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□投稿者/ 5628
- 02/9/13(金) 15:10 -
□URL:
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>果たしてメディアはどの程度まで事実に近いことを伝えたのでしょうか?千載一遇の商機ゆえ力が入ったに違いないとは思いますが、取材&分析というより情報横流し+感覚的コメントという印象。ぼく自身の目に映ったことや考えたこと、そして内輪で共有している見解などは全くといっていいほどメディアに出ませんでした。
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020913-00002155-mai-soci
一応、出所はロイターでしたから、まあ大丈夫かと思いました。
わたしゃ、ケーブルでディスカバリーチャンネルを見ていましたら、実際には「単純報復論」だけではないようですねえ。それよりも、もっともっと複雑ですね。
>> テロを防ぐための警備や情報収集、積極的攻撃策も必要ですが、基本的には「相互理解などにより、テロが支持されないようにする」ことが重要です。
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>米国(&英国)サイドの主張とアルカイダ(+アラブ諸国)の主張を並べて仔細に検討すると、素人目にも歩み寄りの余地は皆無です。徹底的にこだわるものがなければ「相互理解」を通じた和解もありえると思いますが、そうではありません。実に残念なことですが、当座は対決するより他にないと思う。それにもうガルフ・ウオーは始まっていますし。
重要なのは、GEN-IVのような「革命的原子力システムの研究開発」や自然エネルギー開発で、アラブ諸国への依存度を大きく減少させ、もってアラブ諸国も無理を言えない状況をつくり、而して互いに歩み寄れる状況を作り出すことです。
20〜30年かかります。
それまでは、潜在的な和解への状況作り、そして「防御」「対決的攻撃」を組み合わせることです。
アラブの大きな問題は、普通教育に力が入らず、神学校に教育させていることです。これは、ある過去の時期にサウジが神学校に援助しまくったからです。
これは、サウジの失敗であり、サウジはこの責任をとる必要があります。
王族がお金を、普通教育と高等教育にもっともっとパワーを注ぎ込まないからです。
>テロリズム・テロリストに関するぼくの現状認識(の一部)を書きます。
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>反体制勢力が権力側にとる暴力的な手段には「暴動・内戦」と「テロ」の2通りあります。権力側の力が相対的に弱ければ前者(一昔前の学生運動・中米地域の一部・アフリカ諸国の一部・中国の一部地域など)、相対的に強ければ後者(IRA・オウム真理教・アルカイダなど)となって顕在化します。一般にメディア等々は弱者・アウトローの側をフォーカスしますが、その反対側をみると強力な権力・政府が存在すること、というテロリズム発生の一つの前提条件が浮かび上がります。
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>一方、テロリストといっても周到な準備と不断の努力だけで大きな事件は起こせない。昨今の西側でテロリスト扱いされるには相当な資質が求められます。
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>たとえばオウム真理教の全盛期の推定総資産は1000億円超、ウサマビンラディンの推定個人資産は数百億円。しかも中心メンバーの教育水準は世間並み以上。先進国で暮らしても定性的に中流以上にグルーピングされる人々です。先進国でテロを実行する2条件は資産・教育水準が充分に高いこと。米国は高圧的になっている・・・というより意外に真剣に彼らを恐れているように見受けられます。理由は、彼らが一昔前のアフリカあたりで暴動を起こしてきたような貧乏で無学な共産ゲリラではないから。
恐ろしい状態です。
今の社会メカニズムでは、ダメージが大きい。
>武力行使もさることながら、テロリストのマネーを常時ウオッチしながら資産凍結を適宜行うことは有効だと思います。住基ネットに関してこういう楽観的なことを書いた背景でもあります。
>http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=807;id=seiji
そのついでに、先物やオプションを使ったデリバティブなんかによる「ヘッジ・ファンド」を強力に抑制する国際的強行規定をつくらないと、資産凍結や資金調達を抑えることによるテロネットワーク抑制は無理です。
そういうふうにすれば、一石二鳥です。
>ぼくもその記事はチェックしました。あまりにも危険・・・というより、核兵器で報復されても文句いえないでしょう。当初の目標が原発・4機目のターゲットが連邦議会。ぼくの目にはこの2つは実に疑わしく映りました。
こっちも提示当初からそう思っていますが(笑)、そういう強硬すぎる方法論が飛び出す状況は、容易に想像できます。
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