|
>>>良い意味でも悪い意味でも「歩留まり」を冷徹に計算できるところがこの国のスケール
>>>です。たとえば有事の際、10万人を救うために3万人を見殺しにする/死地に投じる
>>>ことは
>>
>>確実に犠牲が予想される場合はこのような考えは有効だと思います。
>>ただし、あえて犠牲者を出すような行為が冷たい方程式で計れるわけじゃないと
>>私は思いますがね。
>
>
>未来予想には不確実性が常につきまといます。100%確実なestimateがあれば決断は不要。有事・平時を問わず、重要な意思決定は、ベストの情報ソースとベストのアナリシスをもってしても半分くらいは情勢が不明な状況下で迫られることが多いと思う。
>
>情報提供するつもりで敢えてああいう書き方をしたのです。アメリカ的な考え方の論評に終始することなく、それに代わる説得力ある代案・改善案を期待したいと思います。
しかしねえ。
あの手の戦略の計算を数式で表したとき、場合によっては「起こり得る事態を点として表した」ところの位相空間がすさまじい歪み方をすると思います。
とれる戦略の利得を空間にした位相と、起こりうる事象を空間にした位相の写像が、へんてこりんで実際を反映したものにならなくなる危険があると思いますが?
もし、経済学のゲーム論あたりでモデルとして考えたとき、使う位相空間のディスクリートさの選択を誤った場合、大変問題があると思いますがね。
案外あの国、理解して使っているのでしょうか?
山口さんは、経済学をおやりになっているなれば、位相空間について心得られておられると思うのですが、どうですか?
|
|
|
|
|