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□投稿者/ 5628
- 02/4/8(月) 20:39 -
□URL:
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こっちも、昨日いろいろありましてね。
ちょいと、きついことが。
で、ちょっと、いろいろ分割しておきました。
1)エネルギー生産過程(発電)
2)再処理(ウラン・プルトニウム抽出)
3)貯蔵・廃棄(地層処分等)
に分けておかないと、お互い意見が変になりそうですしね。
私からすれば、現状では各々が「問題が深刻」と思っています。
だから、がんがんやらせてもらったんですが....
とくに、2)の段階が深刻といえそうです。
今までの方法は、もともと「軍事用」だったため、あまり弊害を考慮せずに行っていたのですが、それでもハンフォードの場合、「核弾頭製造の残りかす」がたまりにたまって、深刻な状態ですし、作業員も被爆しております(彼らの給料はどうなんでしょう?高給取りで各種保険完備でないと、とても見合わないでしょうね)。
で、この方法では、民生用が上手く行かないし、現状だと危険はより深刻化しちゃうわけです。
で、これに対して、米アルゴンヌ国立研究所で「別の処理方法が開発されている」ようで、「乾式処理法」と言われるものです。
昔からの方法ですと、「臨界事故」「化学爆発」「プルトニウム・ウラン取り出しのかすが爆発性の液体で、放射線を出しまくる状態のままになり、固体化しにくい」という問題があり、到底できないということで、広@風にさせてもらったんですが....
で、「乾式処理法」の場合は、このようなことが起こらないので、これなら民生用としていいのですが、さらなる実用化への研究開発が必要です。
そうでもしないと、「プルトニウムがそこら中にたまる一方」ですんでね。
安全にプルトニウムを取り出して処理しないことには無意味でしょう。
で、現行方式のままで行うのには問題があるので、某氏のように言わせてもらっているわけです。
で、この「乾式処理法」の予測コストとしては、
http://www.jnc.go.jp/siryou/hyoka/HY000904/sa5/z050.html
にあります。
こういうものがまだまだのうちに、問題をひどくするようなことをやるのは問題であると言いたい訳です。
そういうことであるなら、今のハンフォードのことのほうがもっと重要であるということです。
冷戦時代の核兵器競争の遺産が、そこにあるわけです。
そこにある液体廃棄物を、危険の少ない固体にする技術を研究開発することのほうが、新世紀における原子力産業のためにも重要であるように考えます。
冷戦に勝利して、液体廃棄物に勝利できないはずはないと思うんですが?
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