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□投稿者/ 5628
- 02/7/2(火) 14:22 -
□URL:
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>こんにちは。
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>まだ日本にいたころ、大学病院のお世話になったことがあるのです。検査をしてもらちがあかず、病名が確定できない医師の知人を信用することはできなかった。思い余って友人・知人・先輩などに相談し、何通もの有力な紹介状を遥かに凌駕する強いコネを得ました。そこで出会った先生の抜群の能力と温かい人柄に感動し、畑は違えどああいう専門家になりたいと思うようになり、今日に至っています。お世話になった方々へのご恩は終生忘れられません。
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>問題は、本当に困っているときに、ああいう超一流の専門医に出会うために費やす無駄な時間と受診・検査(リードタイム)をもう少しどうにかできないかということです。なにも知らなければロシアン・ルーレットを回すようなもので、どの病院・医師に当たるかは運を天に任せるしかない。当時のぼくは、最悪の場合、人生設計を抜本的に見直す必要があったため、急ぎに急いでいました。
そうですよね。
風邪と同じような初期症状の「アメーバ性髄膜炎」なんかになった場合、まず今の体勢では、すぐに死ぬのではないかと思いますね。
癌でも、あまり切らない方針と切る方針があるのですが、病院の流儀によってばらばらです。
四肢切断しなくてもいいような悪性腫瘍を、切断するというのは、相当ミゼラブルだったりします。
どこにどのような治療法やレメディーがあるか知るのは、大変重要です。
良心的で、技術や経験が豊富な人たちは案外多いのですが、目立たない。
で、こういうおかしなチームワークで事故って隠蔽したりすると、そればかり目立って、より目立たなくなる。
>その過程で、医療に関する様々な疑問について、医療関係者の方々は、友人の医者たちですら喋るまいと思われるようなことまで率直に教えて下さいました。古川さんの著書は読んでいませんが、医療ミスが起きる背景や隠蔽の実情はぼくなりに理解しています。
知りたいものです。
ですが、昔から事故は沢山ありました。
ひどいのになると、「点滴で行う」べき薬を、注射したため一瞬で死んだと言うのもあります。
こういうことの教育は、やはり、アメリカのメディカル・スクールのように「学生一人あたりに複数の教官がつく」というような体制で、丁寧に教育すべきであると思っています。「学生複数、教官一人」の日本の医学教育体制では、これぐらいの過誤があってもおかしくない面もある。
また、医学部の場合は、自己の適性判断と教養の涵養もかねて、他学部卒業くらいが望ましい。
やはり、それくらい丁寧に育成しないといけない。
そういうことでの国民の負担は、覚悟すべきであると思いますね。
アメリカの場合、アメリカの医学教育充実の為に、医学部長レベルの人たちは必死に実業家たちや財界から寄付集めをしたりして、そのストレスで過労死したりしておりました。
医学教育の充実の為に、彼らは命を削って働いております。
>大局的には、現場の心ある医師が「アレはちょっと・・・」と思うような問題点を是正する方向に進めたら良いと思います。その目的達成のためにマスコミ・ジャーナリストに利用価値があるなら、大いに利用したらいい。ただし、アメリカ的に患者の権利を叫んで暴れても同意書の文言が長くなるだけ、訴訟を起こしまくればそのコストが医療費に転嫁されるだけの気がする。過去を振り返り、場当たり的な左翼的闘争は、長い目でみると全員の不利益につながることが多かったように思う。改革を成功させるには、是が非でも良質なインサイダーを多数味方につける必要がある。心ある人の退路を封じて全員を敵に回してしまったら、田中真紀子の外務省改革のように失敗してしまうでしょう。単純に突撃したら、当初の志とは全く逆の結果が待っているかもしれない。
本当にそうですね。
一番いいのは、そういう人々が集まって研究検討し、実現性のある方法論を提示してもらう場や、それを推進する公益法人(民法法人)でも設立すればいい。
(なお、民法法人については「準則制にする」という改革案が小泉自民党あたりで進行しているようでして、これは大いに賛成です)
さらに、各自治体で法律部門・心理学部門・人間工学部門などなどに分けられた「医療制度改善委員会」を常勤で設立し、機動的に安全対策が出来るようにしたり、問題点を見つけ出すようにしていけばいいと思います。
問題点を見つけ出し、丁寧に解決していく。
医療過誤問題の解決の道は、かようなお金のかかる(しかしその投資は無駄ではなく、多くの人々の福祉と社会経済に資する)、そして地道で根気の要る方法でしか解決できないように思います。
>知ることは重要だと思いますが、事実を知った後どう対応するか。我々一人一人の対応で、日本の医療制度や業界のピクチャーは大きく変わるはずです。
今まで、沢山の初歩的ミスで多くの人々が命を失い(従って経済的にも大きな損失となる)、非難はされてきましたが、本質的改善にはほど遠い。
今は、問題を見つけ出し、解決できる形に誘導していくことが、まず重要です。
現状では、セカンドオピニオン、サードオピニオンが得られる状況にしておいたほうがいいと思います。
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