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  [945] 閑話休題 同時多発テロを生き延びた猫「プリィシャス」さん
  
        
  
 同時多発テロ
 いつかあった、英国ロッカビー上空のパンナム機爆破の悲劇......
 死なんでもいい多くの連中が、これからも死んでいくことになるのかなあ......
 ある意味、それは、歴史や世の原則で考えてみても仕方のないことであろう。
 しかし、そうであるとしても、未来へ向けて「死ななくてもいい人々が死ぬのを、極限まで減らす」試みは、積極的にしていかないと.....
 一つ参考になる方法は、「イタリアのBL(赤い旅団)による、イタリア元首相モロの誘拐殺人」を一つの「テロリストを衰退に向かわせるケース」として分析し、教訓を引き出して考えてみることが必要だと思う。
 多分、その結論の一つが「イスラムの神学校に、国民の教育を依存させないように、サウジアラビアは他のイスラム国家に援助していくことが必要である」と思うようになるだろうなあ...
 
 さて、同時多発テロにおいて、アメリカの人々がその善良さを発揮したことも、公平のため言っておきたいものです。
 中でも、「救助隊が、命の危険を顧みず、テロにより崩れかけたビルに取り残された猫のプレシャス君を救出した」ことや、死んだ飼い主のペットを引きとってくれた人々や、動物病院の皆さんの活躍ということも、「人間としての良心や<愛>ちゅうもんが、テロ攻撃という不条理な悲惨の中にも発揮された」ことにもっと注目しましょう。

 結局、良心や美徳は、国家国民と世界を支える柱の一つということです。

 
  
  
  
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