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江藤氏の発言はここで知りましたが、ぼくの視点から一つの結論をいえば、同氏は(おそらく)ご自身の才覚でお金を稼ぎ納税した経験がないのです。生涯をトータルして個人として国家財政に寄与しない議員が多いことは問題で、だからああいう発想になってしまうんだろうと思います。
国家を代表する意識を持たせたいなら、1勝ごとに各人にこの夏の公務員のボーナスくらいのインセンティブを支給する。勝ったときの経済効果を思えば回収は瞬時、これぞ公共事業のお手本ですよ(笑)。彼らの身分は公務員ではなく激しい競争社会を生きる民間のプロなのだから、技術が高くスター性があり結果的にいくらの年俸を取るかが全て。出場している選手は若くても大変な高額所得者の筈なので、与党の実力者がそんな根性してると海外流出が止まらないでしょう。平均的サラリーマン数十人に匹敵する高所得者が外国で納税し外国で消費する。国家として大変な損失になります。
ところで、髪の色に関しては、ぼくはこだわります。
ここ2、3年、日本に帰るたびに「なぜあなたは茶髪にしているのですか?」と聞くことにしている。率直に不思議に思っているからです。残念ながら、いまのところだれからも納得できる説明・解説が聞けていません。これは妥当性があるかなと思ったのは浜崎あゆみの影響という説。ぼくの観察だと、日本の若者の髪の色が大きく変わった時期と、金融機関の含みが尽きた(一部実質破綻状態に突入した)時期はおおむね一致する。以前GODAさんが「私はこの時期に日本を見捨てた」と言っていた時期の少し後です。もしも両者になんらかの因果関係があるとすれば(ぼくはあると考えている)、政治家がこの件で評論家的な発言をすること自体が盲目の証といえますね。
若者の髪の色をよく観察し、茶髪を(政治に対する)イエローカード赤髪をレッドカードと思い、色調の変化を鋭敏にそして真摯に受け止め国政に反映させねばならないということ。対症療法としてデフレと景気の対策に注力して若者の雇用が増えれば、自己主張の主戦場がルックスから内面に移って、少しは髪の色が変わるかもしれない。日本の10代〜30代の髪の色が今後どのように変わっていくか、ぼくは結構ウオッチしているのです。
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