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コペンハーゲン政治宣言の背景は、「北朝鮮の経済特別区計画を軌道に乗せたい」という西欧と北朝鮮の思惑と、ロシアの「中国を通過しない輸送路の確保」の目的がある。
日本援助を引き出して、その金で経済特区をつくってやろうということですわ。
これだと、ヨーロッパと北朝鮮に大きなうまみがある。日本の負担で全部できる。
だから、「デタント」「和平」とかの歓迎方向で、「援助せえ」と暗にうながしている。
しかしですなあ...........
北朝鮮の政治は滅茶苦茶であり、上のほうは優雅な暮らし、下は飢餓状態。
コメ支援したが、まるで改善されていない。
金正日と取り巻きは、海外へ赴くとき、必ずブランド品に興味を持ち、買いあさる。
こういうトップのある国家に援助しても、下々のほうに届かないこと確実。
しかも、「破綻する」と言われている程の財政。
(財政にお詳しい山口さんは、北朝鮮の財政について、どう思われますか?トリプルCを遥かに下回る状態なのでしょうか?)
この状態で援助した場合、
1.破綻してしまい、援助はぱあ。新たに破綻後の援助が要求される。
2.破綻してしまい、政情不安から内乱。トップがくるくる変わり、経済特区の経済活動維持、そのための諸種インフラがぱあ。
と、1か2のいずれかの可能性が高い。
従って、援助は「破綻後に主に行う」とでも考えて、援助を引き延ばすのが妥当。
援助は、ちんたらちんたらとやった方が宜しい。
これを投資と考えるなら、中国やアルゼンチンに投資したほうがいいでしょうなあ。
それに、アフリカ南部から起こっている大飢饉に立ち向かっている、アメリカの団体「ケアー」にでも援助したほうが、遥かに人道的です。
北への援助は、最も注意を要するのです。
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