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  [1145] イラクです
  
        
  
> イラクも核開発が疑惑としてあり、北朝鮮も核開発を明言している。
> 問題は、どちらが脅威であるかということであり、短期的にどちらが危険かということです。
>
> しかし、イラクの場合、アメリカにとって、イラク攻撃が真に急を要する課題とは思えないのです。


日本にとって北朝鮮>イラクは明らかでしょう。

しかし米国にとっては・・・。短期的にはどちらにも差し迫った脅威ではありませんが、中長期的にはイラクのほうが遥かに危険。北朝鮮なら「時間」が解決するかもしれませんが、イラクは時間が経つにつれて確実に不利になるからです。

なにが危険かといえば、もしもムスリムが反米一色になった場合、オイル利権などの国益(米英利権=現在の国際秩序)が脅かされるから危険なのであり、時間ファクターがなぜ不利に働くかといえば、イラクには油田があるので自力で持続的なファイナンスを行う能力があるからです。

それを思えば、コメ・原油・資金を締め上げて兵糧攻めすれば餓死者が出る北朝鮮は中期的な脅威になりえず、また朝鮮民族がコテコテの反米になっても(日本が友好国である限り)容認できなくはないというか、諦めることができる状況。

以上から、イラクを是が非でもこの冬にやる必要性・必然性は全くありませんが、しかし2〜3年後あるいは5〜10年後にやるくらいなら今年のほうが遥かにベターである、という結論が導かれます。軍関係者はなるべくスピーディーに、そして血を流さずに事を終えようとする傾向にあるので、なおさらこのことがいえると思います。
 
  
  
  
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