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私はこの件に関しては、結論の部分ではねこかぶり氏に同意します。
結論にいたる過程は違いますが。
7人死亡・・・・これは重いです。
というより、ざ、ざけんなよ! ですね。
特に横田めぐみさんの場合は悲惨です。
拉致された船のなかで泣き叫び、爪で壁をひっかき、着いたときには
手が血まみれだったという元工作員の証言が過去にあったそうですが、
なんとも痛ましく、自分が親なら北朝鮮は絶対に許せないでしょう。
それともう一点、マスコミに言いたい。
いいかげんなガセネタ流すな!
有本さんは洗脳完了しているので帰国させる方向で手打ちがすんでいる
との情報はいくつかのマスメディアで流されたが、結果はどうだ!
期待させておいて失望させることほど残酷な仕打ちはないと思う。
この報道をしたり顔で流したマスコミには猛省を促したい。
さて、ではあるが、私は今回の交渉は交渉ごととしては成功だったと思う。
そもそも小泉は何をしに北朝鮮へ行ったのか?
けんかしに行ったの? NOでしょう。
テロ国家の烙印を押すために行ったの? NOでしょう。
絶交宣言しに行ったの? NOでしょう。
あくまで交渉をしに行ったはずです。
その観点からみるなら望外の結果とみるべきなのではないでしょうか。
拉致も、不審船も、自らの仕業と認めたことは最大の収穫とすべきです。
だいたい事前の予想では、要求はばっちりと、謝罪は絶対なく、2〜3名のどうでもいい
人間の帰国でお茶をにごされるだろうという見方が圧倒的だったわけです。
今になって、今回の北朝鮮の出方を予想できたなどと言ってるマスコミもあるようですが
そんなのは無視します。事前予想はある意味ではいいほうに大きくはずれたことを
マスコミは認めるべきです。
私は現時点における最善の選択を政府はしたと思います。
もし席をたっていたら、あるいはもし訪朝をとりやめていたら・・・・・
生存してるとされた4名の命もなかったでしょう。
それでもいいのでしょうか?
残酷な現実ですが死んだ人は帰ってきません。その恨みをはらすためにに生存者
の可能性までも閉じてしまうのは私は得策とは考えません。
それとも全員死亡させて、アメリカにミサイルでもうちこんでもらうのが望みなの
でしょうか?
このまま放置しても早晩(2〜3年以内)に自壊するという確かな見通しがあるなら
交渉をけるのも1手段でしょうが。。。。。
拉致被害者に納得してくれというのは無理でしょうし、もちろん今後やるべきことは
いろいろあります(なにより私自身こんなテロ国家に支援かよといいたい)
ですがやはり交渉はすすめるべきだと思います。
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