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□投稿者/ 5628
- 02/9/18(水) 0:01 -
□URL:
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>核保有そのものが既得権益化しているから難しいですね。
うーん...
核燃料サイクルとしては、「高速増殖炉(FBR)」に代表される「ウランープルトニウムサイクル(プルトニウム生産、プルトニウム増殖型)」が、一方にある。
これは現在の技術段階では、「溶融塩炉のような液体燃料炉」よりは、「普通の固体燃料炉」が向く。(高速増殖炉でプルトニウムを増やすには、溶融塩炉は向かない)
今はこの1番目だけなので、プルトニウムの量は増えていくばかりであって、兵器級プルトニウムの存在を加味すると、このままでは、いずれ「小型核兵器によるテロ」が起こっても不思議ではなくなる。
で、もう一つは、固体燃料炉(既存の原子炉)では効率的に使用できないが、「溶融塩炉でこそ、大きく力を発揮できる」という定説の「トリウムーウラン233サイクル」では、プルトニウムは減るし、核廃棄物の処理が可能になる。
この二つのサイクルで、プルトニウムの増減をフレキシブルにしないと、世界は核テロの危険を回避できません。
溶融塩炉は、高度の安全性と大きな低コストが予測されております。
このまま、うだうだ言って、手をこまねいていたら、ある@@@がビルや建物を小型核爆弾で吹き飛ばす攻撃を容認することになり、歴史上最大の汚点となるはずです。
もっとも、「吹き飛ばされてもいい」というなら、まあ、今のままでも差し支えありません。
この「トリウムサイクル」「溶融塩炉」「溶融塩ADS」の成立に、国家と金融街が金を潤沢に注ぎ込めば、核拡散とテロの回避と、原子力の大幅な普及等が予測され、長期的にはものすごい利益が見こめると思いますがねえ。
是非とも、GOOGLEにて、「molten salt reactor thorium」とでも入れて、検索してみるといいですよ。
アメリカ・日本・EU・ロシアの力を結集して、これらの炉やADSを、可能な限り早く成立普及させないと、原子力はテロリストの餌食になるし、特にアメリカはテロの危険にさらされる。
テロの回避になり、原子力が環境に優しくなり、利益も上がれば、経済成長にもなる。
いいことずくめです。
>日本が世界三位の原発国であることを棚に上げていえば、北朝鮮の軽水炉、あれは(クリントン外交の)完全なる失敗作だったと思う。この期に及んで核やミサイルに神経を尖らすくらいなら、最初から原発など作らせなきゃよかったのに。
楽観的すぎたのですよ。
これがトリウム@プルトニウムスターター溶融塩炉(提案されている「FUJI−Pu」原子炉など)による発電でしたら、こうまで深刻な懸念を生むことはなく、楽だったと思いますよ。
>原発に関する議論は進めるにしても、エネルギーのソースの大半を中東原油に依存する日本としては、原油のスポット価格がバレル30ドル前後の高値圏に入ったいまをさし措いて原発をフル稼働させる時期はないと考えています。今後1〜2年のタームで運転を抑制するようでは一体何のための原発だったのか・・・とすら思う。
前にも言ったけど、今の軽水炉は、もともと原則的に「高温高圧の水を使用してはいけない材料」で造っているわけです。で、今でも、これによるひび割れなどをなかなか克服できないんですわ。これはアメリカでも同じで、苦しいもんです。
中国の経済成長を考えると、急いで「ペブルベッドガスモジュール原子炉」や「溶融塩炉」による安全な原子力を普及させないと、アジアの地域的紛争を招くことになる。
石油のある南沙諸島なんて、怖いのなんの..........
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>なんと失礼きわまりない罰当たりな発言を・・・(絶句)。知らずに終わるところでした、ありがとうございました。一通りの情報はチェックしたつもりでしたが、あの3連休でお越しになっていたんですか。当日は不在でしたがひと目でも見にいきたかったです。
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>11日前後のイベントのリストは日本語情報もざっとレビューしましたが、要するにマスコミ関係者と市民団体の方々がメインですか・・・という印象。もちろん個人的には(景気振興のためにも)一人でも多くの方にお越しいただきたいと思うのですが、観光のお供などでグランドゼロに出かけるたびに「1万人の観光客よりも1人のお坊さんを・・・」と思う部分もありまして。ご指摘通りローカルメディアの日本関連カバレッジは皆無に近い状況でした。
あれは、パールハーバー(基本的には、軍港狙いの正規戦)とは大きく違い、「人類史上最大のテロ」という、「永遠に残るテロの悲劇」として、記憶に留めねばなりません。
人類史は、全く未知の領域に入っています。
今の「テロに対する戦争」を支持する人には、「前例のない、何が起こるかわからない未知の領域に挑んでいる」ということを、しっかり認識して欲しいものです。
あまり悲観的、懐疑的になるのも問題ですが、この「未知の領域への戦争」について、楽観的すぎるのも、さらなる悲劇を起こしかねません。
そして、繰り返し言いますが、「原子力テロ」への対処として本質的なのは、「トリウム溶融塩炉の成立普及、アメリカの原子力のメインはこの炉でいき、FBR(高速増殖炉)やLWR(軽水炉)は高いセキュリティーが見こめる所のみで稼動させる」ということです。
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