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□投稿者/ 5628
- 02/9/14(土) 23:42 -
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>> 重要なのは、GEN-IVのような「革命的原子力システムの研究開発」や自然エネルギー開発で、アラブ諸国への依存度を大きく減少させ、もってアラブ諸国も無理を言えない状況をつくり、而して互いに歩み寄れる状況を作り出すことです。
>> 20〜30年かかります。
>> それまでは、潜在的な和解への状況作り、そして「防御」「対決的攻撃」を組み合わせることです。
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>前々から質問しようと思っていたのですが20〜30年ですか・・・。
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>現代にあって開発期間が四半世紀ということは「理論的に不可能ではない」というレベルですか。革命的なエイズ薬や遺伝子をカスタマイズした処方薬と同程度の見込みがあり、既存の原発よりもランニングコストが安く、石油利権等(いわゆる進歩的知識人を含む)の圧力を封じることができる、ということなら道は開けるかなー?という印象。
うーむ、溶融塩炉概念は、今から10〜15年くらいで商業化可能でしょう。
1970年代のアメリカで、基礎的研究と技術的問題の対応は済んでいますし、日本提唱のFUJI概念を援用すれば、付随する化学処理はあまりなくて済むので、コストは既存原発より安いでしょうね。あとは、実験・手直し・実証です。
なんといっても、「トリウムが効率的に利用できる唯一の炉型」ですので、いちいち核査察をする手間が省ける。
大体、ORNLの論文では、「1970時点でのコスト試算は、軽水炉、石炭火力よりも安くなっていた」ことが示唆されています。
しかし、もっともっと昔に、アメリカの政策で、「MSBR(溶融塩増殖炉)開発」が中断されていなかったら、いちいち「イラク、フセイン、核疑惑」と騒ぐこともなかったはずですぞい。
#今はMSBRではなく、溶融塩炉+溶融塩ターゲットのADSの組み合わせ戦略で、燃料増殖と、長寿命放射性元素の消滅を狙う方法論が主です。
いつも思うのですが、「ソ連崩壊→核戦争はない→なら、ウラン・プルトニウム原子力でも大丈夫」という、甘い認識が米国を主として、国際世界にあったのではないでしょうか?
>アメリカの場合やろうとしているのがアラスカ等の油田開発ですから、日本単独である程度まで(アメリカ等に秘匿しつつ)できるならそれが一番いいですね。
もし、これが、新型炉の話でしたら、溶融塩炉を国際的に開発して、できるだけ早く普及させるほうがいい。
中国のエネルギー消費の上昇は、大変なレベルになりますから、中国も巻きこんだほうがいいかも....
>良い意味でも悪い意味でも宗教がボトルネックになっているという印象は持っています。一方、教育に関しては我々サイドに宗教無視の傾向が強すぎることも問題だと感じています。実際問題、テロのような大事件が起きてから慌てふためいてイスラム教・ユダヤ教の宗教・歴史・重大な出来事・祝日などの資料を読みあさるのは実に愚かなことです(苦笑)。
日本に、「研究センター」をつくって、学生を教育したり、理解させたりすべき。
理解ある「正統派」も多いことですし、力になってくれるでしょう。
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