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> 山口さんがおっしゃるように、それだけ韓国が自信をつけてきたのでしょう。そういう韓国は、これから日本にとって頼もしいパートナーで、なおかつ手ごわいライバルになるだろうと思います。
戦前に比べて頼もしい(比較的安心して見ていられる)隣国であることは疑いのないところですが、あそこが手強いライバルになるようでは実に情けないというか・・・。先が思いやられると思います。ガンバレ日本!
> 生身の人間相手の仕事をしていて、トラブルを起こした場合は、事情はどうあれ、自分のやりかたにまずい所がなかったか考え、今後の糧にするのが普通の発想です。
戦前の帝国主義時代のことを、安定した新世界秩序が構築された戦後のモノサシで捉えようとすること自体が無謀。凶悪殺人犯の犯行当時の心理・責任能力をシラフの有識者が云々すること、あるいはパレスチナ自治区に飛んでイスラエル軍の戦車に向かってメガホンで中東平和を説くことなどに似ている。もちろん正論や理想は否定しないし、大事にしなければ・・・とは思いますが。
当時の国際情勢を俯瞰すると、ぼくが日本政府の要職にいても、対朝鮮半島では同じ政策をとりました。陸軍の仮想敵国はロシアで朝鮮半島は地政学的に空白同然。一気に南下されて第二次日露戦争でも起きたら米英の後ろ盾を欠くなか下手をすると日本は分割、百歩譲って今ごろ(朝鮮半島は言うに及ばず)北海道でロシア語が話されていた公算が高かった。と思ってます。北方領土を見たらわかるでしょう。帝国主義時代の名ごり。声を枯らして返還を叫んでも返ってなどきませんよ。
朝鮮半島進出の最大の目的は(日本の)本土防衛の一点に尽きる。と理解しています。だから防波堤としてのインフラ整備を必死でやったし、発展の阻害要因だった王宮ばりの旧弊も打破した。結果的に彼らの肥やしにもなったのでしょうが、全ては日本の(対ソ防衛の)ため。しかも当時の植民地なので・・・当然ながら二等国民扱いだったでしょう。対等な関係ではありませんから。
願わくば日本がもう少し強かったら半島分割などという悲劇を起こさずにソフトランディングできたのではないか・・・?とは思いますね。もっともあの場所は結果的に(今もそうですが)コリアンあるいは日本だけではハンドリングできない、ということなのでしょうが。
そういう過去の歴史を反省するがゆえに彼らはイスラエル・スイスのようなヘビーな国民皆兵を義務づけており、一方我々は最強の軍事国家と戦争した事実を反省して日米同盟を堅持しようとしている。耐え難いほどの痛みを経験しているから、それぞれの立場から、それなりに真剣に反省した結果と見ることができる。
> 安教授の意見は、日本人にとっては面映く有難い事ではありますが、黙って頭を下げるくらいが節度ある対応というもので、「そら見たことか」と大声で騒いでは、人格を疑われるだけです。
一連の著書を未だ読んでいないのですが(死)・・・同感です。他ならぬ自国の歴史なので第一義的にはコリアン自身の問題。日本人向けには一般教養、あるいは自虐症の応急処置にでも役立てば・・・くらいですか。
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