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>それぞれの方の環境(住んでいる場所が東京などの都市部か地方か、年代がベビーブーマー世代の上か下か、現在の勤務先が構造不況業種か否か、年収が600万円より上か下か、等々)によって、個人的な利害が相当に違ってくる問題です。
これは正解だと思います。個々人のおかれた地理的条件・居住環境、所得の違い、また年齢によりその予想される利害について、まさに一様に語ることはできません。
>金融システムを通じて国庫から湯水のごとく資金注入している大口注入先はマクロ的には低所得者層と地方。そこが摘出手術すべき患部となりますが、その摘出手術を断固阻止するために存在しているのが地方選出の国会議員であり、公明・社民・共産などの議員であって、
忘れてならないのが、族議員の一大宝庫・(大)自民党です。これが国庫を好き勝手に動かして、全国に幾重にもその集票マシンをセットしてきたのです。これに比べれば他党の抵抗力などその何分の1にもなりません。マクロ的に低所得者層と地方というキーワードは間違いないと思いますが、その中身がまるで違います。結局は今までも低所得者層が泣きを見ていたのです。
>しかも彼らが国会のマジョリティーを占めます。いくら破綻が見えていても、患部摘出手術などの抜本策は政治的に実現不可能と考えざるを得ませんね。
国会のマジョリティは自民党(自公保)政権です。問題は彼らが見事に自らの都合を優先させてここまで不良債権の処理を遅らせ、問題をこれほどまでに大きくさせてしまったのです。
>結局のところ、低所得者・地方・高齢者にどう納得してもらうかの問題に帰結すると思います。厳正な国民投票(ぼくのような非居住者も含む)を行えばギリギリ寄り切れるかもしれませんが、一票の格差の問題が大きく、国会で多数決を取れば先送り(座して死を待つ)にしかならない。地方の方や低所得者の方にも言い分はあるのでしょうが、都市部の高所得者もカツカツな状態だと思いますので・・・。従って、やや悲観的な見通しではありますが、ドンブリ勘定でガラガラポン!するしかないのではないでしょうか?
最後はガラガラポンなのかと思いますが、庶民として本当に情けないことは、政界・官界・財界よりの国民に対する謝罪の言葉がまるでないことであります。これは与野党問わず、もしかしていまだその意識にも達していないのではないかとすら読めることであります。
だとしたらこの国は本当にアホウの集団であります。無責任揃いの集団であり世が世であればいずれも獄門・打ち首が相当であります。
生活者に都会・地方の区別はありません。いずれにしても生きて行くということはたいへんなことであります。然るべき責任者が真心を込めた言葉で誠心誠意その施策を語るならば必ずどこかに活路は見出せるものと思います。
>赤字垂れ流しの構造さえなければ、いまの日本アセットに買い手はいくらでもつくと思いますよ。外人だけではなく日本人にも、お金、あるところにはシッカリありますので。
そうでしょうね。
コガネのある方はまたその生き方もおのずと違ったものになると思います。
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