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こんにちは。
>「多様な価値観を認める日本社会」という命題はどの程度まで真ナリなのでしょうか。
山口さんの言わんとしていることはわかりますよ。
良く引用される話にこういうのがあります。
アメリカ人を説得するとき「ヒーローになりたくないか?」
ドイツ人を説得するとき 「これは規則だ」
日本人を説得するとき 「他の人もやってるぞ」
なかなか笑える話ですよね。
私はこれはいいところをついているたとえ話だと思ってます。
日本人の付和雷同的行動パターンをよく表していると思う。
ただ矛盾するようだが、日本人はだからといって一方的に他の可能性を「つぶして」
はしまわない許容性を持っていると思うのですよ。政党しかり、自由から共産まで、
ご丁寧にも新興宗教政党まである(笑)
宗教もしかり。その他他国ではとっくについえた文化が日本で命脈を保っている例
はいっぱいあります。
敗戦国であり、かつ武力をもたない(という言い方は限りなく誤解を生みそうだけど)
東洋の弱小国がここまでこれたのは、よ〜く考えると奇跡ですね。
この一点だけをとってもそんなに悲観することはないと思ってます。
>精神的自由・多様な価値観が日常生活のあらゆる面に反映されていたら、いや百歩譲って同程度に魅力的な二択が常に存在していたら、日本の不況はあれほど深刻化しなかっただろう、というのがぼくの見解です。
まあどんな国にもおのずと成長する過程というものがあるわけだから、今の停滞も無駄には
ならないという風に考えたいものです。
>
>順当にいけば、現在のモノカルチャーから脱却した彼方にあるのは(程度の差こそあれ)日本のアメリカ化です。これは非常に強いトレンドだと思うので、その流れを潔しとしないなら、日本の指導者はアメリカでもヨーロッパでもなくそこに伍していける日本のビジョンを示さねばならないと思う。
このへんは少し違う見解をもってますが、自分なりにもっと考えををまとめないと
いけないと思ってるところです。
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