「選択を余儀なくされた選択肢」へと追い込まれているように映ります。
ただいずれにせよ、泥縄式・場当たり的ではありますが、近々なにかを必ずやると見ます。「余儀なくされた選択肢」が浮上しており、それを選択する必要性に迫られているからです。
一番最近だとぼくはこの時期がチャンスだと思いました。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=59;id=seiji
あそこで気を緩めず「ペイオフ無期延期!」「銀行に強制資本注入!」の二声かければ今月末に向けた脂汗の量や行政コストはだいぶ違ったはずです。
>デフレ対策を、日本に見習えと言うが、手本になるものは、何一つないのにどうするのでしょうか。
日本が世界に手本を示せることがあります。ゼロ金利政策・史上空前の財政政策という究極の切り札を使っても景気回復に失敗する場合がある、ということ。それが最初からわかっていたら、日本も体力のあるうちに新しい価値観・ロジックを模索する方向に進んだかもしれません。所詮は結果論ですが。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=890;id=seiji
ところでデフレ対策の処方箋を書けといわれたら、出来栄えはイマイチかもしれませんが書きますし、書けます。似たようなことができる人は少なからずおられる筈。最大のネックになるのは有権者力学です。過半数がいわゆる「抵抗勢力」で、かつ最大勢力はお年寄りだということ。物事を多数決で決める限り、抜本的な打開策が選択されづらい原因はそこにあると見ます。
然るべき層が諦めるべきものを諦めないと前進は望めない。またチャレンジの成否はやってみないとわからない。だからといって、老人・抵抗勢力のライフサイクルに合わせて進むとすれば「優雅な衰退」を目指す以外にないでしょう。
本当に大事なことを1、2つ残して後は全て諦める・・・くらいの決意で当たれば、それほど怖いものはないと思うんですが。若いから言えることでしょうか?
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