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□投稿者/ 山口
- 02/11/12(火) 17:15 -
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アメリカ側から見るとそういう状況なので、端的にいえば日本の有事にアメリカ軍をアテにすることは、他人のフンドシで相撲をとる以上の愚挙だと思う。
在日米軍は、こちら側から見ると米国の東アジア権益を守るために存在している軍隊であって、沖縄の兵隊をみてわかる通り、日本の国民・財産を守るために存在しているわけではありません。
頭上のハエくらい自分で追えるようでないと・・・。日本は独立国が当然持つべき自衛力を行使できるよう法整備等を見直すべきです。軍事面だけでなく汚職の温床となっているODAの見直しも含みます。
だいたいにおいて、ぼくもつい最近まで無関心でしたが、改めて思うに拉致問題をあれほど長期間放置したこと自体が非常識だと思う。その原動力となったサヨク勢力は論外としても、日本には一流国としての保守勢力も存在していたはずで、やはり国として何か根本的・決定的なものが欠けていたと思わざるを得ない。
拉致問題を手打ちにして国交正常化を優先させるという日本政府の当初のストラテジーは、国内世論・ホワイトハウス等々の圧力で完全に頓挫し(そこらへんの熟慮を欠いてあのような一方的な平壌宣言に調印した首相の見識を疑う)、その結果、返す約束だった「人質」を返さないと言い出す始末ですよ。
だから最初からテーブルを蹴れば良かったものを・・・。大事な物事を決めるときの事勿れ主義と、それに続くナアナアで場当たり的なアフターケアが、輝ける日本を北朝鮮レベルの「ウソつき国家」へと変貌させた、というのがこちら側からのぼくのビューです。
もちろん、所与の制約からスジが通らないこともあるでしょう。でもしかしニッポンが、よりによって北朝鮮のようなドカ貧の世界最弱国を相手に、テロ国家まがいの詐欺的戦法で対峙している絵図を見るのは、非居住者のたわごとかもしれませんが、本土が核ミサイル攻撃で炎上しているのを見る以上に哀れで情けないことであります。
核ミサイルこそ当たっていませんが、今回北朝鮮を相手にしたことで日本が失ったものは大きいと思う。基本に返り、改めて「王道」を志すべきだとぼくは思うのですが・・・。
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