石野研BBS        政治問題


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  [20] このように想像します
  
        
  
胃カメラはありませんが、かつてオーバーワークが祟って内視鏡を2回飲んだことがあります。
健康には気をつけたいものですね。


> さて、お聞きしたいのですが、こうまで不良債権がたまった原因はなんでしょう?
> 異常なほどの債務を背負うことについて、株主がなぜ食い止められなかったのか?


株主総会は国会あるいは国政選挙と同じ程度に機能していません。
そもそも一日にあれだけの総会が集中するのだから出席するなと言っているに等しい。
さらに日本では、会社は株主のものというより従業員のもので、社長は株主に経営を任された専門家というよりは従業員代表というのが実態に近い。
大株主の実態はビジネス上の良好な関係を築きそれを維持する担保としてお互いの株式を持ち合ったに過ぎない法人株主。銀行や保険などの金融機関=企業、あるいは系列内の企業=企業などの形態。

欧米的な形態とは対照的な、このような日本的形態は個人的に否定しませんが、
それゆえに困ったときだけ株主総会で収拾をはかろうというのもかなり無理があるように思います。

経営陣への不信任の表明として最も手っ取り早いのはその会社の株を売ることですが、株が下がっても経営者は辞任しませんし、関係企業の株式を売れば相手も自社株を売ってくるからビジネスの関係も細る。金融機関などは融資ビジネスもあった筈なので、よほどの決意がないと持ち合い株は売れなかったでしょう。

現在は持ち合いが崩れて各社ノーガードに近いようですが、それ以前の話しとして申し上げています。


扇の要に位置する銀行には、ゼネコン・不動産・流通・第三セクターに対する問題意識があり、真剣に手を引こうとした時期が90年代前半にあった・・・と想像します。そしておそらく、当時本気で仕事をしていた人になかには、阪和銀行副頭取・富士フィルム専務・住友銀行名古屋支店長のような人たちがいたのだろう・・・と想像します。
http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9611/html/1121side37.html

これに加えて、さらに永田町方面からの政治的な圧力もあったのだろう・・・と想像します。

だから不良債権は溜まったのだろう・・・現在も増えつづけているのだろう・・・と、ぼくは
想像します。そう。これはあくまでも想像の話しです(苦笑)。


> 銀行などの金融機関が、このようなことをするのは、法律上可能でしょうか?


その銀行業は特定の法律に基づいた認可・免許ビジネスですから。永田町のメンバーを一新して国会からコントロールするほうが遥かに現実的だと思います。


> 思うのですが、経営の健全化には、個人投資家を増やさないといけませんね。


一般的な普通の個人投資家が何人ダースいても大勢に影響ないと思います。
むしろ、個人としての資格でゲームに参加する実力のある資産家株主が必要だと思います。具体例をあげるならば糸山栄太郎さんのような人。
http://www.itoyama.org/contents/index.html
 
  
  
  
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