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□投稿者/ 山口
- 02/9/13(金) 14:27 -
□URL:
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ごくごく個人的なことを申し上げるなら、やはり家族や近い人たちを大事にしないと・・・と改めて思い直した1日でした。
果たしてメディアはどの程度まで事実に近いことを伝えたのでしょうか?千載一遇の商機ゆえ力が入ったに違いないとは思いますが、取材&分析というより情報横流し+感覚的コメントという印象。ぼく自身の目に映ったことや考えたこと、そして内輪で共有している見解などは全くといっていいほどメディアに出ませんでした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020913-00002155-mai-soci
> テロを防ぐための警備や情報収集、積極的攻撃策も必要ですが、基本的には「相互理解などにより、テロが支持されないようにする」ことが重要です。
米国(&英国)サイドの主張とアルカイダ(+アラブ諸国)の主張を並べて仔細に検討すると、素人目にも歩み寄りの余地は皆無です。徹底的にこだわるものがなければ「相互理解」を通じた和解もありえると思いますが、そうではありません。実に残念なことですが、当座は対決するより他にないと思う。それにもうガルフ・ウオーは始まっていますし。
テロリズム・テロリストに関するぼくの現状認識(の一部)を書きます。
反体制勢力が権力側にとる暴力的な手段には「暴動・内戦」と「テロ」の2通りあります。権力側の力が相対的に弱ければ前者(一昔前の学生運動・中米地域の一部・アフリカ諸国の一部・中国の一部地域など)、相対的に強ければ後者(IRA・オウム真理教・アルカイダなど)となって顕在化します。一般にメディア等々は弱者・アウトローの側をフォーカスしますが、その反対側をみると強力な権力・政府が存在すること、というテロリズム発生の一つの前提条件が浮かび上がります。
一方、テロリストといっても周到な準備と不断の努力だけで大きな事件は起こせない。昨今の西側でテロリスト扱いされるには相当な資質が求められます。
たとえばオウム真理教の全盛期の推定総資産は1000億円超、ウサマビンラディンの推定個人資産は数百億円。しかも中心メンバーの教育水準は世間並み以上。先進国で暮らしても定性的に中流以上にグルーピングされる人々です。先進国でテロを実行する2条件は資産・教育水準が充分に高いこと。米国は高圧的になっている・・・というより意外に真剣に彼らを恐れているように見受けられます。理由は、彼らが一昔前のアフリカあたりで暴動を起こしてきたような貧乏で無学な共産ゲリラではないから。
武力行使もさることながら、テロリストのマネーを常時ウオッチしながら資産凍結を適宜行うことは有効だと思います。住基ネットに関してこういう楽観的なことを書いた背景でもあります。
http://notec.s6.xrea.com/cgi-bin/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=807;id=seiji
>によりますれば、にゃんと! あるかいだのハイジャック自爆テロの当初の目標は、「アメリカの原発」だったそうです。
> しかしながら、あんまりにも危険なため、かの二つのビルやペンタゴンなどに変更されたとの事です。
ぼくもその記事はチェックしました。あまりにも危険・・・というより、核兵器で報復されても文句いえないでしょう。当初の目標が原発・4機目のターゲットが連邦議会。ぼくの目にはこの2つは実に疑わしく映りました。
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