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>やはり、妥協してしまいましたね。
>我が国が急がねばならない理由は何ひとつとないのに、慌てて、共同文書に調印する必要があったのでしょうか。
>この結果を持って、拉致問題を解決したと判断するのは早計ではないでしょうか。
>このあと、一月、二月、時間をかけて、国内世論を見極めるべきだったのではないでしょうか。
>功を急ぎすぎたゆえの失策、あるいは、老獪な、北鮮にしてやられたと私は判断しました。
>案外、国内政局は、風雲急を告げる事になるかもしれませんね。
北朝鮮については(最低限の人道的援助に留めて)現政権の自然崩壊を待つのがベターだと思います。何事もなければMax数年。「悪の枢軸」指定されている以上政権交替に向けた圧力がかかることも予想の範囲内。いま援助しても金政権の延命につながるだけで、北朝鮮の餓死者の減少は見込めず、事態の好転は期待しづらい。たまたまあそこで生まれ育った人々・あそこに移住した人々がお気の毒だと思います。結局は再建見込みがゼロの融資先に追い貸しするようなものですが、国内ならまだしも国外ですから。不景気に直面している我々にもプライオリティーがあります。
長野県知事選のとき(国際情勢に鑑みて)この際公共事業をやりまくったほうが、どんなにつまらぬものとて国内に残って肥やしになるだけマシである、と申し上げたゆえんです。
北朝鮮の経済規模は3兆円弱、サイズ的にはダイエーグループと売上・負債ともに同規模で(たとえが不適切だとしたら謹んでお詫びしますが・・・)丸抱えするには重い。しかも経済協力しろとて、極端にイメージが悪化したあの国に経済的にコミットする度胸がある日本企業あるでしょうか?ホンネをいえば韓国経由でファイナンスをつけて朝鮮民族に丸投げしたい気分。一日本人として懲り懲りしているので、朝鮮半島へのコミットメントは未来永劫望みません。正直言ってメリットよりデメリットのほうが遥かに大きいですから。
難民はたしかに心配。90年代前半のドイツが同じ心配をして必死に旧ソ連を支えようとしました。けれども現実は史実の通り。いずれ血税を投じねばならないのであれば、現地の一般ピープルに心底から感謝されるように使用したいものです。それが不幸な半世紀を越えて新しい時代を開く一里塚になると思います。
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